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[2519] どうせ笑うなら
詩人:どるとる [投票][編集]


君は笑うことは好きですか?
僕はあまり好きじゃないよ

だけれどできることなら好きになりたいものだ

幼いときはあんなに
素直に笑えていた僕も
大人になってふと気づくと愛想笑いばかり浮かべていた

嘘で汚れてゆく笑顔は やがて本当の笑顔を腐らせてしまう
笑うことの喜びも
笑うことの素晴らしさも嘘の笑顔じゃ
感じることはできません

心から 心から
笑いたいよ
あのころのように
素直に笑いたい
無理やりに
笑うんじゃなく
心から 心から
笑いたいよ

どうせ笑うなら

今日も僕はピエロの顔で お客さんに笑顔振りまくがごとく
社会に尻尾を振る
こんな自分なんて
心から 嫌いさ

笑うことは素晴らしいことだ
楽しけりゃ笑うのが普通だけど
楽しくもないのに自分をごまかして笑う辛さよ
わかるかい?
わかるかい?
このむなしさときたら
悲しいじゃすまないんだよ

心から 心から
笑いたいよ
あのころのように
素直に笑いたい
無理やりに
笑うんじゃなく
心から 心から
笑いたいよ

どうせ笑うなら

今日も日は暮れて空が真っ赤に染まってる
何事もなかった日だったんだ それだけにつまらないけど
それだけに幸せだったんだ

さあ 何を宛てにしてるの?
結局何を決めるのも自分でしょう?
違うかい?

心から 心から
笑えばいい
あのころのように
素直に笑うんだ
無理やり
笑う自分蹴飛ばして
心から 心から
笑うんだよ
笑うんだよ

何かを失いたくないとか 他人との友好を壊したくないだとかいろいろあるのはわかるけど 自分なくしてまで 守りたいものなどあると思いますか?

だから

心から 心から
自分に笑いかけてあげなさい
心から 心から
自分に正直になってみなさい

馬鹿みたいに笑う自分が どれだけくだらないかわかるから

頑張ったね
頑張ったよ
もう無理はしなくていいから。

2011/02/26 (Sat)

[2518] 空色のシャツを着て
詩人:どるとる [投票][編集]


空色のシャツを着て宛もなくどこかに出かけよう
なくしもののありかでも探すとしよう

悲しい出来事にいちいち泣いていても
仕方ないのさ
だから
だから

空色のシャツを着て
夢のない街から出て行こう
なくしたものが見つからなくても

悲しい出来事は尽きそうもないからさ
歩き出そう
ゆこう
ゆこう

ボタンのとれかけた空色のシャツを着て。

2011/02/26 (Sat)

[2517] 桜の記憶
詩人:どるとる [投票][編集]


あたたかい陽射しの中で笑っている君のその笑顔は
まるで大地に降り注ぐ太陽のまなざし

君が笑えばなぜか僕もうれしくて
君が泣いているとなぜか僕も悲しくなる
そんな通じ合える部分と争い起こすように通じ合えない部分があるけどそれが僕らの愛を支えている

はじまりの風が今
胸を吹き抜けてゆくよ
僕は今 君と笑う

君が僕に笑うように
君が僕を愛すように
僕も君に笑うんだよ
僕も君を愛すんだよ

見返りを求めないその思いに今日もまっすぐな笑顔で応えよう

どんな運命の風が吹いても僕らは動じることなく 鼻で笑っていられる

僕らはこれでもかって位愛を知ってしまったから今さら離れられないんだよ

不器用な僕だけど
人を愛すことに不器用も器用もないだろう
だから僕は僕のできる精一杯を 見せるんだよ

大事なものはきっときっときっと
そんなに難しい事じゃなくて 変わらないきもち持ち続けている事守るだけで
ふたりはいつまでも
笑っていられる

僕は何度でも思うよ
誰の瞳に美しく映るあの桜のように
僕も君も もっともっと愛をふくらませてゆこう

はじまりの風に吹かれて 桜色に染まる道の上を 手をつないで歩く こんな景色さえも永遠じゃない事
痛いほど知っているから 僕と君いう花が枯れてしおれてしまうまでの残された時間を大切にしよう

