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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[2620] お天気
詩人:どるとる [投票][編集]


大好きな君の顔はまるで天気のように
不機嫌な時
曇りがち

時には悲しいこともあるから
雨が降るのさ

でもやっぱり楽しいときにはね 素敵な笑顔が太陽みたいに輝くのさ

あなたの笑顔を見るとなんだか元気になれるから
不思議な魔法のように
疲れていても
僕より一回り小さなあなたのその身体を抱きしめられる

もっとあなたに笑っていてもらいたいから
僕はない頭で考えているよ

あなたの今日のお天気は晴れですか?
雨ですか?

気まぐれなお天気に
少し 疲れるけど

あなたが笑うとやっぱりうれしいもんだ

あなたが泣くとやっぱり悲しいもんだ

基本的には愛してる
英語でいうならアイラブユー

ずっと傍にいてね

僕からあなたへの
気持ちの全てをこの詩に込めて

あなたの心よ
晴れていけ

やっぱり
あなたは笑ってるのが一番 素敵だよ。

2011/03/21 (Mon)

[2619] カレーライスの歌
詩人:どるとる [投票][編集]


昔ママがつくってくれたカレーライスは
まるで舌がとろけそうなほど おいしかった
少し甘口で
じゃがいも
にんじん
タマネギ
豚肉一口大に切って
忘れちゃいけない
スパイスまぶして
お鍋の中で
ぐつぐつ
コトコト
じっくり気長に煮込むのさ

湯気をたてて
お皿にもられた
山盛りのご飯に
ルーをかけたら
さあ召し上がれ

カレーライスの出来上がり

また食べたいな
懐かしいあの味

ぐーっとお腹
鳴ったら
あの味を思い出すよ
ママのカレーライスはどんなお店のカレーライスもかなわないさ

カレーライス
アイラブユー

甘口 中辛 辛口
どれもおいしいね

カレーライス
アイラブユー

辛すぎても
甘すぎても
だめさ

添える
漬け物はやっぱり
福神漬けがいい

じゃがいも
にんじん
タマネギ
豚肉一口大に切って
忘れちゃいけない
スパイスまぶして
お鍋の中で
ぐつぐつ
コトコト
じっくり気長に煮込むのさ

湯気をたてて
お皿にもられた
山盛りのご飯に
ルーをかけたら
さあ召し上がれ

カレーライスの出来上がり

1人でもちゃんといただきます言うからね

天国のママへ
頑張ってつくったよ
まだまだママにはかなわないけど

手と手を合わせて
いただきます

デリシャスさ カレーライス

大好きさ カレーライス

カレーライス
アイラブユー!

2011/03/21 (Mon)

[2618] 結果ばかりが全てじゃないさ
詩人:どるとる [投票][編集]


子供のころに戻って
思い出してごらん
きっとわかるはずなんだ

結果ばかり優先する大人たちの言葉は
子供の心に深く突き刺さる

きっと過程が大切さ
結果なんかどうでもいいさ
頑張ったことが大切さ
結果ばかりが全てじゃないさ

一番じゃなくてもいい
最下位でも頑張ればいいんだ

人生も同じさ
結果ばかり
見つめないで
見つめないで

僕はあなたの言いたいことわかるさ

2011/03/21 (Mon)

[2617] 蜃気楼病
詩人:どるとる [投票][編集]


見えない電波にだまされて
見えるわけもないものを
あたかも見えているかのように
錯覚する我々は
蜃気楼病です

幻覚に特効薬無し。

2011/03/21 (Mon)

[2616] 悪役志願
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僕にはなんの価値もない
でも君がいれば価値も出る

輝くダイヤモンドのように
ただの石ころも価値を持つ 価値を持つ

付加価値のようなもんだと君は首をもたげて
人形みたいに
笑う
笑う
笑う

今はまだ長い旅の途中
目覚まし時計も
鳴ってやしないさ

さあ歩いて行こう
楽園までの距離を
さあ歩いて行こう
おまえの限界まで

腐っても人間だよ
罪を犯し嘘もついた
札付きの悪人さ
これ以上何をおそれる必要があるの?

僕は正義のヒーローにはどうやら向かないらしいから

願ってもないこのチャンス

悪役に志願します
あれこれ壊します
法律破ります
ルールを冒します
自然も壊します
線路から外れます

常識など消えちまえ!

僕は悪の手先さ

痛みなど微塵も感じないよ。

2011/03/21 (Mon)

[2615] 僕が死んだら
詩人:どるとる [投票][編集]


退屈という言葉が嫌みなくらい当てはまってしまうような
そんなしらけた朝に
空は朝からどしゃ降りでいくつもの雨粒が線状に 空から降り注ぐ

喉を灼くような 熱い熱い珈琲を胃袋に誑し込めば
この部屋は無駄なものを除外して必要なものだけを残し
そののちちっぽけな仮初めの生態系を築く

僕はそこでたらふく
酸素を飲み続ける
永久につづく
渇きの日々
潤いなどは夢のまた夢のそのまた夢

もしも明日
何らかの絶望が僕を地獄へ落としても
いつものように
君は君で過ごして下さい
涎をだらだら垂らしながら笑って下さい

へたくそな油絵の中で これ以上ない笑顔を見せる無垢な少女がその油絵の価値を背負っているとしたら
僕の価値はきっと
君が僕の傍にいることで果たされるから
君にさえ見放された僕などなんの価値もないのさ

僕が死んだら
僕が死んだら
遺書さえ破り捨てて
最後の抵抗もむなしく
落とすとこまで落として下さい

愛などもう信じられないくらいに
君のこともう忘れられるように

懐かしい景色は
砂浜に描いた
絵のように
押し寄せる
波にのみこまれるのが運命だ

でも愛しさは
うらめしいほど
この胸に
今もあるのです

最終電車さえも
見送ったのに

君はどうして
それにも乗らずに
なんの価値もない
僕なんかを
愛してくれるの?

