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鏡に映った自分を 信じられなくなる時がたまにあります
ほらね誰かを傷つける僕がたまらなく嫌いです
でもそんな自分も好きになってしまったら 僕は僕じゃなくなる
それは全く違う人
今、リアルタイムで
僕はネットに 言葉を書き込む 窓の外は美しい月の夜
現実をシャットダウンしたら きっと悲しさだけが残るから
まだここで
生きたい
生きたい
生きたい
明日へとスクロール
ネットをとじて
夢の中へダイブ
さよなら今日よ
さよなら世界よ
我は、眠れる獅子となり この部屋で安らかに 安らかに 夜明けを待ちます
あなたの傍で
何気に
手を握って
伝わるぬくもりに素直に沈む
ネットの海に沈むように。
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忘れたはずのイエスタデイ 胸を突き刺す
たどり着いた真夜中に言葉をなくした
一羽の鳥 翼を休めて
少しずつ 寂しさが色濃くなる
ふと気づくがら空きの映画館でひとり
映画を見てる
そんな心地
切なさが際立つよ
この街でひときわ 高いビルの屋上にのぼって叫んだ思いは強がりでしかないから
やがて 本当の気持ちが僕の頬を伝い落ちるだろう
その時あなたは
誰かに優しくするようにただ当たり前に僕を慰める
あなたが優しくすればするほど 僕とあなたの距離は離れてゆくことをあなたは知らないまま
遠い 眼差しで 隣で笑うあなたを 僕は見つめていた
あなたが好きで
ただ好きで
それだけなのに
こんなに辛くて
死ぬほど苦しくて
それなのに
叶わない恋
僕の瞳は あなただけを映しているのに
あなたの瞳にはいつだって いろんな人への愛が映ってる
五月雨よ
あなたを愛してしまった あの人への思いを跡形もなく 洗い流して
思いだけがいつも
一人歩きしていたよ
その優しさは
ギリチョコ程度の
愛だったんだね
それなのに
あなたは誰のことも
精一杯全力で愛すんだね
あなたは罪な人さ
出会わなければ
良かった
そんな思いさえ
打ち消すほど
あなたと居ると
僕まで優しい
気持ちでいっぱいになるんだ だからあなたともっと居たいと思ってしまう
あなたと居ると
毎日が楽しいから
それがぎゃくに悲しいストーリー。
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世界でただひとりの僕のお母さん
あなたは恋人や友達とは違う血のつながった愛で僕を育ててくれたよね
素直になれない時もあるけど それさえあなたは構わずにどんなことがあっても
僕を心配し続けた
いつの間にか
あなたはいない
いつの間にか
お墓の中
ああ もっとたくさん子供らしいことしてあげれば良かったな
今さら こみ上げる積年の後悔が涙になって頬を伝うよ
母の膝の上 まるでゆりかご
気づけば そこにあなたがいて
気づけば やっぱりいるはずもなくて
不意に涙ぐんだりして
遠い昔思い出したりして
いなくならないとわからない あなたの存在がどんなに僕にとってかけがえのないものだったのか
愚かな僕は今さらあなたを恋しがる
あなたは僕の全てだった
あなたは僕の始まりだった
それなのに
それなのに
ありがとうさえ言えないままお別れしてしまったよ
ああ今 あなたとの思い出があふれ出す
聞こえるかわからないけど 天国の母よ
ありがとう
そして
ごめんなさい
本当はとても 大好きだった
本当はとても 感謝していたよ
ひとり 歩き出す
僕を遠い空の彼方から見守っていてください
世界でただひとりの僕のお母さん。
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雑踏の中に投げた救いの声はあっという間に たくさんの足音にかき消された
そこで何をすべきなのか そこで何がわかるというのか わからないけどここにいるよ
立っているだけで めまいを起こして 狂ってしまいそうな夏の陽射しにうたれながら 僕らは世の中に潤いを信じたんだ
疑いもなく ただ そこにいるよ あなたがもしも僕を信じてくれるならば
言葉になどならない 僕から君へのメッセージ
真夏の青空の彼方へ飛び立った蝶
行き先はわからない
それでもあなたはそこで僕を見守っていてね
灼熱の十字路(クロスロード)
東京シティ
緑に囲まれた田舎の古き良き夏
ばあちゃんの育てた野菜にかぶりつく
川で釣り三昧
幼き頃の夏休み
毎日が本当にスペシャルだったんだ
さなぎから孵った
蝶は青空の中を
自由に飛び交う
成虫 もう子供じゃない
さあ 夏はそこまで来ている
真夏の蝶よ 鱗粉を撒き散らしながら
僕らの夏はここから始まる。
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あなたがもっと笑えますように 誰もが誰かに願ってる
僕の一番大切な人
君の一番大切な人
その人の笑顔を守りたいと思うんだ
その人がもしも涙流して 悲しみに暮れていたときは そっと駆け寄って 何も言わずに傍にいてあげることしか できない僕を責めもせずにあなたは優しく笑ってくれた
そんなあなたの幸せのために僕はいくらだって頑張れるから
いつでも欲のないあなたは 見返りなど気にせずに僕の心配ばかりしているんだ
心配かけたくないから
僕がちゃんとしないといけないのに
だめな僕はあなたにいつも心配かけてばかりいるんだ
あなたが誰より好きで