この僕の空っぽの頭の中に咲く満開の桜の記憶
君と僕をつないでる
いつまでも忘れない
大事な記憶

桜を見るたび
よみがえる記憶。

2011/02/26 (Sat)

[2516] 僕の人生は駄作の詩のように
詩人:どるとる [投票][編集]


良いことなんて 何ひとつないけれど
このまま 潔く 死んだところで
そのあと知らない誰かに 笑われるのも
なんか癪だから
生きて 生きて 生きて
生きてゆくよ

思えば 全てが 不思議な事ばかりだね
僕が生まれたことにはじまり僕が死んでゆくこと まるで魔法のようさ

僕はここで 死ぬまで生きて 笑ったり泣いたりするけど
夢を叶えたり 誰かの役に立つような人生歩くつもりはない

ただ、僕は絶え間ない今という今を
本のページを飛ばし読みするように
忙しさにまかせて次から次に 見送っていくだけだ

僕の人生は駄作の詩のように

読む価値もないのさ

時にはそんなきもちになるけど
生きているのは何かに期待してるからでもあるのさ

空が晴れてくれるのをひたすら待つように

駄作が時に 名作に変わるから。

2011/02/25 (Fri)

[2515] 少年の詩
詩人:どるとる [投票][編集]


本当に伝えたい言葉をひねり出す
詩人たる僕らは心の底から聞こえぬ叫び声をあげている

昼夜問わず 僕にのしかかるさびしさがいよいよ誰かの命まで奪ったよ
今日、どこかで誰かが天国へ旅立った
テレビの中でキャスターが無表情で伝える

自殺を隠蔽しようとする 先生たちは一体誰の味方なの?
そしてその事実を知っていて知らないふりをするクラスメートはどんな心境なんだろう

傍観者と加害者 そしてしみったれた先生、親たちはどんなふうに流れた報道を見ているのだろう

いじめられてたという紛れない事実が
被害者の少年の机の奥にしまわれていたノートに 書き殴られて やっといじめが発覚しても
死んでいったその少年は時間とともに過去の人になってゆく

僕ら詩人はありのままを伝えるべきだけど 誰かの死を詩にする時に気づいてしまうよ どんな言葉も慰めにはならず 弔いにはならないって事

だけど 僕はそれでも会ったこともないその少年の痛みや迷いや悲しみを
全部わかったような顔で語りたいのだ

それを非難するのも正しいけど
僕は詩人だから
悲しみも喜びも
痛みだって
言葉にしたいのさ

少年がひとり闘っていたように
僕も言葉と闘っていくよ
少年がひとり泣いてたように
僕も言葉に泣かされているよ
だけれどその悲しみの差は違えども
僕はもういない
少年のいた足跡をたどるように
詩の中で少年の笑顔を涙を心を生き返らせてあげたいから

だから

言葉で今 伝えたい事があるから
言葉じゃなきゃ いつまでもわからない事があるから
不器用だって
素人丸出しだって
魂を込めるから
輝かない筈はない
輝かない筈はない

少年よ 聞こえるかい?
今 僕は君の抱いていた悲しみを 痛みを
詩にするよ

慰めたいためだとか
弔いたいためだとか
考えてもいない
愚かな僕だけれど

君の詩を書きたいという思いが僕を駆り立ててる。

2011/02/25 (Fri)

[2514] 傍にある全ての愛と優しさへ
詩人:どるとる [投票][編集]


