詩人:どるとる | [投票][編集] |
いつものように朝起きて
いつものようにご飯食べて
簡単に支度ととのえたら出かけてゆく
そんな毎日が僕は大好きさ
繰り返される毎日は僕には宝物
今日もたくさん笑ったね 泣いたね
いつものように
退屈なくらい
幸せだったなら
笑おう 笑おう
いつものように
悲しいときこそ
自分励まし
また歩き出す
そんな毎日が僕は大好き
そんな毎日が僕の宝物
だからいつものように
それを忘れたらだめだよね。
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僕は十分頑張ったよ
神様
僕は無理しすぎたよ
神様
僕は疲れ果てたよ
神様
僕は人のせいにしすぎたよ
神様
いくつも謝らねばならない事がある
いくつも悔い改めなければならない事がある
でも死ぬには死ねなくて
前向きにもなれなくて
そんな気持ち誰かに少しでもわかってほしくて
こんがらがってる日々を生きてる
神様に言いたいこと
たくさんある
聞こえてるか
届いてるか
わからないけど
神様よ 聞いてくれ
あなたはなぜに
僕を描いたの?
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さみしさなんて
孤独なんて 鼻で笑って へっちゃらだって口では言ってはいるけど
本当は僕だって
誰かと一緒に
笑いあったり
抱き合ったりみんなみたいにしたいんだ
だけれど、僕は意地っ張り 強がることでしか自分を表現できないみたいに生きてきたから
いつの間にか
独りぼっち
俯いていた
青春なんて 何がおもしろいのか 僕には何ひとつ理解できないまま 通り過ぎたよ
今はさえない日々
汚い作業着 着て
ひたすら 働く
強がりの結末は
思いもしなかったほどもの悲しい日々
ため息さえ凍りつくほど寒い冬に降り立った 汚れのない天使は 僕の頬に流れる涙を そっと ぬぐってくれる
さびしいけど
悲しいけど
生きていくよ
歩いていくよ
神様がかけた
目覚ましが
僕の永久の
眠りにさそうまで
もうしばらく
この景色を眺めていることにするよ
強がりながらも
泣いている夜
月に照らされて
今も
強がりの結末は
思いもしなかったほどもの悲しい日々
ため息さえ凍りつくほど寒い冬に降り立った 汚れのない天使は 僕の頬に流れる涙を そっと ぬぐってくれる
風に吹かれ
たまらず襟を立て
人ごみに消えてく
僕の姿を
忘れないで
ここにいたよ
そして生きてたよ
何か頑張ってたよ
いつか夢に溶けても
いつか嘘になっても
忘れないで
こんな強がりなやつがいたことを。
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街路樹を駆けてくる
雪の足音
ぐっと寒さ増す
その気なんてなくてもいつの間にか恋してる 君の優しい瞳に恋してる
小脇に抱えた
ささやかなプレゼント
届けるために
僕はただ走る
雪の降る街の中
駆け抜けて
人ごみを押しのけて
君に会いに行く
君に会いに行く。
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目の前にそびえ立ってる孤独の塊
積み重なる季節の波
落ち葉のように
花びらのように
散り際くらいは
美しく死んでゆきたいもんだ
だけれどこの世界は
地獄の沙汰も金次第
先行きは暗い
軽い財布を 大事そうに抱えながら
くだらないものばかりであふれる部屋に閉じこもっていても
友達はできない
彼女はできない
だけれど ひとりが一番なんだかんだ気楽です
こんな雨の降る日は
どこにも出かけず
ずっと家で
テレビでも観てるさ
音楽でも聴いてるさ
傘もなく 悲しみに
まともに 濡れている僕の心
誰かが傘を差し出してくれたら 幸せなのに
出逢いもありそうもない
夢見るだけ 憧れるだけ無謀な僕は自分で自分の身を守ることでなんとか生きています
そしてまた雨が降れば 身を守るため
傘を差すのです
だけれど心までは守れない
役立たずのアンブレラ
やがて 訪れた夜
屋内にいてもなお
濡れてしまう 連休初日。
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朝起きて 寝ぼけ眼でカーテン開ける
朝食は簡単に済まし
行ってきますも言わないまま出かけ
ただいまも言わず
のそのそと家に帰る
繰り返される 退屈な毎日
楽しみなことといえば寝る事、食べる事
あたたかいような
つめたいような
世間の風に吹かれて
どんなに強がっていても流れる涙
優しいような
きびしいような
人たちに逃げ場ふさがれ囲まれて
言い訳も言えず
延々愚痴言われ
延々文句聞かされる
僕の涙はどこへ流れてゆくんだろう?