これ以上の幸せはないね

単なる夜明けさえ
涙を流すほど
うれしさに溢れてる

無駄なもの、余計なものは何もないね

君がいれば
それでいい。

2011/03/21 (Mon)

[2614] 愛と平和と馬鹿と戦争
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人の命を簡単に奪う戦地の空を見る少年や少女の瞳に映る燃え盛る真っ赤な空と

幸せに平和ボケしている日本の馬鹿なガキ共の瞳に映る空はまるで違う

あなたの目線で見える世界

アングル変えれば
地獄にも天国にもなる

だが、ガキ共の瞳に映るのは単なる欲望と薄汚い金への執着だ

戦場に揺れる名もない可憐な花と都会の花屋にある気取った花とでは価値が違う

きっと戦場に咲く花は値段がつけられないくらいに尊いものだ

花屋にある花など
それに比べたら
ただのごみ屑だ

日々流れる血と
消えてゆく命は無意味な戦争の果てに奪われ
どこかで響く誰かの馬鹿な笑い声に汚され
やがて僕らはチンケな慰めで遠い異国に同情している

銃声を聞けば
身を縮め
悲鳴が飛び交えば
耳をふさぐ毎日で

愛と平和など
夢のまた夢だ

それでも戦場に咲く花にはなんの罪もない

神も仏もないこの地球には腐った大人たちの無意味な殺し合いが生んだ沢山の悲劇が今もなお繰り返されている

僕は言い捨てる

馬鹿らしい

命をなんだと
思っている?

命を奪うような
人間は人間じゃない
猛り狂った
ただの獣だ

見よ、戦場に咲いた花の美しさを
子供たちの潤んだ目を

お前たちはそんな美しささえ無視して
人を殺める

少年は今日も命からがら
生きている
いつ死ぬともわからない
恐怖の中で

そして我が日本では
平和すぎるがゆえに
馬鹿みたいな奴らが群れをなす

僕は秩序のないこの国の有り様に狂いそうになる

一体平和とはなんですか?
一体人間とはなんですか?

馬鹿は今日も馬鹿なだけだけど
少年は今日も
戦場に咲く花のようにただそこにいるだけで美しい

生きていることを何より 僕らに知らしめてくれる

君たちの命は
きっと馬鹿な奴らの命より 重いと思う

馬鹿は今日も馬鹿みたいに笑う

僕はただ黙って世界を見渡す。

2011/03/21 (Mon)

[2613] 百年の寿命
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あなたは明日だれとどこでどんなふうに生きますか?

目覚めた瞬間から
問われる
生きるという
1つの形
それぞれの生き方

今日も僕に投げかけられる
「あなたはどう生きますか?」

なんとなく生きる。
阿呆みたいに生きる。
馬鹿みたいに生きる。
欲張りながら生きる。
流れるように生きる。
笑いながら生きる。
怒りながら生きる。
泣きながら生きる。
歌うように生きる。
愛されながら生きる。
愛しながら生きる。
嘘みたいに生きる。
誰に許されるともなく生きる。
何に許されるともなく生きる。
とにかく今日を生きる。
それなりに生きる。
地道に生きる。
急かされながら生きる。
恐れながら生きる。
転びながら生きる。
躓きながら生きる。
走るように生きる。
歩くように生きる。
働きながら生きる。
養いながら生きる。
敬いながら生きる。

1つしかない
今日という24時間を
それぞれがそれぞれに生きる

いつか尽きる自分という全世界の
百年の寿命の中で

僕もあなたも
「生きる」という形をとることで
様々な場面に
出会い
様々な景色を
通り過ぎ

今日まで生きてきた

その事にきっと正解なんてない
間違いなんてない

でも信じたい

生きていればこそ
見える まぶしいほどの「光」を
その光がくれる
「生の実感」を。

2011/03/20 (Sun)

[2612] 明日の行方
詩人:どるとる [投票][編集]


消えてゆく 今日の日よ わずかなぬくもりだけを残して

ビルばかりに囲まれた 東京の街で 流行りに流されて
本当にすばらしい
歌は地下鉄のように
暗い路地裏で静かに響くだけさ

明日の行方を知ってしまえば きっと僕は死にたくなる
どうせ希望なんて
あるわけもないのに

僕だけの一番星を探している旅の途中さ

消えてゆく 今日の日よ 数秒ごとに生きれば生きるほど
その味を濃くしてゆく人生よ

まだ若いこの僕に何を求めていますか?
そして僕には何ができますか?
僕の唄はいつかお日さまの下で歌えるかな?

行く先もわからない
宛のない鈍行の旅

明日の行方は星空の彼方でゆらめく蜃気楼。

2011/03/20 (Sun)

[2611] 夜の片隅で
詩人:どるとる [投票][編集]


今夜は期待を裏切らないいつもと同じ夜だな
この退屈さも憂うつな感じも昨日と瓜二つ

誰にもぬぐいきれない涙があるよ
べつに何がきっかけでとかそんなんじゃないけど
どんな些細な幸せにも涙があふれる夜

涙腺はもうゆるみっぱなしだから
歯止めが利かないくらい涙があふれる夜

夜の片隅で 不器用に光り輝く星を見つけたら
それはきっと僕の涙だよ

名もないその星に名前をつけて

今は君だけが頼りだ

どんな小さな光も
足りないくらい
僕は淋しいから

どうか どうか
慰めの唄を
口ずさんでよ。

2011/03/20 (Sun)
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