僕なんかの傍にいても なんの得にもならないのにね
君はそんなことハナから気にしてないように
さも当たり前のように僕がどんな失敗しても優しく笑ってくれる

でも僕もその優しさに甘えてばかりじゃだめだから
少しずつ少しずつ
間違え 減らせるように 君の優しさを糧にして 花を咲かせるように 心を育てていくよ

この頃はわりとさみしくなくなった
君がいてくれることの大切さとか誰かがくれる笑顔の大きさとか そんな事
僕にもちょっとずつだけどわかってきたんだ

数えきれないほどの失敗を重ねて
思い出すのもイヤになるほど涙を流した夜もあるけど
それでもやってこれたのは君のおかげさ

安っぽいかもしれないけど 僕は伝えたい
ありがとう
これからもどうかよろしくね

愛すれば愛するほど
時が経てば経つほど
心の中に大事な思い出が増えてゆく喜び
抱きしめて
今日も生きているのさ

きっと死ぬまで不器用はなおらないと思うけど すぐに弱気になる意気地なしの僕だけど
君が愛してくれるなら
辛いことも頑張るよ

傍にある全ての愛と優しさへ

僕ができる事がもしもあるならば
それは難しい事じゃなくて簡単な事でもないけど

いつまでも
いつまでも
受けた恩を
忘れない事

今日も僕は照らされているよ
朝は君という大きな太陽に
夜は君という大きな月に

ありがとう
これからもどうかよろしくね

君が僕を愛してくれる その意味を
君が僕を信じてくれる そのきもちを
僕はずっと忘れないよ

君は僕にとっての全てだという事
何があっても変わらないさ

だから傍にいてね
世界でいちばん愛してる君へ

君が最大限の愛で僕を愛してくれるなら
僕も僕が持ちうる最大限の愛で君を愛してあげよう

傍にある全ての愛と優しさへ

届いてください。

2011/02/25 (Fri)

[2513] 嘘と本音と矛盾の社会
詩人:どるとる [投票][編集]


この世界に生まれて
もうどれだけの年月が経っただろう
その時間の長さと短さを抱きしめて
今という船の上
たどり着いた
この夜に星を眺めてる

小さな悩みや迷いはいつしか 消え去って
本当に向き合うべきものだけが 上手に並べられて
生きる人全てに襲いかかるよ

鳥かごの中の鳥のような立場を巻き返すには あと何年あと何十年かかるかな

金という餌を与えられないと所詮僕らは飯にもありつけない
だから何かに従わなきゃ 何かに頼らなければ 生きられない

『誇り高いプライドがあるから』
そんな戯れ言はこの世の中じゃ通じないよ

通り過ぎる誰もが僕を冷たくあしらうような世の中を時々見るけど
そればかりが世の中じゃない 僕は人の持つ優しさとぬくもりを知ってるから

本当のことが全てじゃないと知ったとき
僕は嘘をつくことで自分を守るすべを覚えたけど それは僕の求めた姿じゃない

愛想笑いも お世辞も本当は言いたくないけど 散々ばらまいたあとじゃ もう襲いね

流れゆく川のように
そのせせらぎのように
僕はただあるがまま
生きたかった
僕はただありのまま
生きていきたい

今日も僕は僕なのに
僕が思い描く僕から遠ざかってゆく

僕はいつからこんなに簡単に嘘をつけるようになったのだろう?

悲しいくせして
涙こらえる僕のこと
理解できないけど
その悲しさはわかるよ

どうせなら
どうせ嘘つくなら
嘘をついてる
自分に本当という
ただひとつの心を見せてやりたい

だからだから嘘をあたかも本当の事のようにしゃべる僕自身を誰より心の底からほかの誰でもない僕自身が憎むべきのさ

嘘を本当の事のように言っている
僕など 単なるうそつきだ

消えてなくなればいい

だけれどだけれど
どうして僕はいくら嘘をついてみても
裁かれないのだろう?

正しいようだけど
どこか矛盾のある
穴だらけの世の中さ。

2011/02/25 (Fri)

[2512] 新しい光
詩人:どるとる [投票][編集]


今僕の中に生まれてる 新しい光
それは事あるごとに生まれ 簡単に死んでく

はかない命の重さと尊さを 抱きしめて
誰の時間も流れゆく

今君の中にも生まれてる 新しい光
それは気づかないくらいささやかなものだ

瞬く間に 大人になったよ 気づかないほどどこが変わったのかわからない僕です

まぶしいその光はこれからの日々を照らすために生まれ続ける光

抱きしめて
抱きしめて
僕は泳ぎ疲れても止まらないこの脚で
たどり着いた
真夜中に着地するんだ

目覚めた朝にも
夢を見てる夜も
僕の隣には
いつでも
やさしい光がある
だから笑っている

明日もそこに
きっとどこかに
新しい光が生まれてる
明日もそこで
きっとどこかで
新しい光に包まれるよ

君を包む光よ
新しい光よ
傷ついた
その心に
安らぎと
癒やしを
与えたまえ

僕の中に生まれてる
新しい光は
きっと 何度でも死んでは生まれ変わる
そこに僕がいるかぎり生まれる光
新しい光

僕はそこに命の脈動を感じるのです。

2011/02/24 (Thu)