心から愛してて
そんなあなたの幸せを守るため 僕はここにいるんだよね
だからあなたの笑顔が涙で濡れないように ずっと僕が頼りないけど 傍にいさせてもらえるだけで 幸せなことだと気づいたから ありがとう言うまえに僕はあなたに今までの恩を返したいんだよ
ありがとう
愛してる
いつも言葉にならないね
笑顔と笑顔で 向き合って ほらね僕らは誰より幸せになれるから
あなたにずっと愛されていたい
あなたをずっと愛していたい
二人の願いが重なる時 全ての光が瞬き出す 暗い夜でも雨降りの日でもあなたを思えば 平気だから
ずっとこのまま
あなたはあなたらしく
僕はもう少し頑張って
あなたにふさわしい人間になるよ
笑顔と笑顔で織りなされた日々を編み込んでゆく
僕らの毎日はずっと続いてゆくよ
愛されながら
愛しながら
たまに笑って
たまに泣いて
僕らは生きてゆくのさ
今日も僕に
優しく笑う
あなたが愛しいと思うから その愛しさを力に 頑張るよ。
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不器用だって頑張るその姿が誰の目にも美しく見えるといいな
僕らは隙があればいつだって怠けたがるなまけものだけど
なまけものだって時には頑張る時もあるんだよ
誰かに優しくもできるし 泣いている人が傍にいれば 慰めてあげるんだ
大事なのはいつでも頭じゃなくってさ
計算など行き届かぬ
心と心の繋がり
そこで泣いている人を指をさして笑うような人じゃなくて
すぐさま 迷わずに
駆け寄って抱きしめられるようなそんな人になりたい
頭なんかわるくたっていいからさ 心がちゃんとしていれば
きっと僕らは誰もがみんな本当の人っていうもんになれるはずだ
自分を恥じることより
自分に誇りを持つんだよ
いつも自信を持つことは無理かもしれないけど
歩いていくその過程で誰もが挫折を味わって きっと1日も欠かさずに人は泣いているかもしれないけどあなたが心から生きてるってことを
感じられているならば
それでいいからね
それでいいからね
こんな簡単な計算もできないばかでも
ひとつだけいいところがあります
それは誰かを思いやれるという人間にはなくちゃならない心があること
ばかは今日もたくさんしかられて ミスもするけど 今日もばかは優しく 微笑む
不器用だけど頑張る姿が僕の目に 止まる
ありがとう おまえはばかだけど人間としては 僕の何倍も上をゆく 人だよ
そんな目をあなたは持ってるかい?
ばかをばかとしてしか見れない目は節穴さ
ばかを尊敬している僕もばかでいいよ
でも心のない人間には何にも言わせねえ
何にも言う資格はねえ
ばかが楽しくばかをやれる世界で 心と心で繋がっていたい
当たり前な事だけが重要視される そんな世界で ばかみたいに生きていられりゃ
生きている事を心から感謝できるはずだぜ。
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昨日の涙を思い出して
あなたの笑顔を思い出して
明日へと渡る舟に乗るんだ
舟を漕ぐのは自分で
行き先決めるのも自分だ
最初も最後も結局ひとりだ
ひとり旅 気ままに
風に吹かれて
ブルーになる日も
陽気な日も
なるべく笑って
なるべく優しく
僕は居たいんだ
君と居たいんだ
ひとり旅 気ままに
大人になってから
子供の頃思うと
なんだか悲しくなる
だけど笑うよ
だけど泣かないよ
僕は強いんだ
僕は無敵なんだ
そんな馬鹿げた強がりは長くは続かないことも知ってるから
悲しみはぬぐえない
切なさはぬぐえない
さよなら 今日よ
またひとつ
死んでゆく日付
明日は新しい
1日が生まれ出るよ
ひとり旅
気ままに
行こう
ひとり旅
急がず
慌てず
ひとり旅
気ままに
行こう
行こう
行こう
涙の雨に降られて
笑顔の陽射しに
めぐまれて
ああ 流れゆく舟の
ああ 流れゆくその先は光あふれる未来
光あふれる未来
僕は生きるよ
なにがなんでも
土に還るまで
この世界から僕が
影も形もなくなるまで
もう少し ひとり旅
続けます 今日もまた気ままに 道草ふらり。
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理不尽な事ばかりだ
矛盾だらけの世の中だ
報われない事ばかりだ
立場なんてあってないようなものだ
いらだちばかりがたまる
言いたいことはたくさんあっても言えないから 困ってんだ
牙を剥いてみりゃ
今時の若者はとか言うに決まってんだ
僕らの意思はことごとく潰されて やがて汚いやり方でのし上がったような腐った大人たちが世界を醜く 作り替える
僕らは俗にいう
一般ピープル
住民票にも名前が記載させてるよ
親の名字を名乗り
つけられた名前で生きて それではじめて僕という人間になったのに なんだかそれを否定されているような憤りをおぼえる
世の中は閉鎖的
たちのわるい聞く耳を持たない酔っ払いと同じだ
叫びたい思いがある
届けたい思いがある
歌いたい思いがある
伝えたい思いがある
聞いてほしいだけさ
解ってほしいだけさ
認めてほしいだけさ
責めないでほしいだけさ
僕と世の中の間にできてしまった亀裂ともいうべきズレを少しでも元に戻せるならば僕もそれを願ってる
頑なに僕ら若者を非難するんじゃなくて
僕らの個性にも少しは目を配ってほしいだけなんだよ
矛盾に気づいても
理不尽な要求されても 目をつむり聞いてきた僕らも僕らだけどさ
その矛盾を生み出したのは世の中なんだよ?