僕はまるで田んぼのまん中でただ立っているだけのかかしのように
形だけの人生を送っているだけに過ぎない
何が楽しいのか友は笑い
何がおかしいのか常に笑い
誰とも馴染み
何でもこなし
たいへんよくできた人間です
僕にはまねできない
空っ風に吹かれて
へのへのもへじの顔して カラスに集られ
かかしはそのたびに
愛想振りまき世辞をばらまき
時が過ぎるのを待つ
日が暮れ
夜が来たら
人前じゃけっして見せない
大降りの雨をたれ流す
そしていつか立ったまま死んでいくのだ
かかしのように。
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僕が明日もし
仮に死んだなら
誰も気づかないんじゃないのかな
そういやそんな人
いたような
いなかったような
そんな存在だったなら死んでも生きてても同じだよ
いつものように
お日様が昇り
いつものように
踏切が開いて
また閉まって
いつものように
信号が赤に青に変わり
何人もの人が道を行き交って
僕が死んだあとの世界も何ひとつ生きていたころと変わらず
同じなら
それはそれは幸せさ
遺すものも
残した悔いも
何もないのは
かえって幸せさ
なんだかそんなこと
考えていたら
悲しくなった
どうしてだろう
追い詰められて
行き場のない
人生なのに
生きることがやめられない
死ぬことが生きることより難しい
そう思う僕がいる
だからまだ生きていたい
だからまだ死にたくない
楽しいことなど
そうそうあるもんじゃないけど
生きていることが
無力な僕のできる
唯一の仕事だから
明日も僕という仕事をこなすのさ
テキパキとはできないけど ゆっくりゆっくり 慌てず急がず気をつけて
僕は僕を励ますよ
ただ、生きていることが難しいんだ
それをわかっているから 僕という仕事はなかなか捗らない。
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今日も1日 どうも
長らくお疲れさまでした
べつになんにも特には頑張ってないけど
まあそんなこと言わないでさ 自分くらいほめてやれよ
人は生きることにいちいち アクセサリーみたいに
飾りつけたがるけど
僕はなんにも要らないのさ、無防備でも構わないよ
わがままでもいいじゃないか
ばかだっていいじゃないか
僕には夢や愛がある
それで何がわるいの?
何も言われる筋合いなんかないさ
大切なのは僕自身
幸せかそうじゃないかだよ
今日も僕の知ってる
僕であれば
僕であればいい
それでいい。
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わけもなく悲しい
わけもなく嬉しい
わけもなく切ない
わけもなく楽しい
生きていること
生きていくこと
歩いていくこと
歩いていること
曖昧に入り組んだ
謎の塊を抱えて
どこへ行くのか
出口さえ見えない
言葉を綴るたび
何かが報われる
気がしてる
だから唄うんだよ
今日も僕は唄を唄う人
自由気ままに唄を唄う人
悲しみも喜びも
何もかも
唄にする
見つけたもの
見てきた景色
そこにある何か
感じたこと
思いついたこと
気がついたこと
言葉にして
伝えるよ
言葉にかえて
届けるよ
何もない
つまらない世界なら
せめて唄よ 響け
あの夕暮れも
あの雲も
言葉にすればなお
輝くんだ
だから僕は明日も唄を唄う人
きりもなくいつも唄を唄う人
今日はどんな唄を唄おうか?
唄う人よ
悲しいときこそ
唄おうよ。
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『べつに…』が口癖の僕は本当に言いたいこと 言えなくなった
面倒だからじゃない
それなのに
言えない
これはなんていう気持ちだろう
もどかしくて
歯がゆくて
散らかった気持ちだよ
雲行きがあやしくなってきた
明日が見えない。