[2511] いつも僕は君を思ってる
詩人:どるとる [投票][編集]


数分進んだ時計を伏せて裏にして 自由になったつもりで手ぶらで出かけた夕暮れ
行き先なんかもとから決めてないけど
自転車に乗って
前かごには
希望を積んだ

もう日も落ちるっていうのに 今ごろどこへ行くというの?

ちょっと どうかしていたよ
だいぶ どうかしていたよ
僕は君のこと 何もわかってなかった

ちょっと 整理してくるよ 頭の中
ちょっと 風にあたってくるよ
僕は君のこと 深く傷つけたから

嘘でごまかしても
言い訳で繕っても
やっぱり
ふたりの愛は
本物だから
また、何度でも
素直になれる

ドアを開けたとき
君が泣きそうな顔でもう こんな辛い日々やめにしようってこぼしたから
僕は頷いたんだ

ちょっと明るく今夜の晩御飯は何?って聞いたよ
そしたら君も冗談っぽく わたしです
なんて言ったんだ

僕はいつも君を思ってて
君はいつも僕を思ってくれる

それだけで男と女は幸せになれてしまう

それだけで僕と君は明日を信じられる

だから何度でも
すれ違おうとも
何度でも 素直になって 互いに頭を下げられるよ

僕は君を思わない日はないよ
君は僕を思わない日はないのかな?

それでもたまには喧嘩してしまうのは

僕らが男とか女だとかいうまえにひとりの人間だからさ

だけどわかってるのは僕も君も人間だけど 愛し合う者同士だってことだ

いつも僕は君を思ってて
いつも君は僕を思ってくれる

それだけで ただそれだけで愛は生まれる

それだけで ただそれだけで生きていこうと思える

いつも僕は 君に救われて
いつも僕は 君に愛されて

僕は君に精一杯の思いを伝えています

不器用だけど 笑ってくれる君が優しすぎるのか わからないけど

ありがとう
愛してるよ

いつも僕は君を思ってるよ
ただそれだけで 強くなれるんだ

今夜も尽きることのないお話会が始まる。

2011/02/24 (Thu)

[2510] 幸あらんことを
詩人:どるとる [投票][編集]


僕はキセキを待っていた
来るはずもない流れ星を待っていた

君はキセキを待っていた
いるのかいないのかわからない神様に祈ってた

言葉は苦手だから
へたくそだけど
頑張って
ひねり出したよ
ちゃちな慰め

君に幸あらんことを
世界に幸あらんことを

笑ってしまうだろう?
これでも本気です

日が傾きかけてくると僕の心も君に傾いてゆくんだよ
言葉にならない思いにぶつかったとき
僕は闇にのみこまれてしまう
でもあなたの存在が僕を闇から救い出してくれる

あなたは気づいてないだろう
あなたはそこにいるだけでいいのです
なにもしなくても僕を照らしてくれるのです
あなたの存在はまるで太陽
隔たりなく世界を照らす太陽

うれしくないはずはない
でも
うれしすぎることはない

あなたは僕だけには笑わない
でも
あなたの笑顔はまぶしいくらい素敵だ

難解だね

君の幸せを願えば願うほど 自信がなくなる
君を好きであればあるほど 自分がちゃちに見える

星をかぞえる夜に
そんなこと
思ったよ

ねえ 今君は
何してるのかな?
時をこえて
空をこえて
思いよ 伝わればいいな

でも幸せになっておくれ 僕なんか寄せ付けないくらい
輝いておくれ

悲しい願いさ
君の望むような
幸せは多分
僕は持ってないから
誰かにたくすよ

幸せになってください

幸あらんことを祈ります

世界の片隅 同じ空の下 街の一角
赤い屋根のこの窓辺から
戯れ ギターを小さく鳴らして。

2011/02/23 (Wed)
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