ほらね僕らも完全には悪役とはいえない
ほらね世の中も完全には程遠いはず
大切なのは 当たり前な事が当たり前に大切にされる世の中だ
僕らもそれを心のどこかでわかってる
互いが互いにいいところを認めあい
わるいところはわるいと言い合う
人間と付き合うのと同じように
欠点と利点をさぐり合う事が大事なんだよ
それが世の中との上手なつきあい方だと俺は思うんだ。
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ほいほい 従う あの人の下で僕は今日も働く 文句ひとつ言わない僕も結構えらいじゃないか
だけど 本当はいつかやり返したくて 闘争心 メラメラ燃やしてるんだぜ
何度見ても切なくさせる 夕陽が今日も街を赤く染める
ほらね いつもの1日が静かに今日も終わる
今の現代社会に文句ある奴は 手をあげろって民衆の中に声を投げたら きっと全員が手をあげて言うだろう 「部下の立場や思いも少しは考慮してください」取り扱い注意心ってもんが一番ワレモノです
人間の価値って何で決まるの?
漠然とした高学歴みたいな頭の良さ?
腕力? 脚力?
芸術的な才能?
協調性? 社交性?
一体全体何で決まるの?
特別な事は何もない脳天から足先まで空っぽの僕にはどんな魅力があるってんだ?
今日の悲しみより
まずは明日の喜びだ 常に頭の中だけは先を行く無駄な先駆者
あきらめやすいだけなのか単にバカなだけなのか
それも魅力といえばいえなくもないけど
今日も殺伐として街並み 雑踏に飲み込まれてゆく だらしなく着こなした スーツ姿の人たち
働くことに生きがいを求めるために出かけるのか
ただ従うことを学ぶために行くのか
いつでも感じる 目立つそのズレを 僕は抱きしめて 歩いてゆくのかな
矛盾という名前の重たい荷物を背負って
理不尽という名前の足かせ 引きずって
歩いてゆく 徒然なる日々
僕をとりまく現代社会よ
金をもらえなかったなら僕はこんな無駄なことはしないんだ
貴重な時間がどぶに流れていくのをただ指をくわえて見てる少年のような僕が惨めに空を見上げてる
都会育ちにはない
このアンバランスな思いと ひとりきり
闘いながら
今日も僕なりに日々をロックしているよ
ロックしているよ。
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ああ 理不尽な事や矛盾に満ちた風吹き荒れる現代社会(よのなか)で生きてく為には 最低限のルールを守って
常識を学べよ、諸君
ルールを守ることはたいへん素晴らしいと思うけど
誰かに従っているばかりが かっこいい姿だとははっきり申し上げて僕には思えないんです
僕自身が何者なのかを考えた時 誰かに頭を下げて ロボットみたいに「はい」か「いいえ」で受け答えする姿など僕とは重ならなかったんだ
どうにもならなずに
とりあえず世の中に牙を剥いて 逆らい続けた日々が 正しいのかはわからないけど
夕陽に向かって
叫んだあの言葉は今の僕を多かれ少なかれ強くしているんだ
誰にも胸の内に抱えた事情があるから
附に落ちない事ばかり いつもあるけど
それに耐えるのも仕事なんだと僕はいつまで自分を 言い聞かせることができるかな
どうにもならずに
気づけば走り出していた僕の後ろで誰かが 僕を呼び続けていたのにも気づけずに
それでもひたすら 全てを憎み続けた僕が気づいた時には もう誰一人 僕の傍には居なかったよ
この孤独も 僕を包んだ悲しみも 多分僕にしかわからないから
歌にも詩にもできないけれど 明日という希望の光が僕には見えているから
ずっとこのまま何かをあきらめずにいれば いつかこの現代社会(よのなか)にも優しい横顔があるってことわかるかな
見えるかな
とりあえずもう少し
ここで生きて
頑張ってみるよ
静かな夜にたどり着いた僕の瞳に輝く涙
理由なんて聞いてほしくないのさ
僕にだってそんな夜がある
また明日になれば
きっと今日とは違う
見えなかった何かが
きっと見えるはずだ
僕は僕自身に問いかけた
あなたは明日が来ることを望んでいますか?
曖昧な返事でしか
今は返せないけど
きっと明日が晴れたら もう少しまともな返事を返せると思うから 今日はカッコ悪い僕のままで 涙に暮れさせて。