ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 新着順表示

どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[2369] 愛のある冬
詩人:どるとる [投票][編集]


君がくれるぬくもり
僕を包む窓明かり
今年は 去年とは違うみたいだ

君が時間かけて
つくってくれた
手編みのマフラー
まいてるからね

愛っていうものが
わからなかった僕を今では理解できないね
だって愛ってこんなにも あたたかいんだから

白い雪が降り続く夜
何も特別なものは要らないよ
君の笑顔さえそこにあればいいよ

ポケットにしのばせた指輪を渡したいけど 夜明けが来ても渡せないのさ

あなたがいちばん最初に抱きしめてくれた人だから
僕はもう引き返せない 愛という森の中で出逢った君のぬくもりを忘れられないから
どうか 僕の不器用で遠まわしな言葉の真意を受け取ってね

愛っていうものがなかったら僕は寒すぎて寒すぎて死んでしまっていただろう
ありがとう ありがとう
君がいてよかったよ
ありがとう ありがとう
愛しているよだれよりも

愛のある冬だ
心の中まで
あたたかいなあ

愛している

特別なものなら
ここにあるじゃないか
今気づいたよ
愛が全てだと
やっと気づいたよ

悲しみは溶けていく
やがて太陽が顔を出す
僕らに舌を出して
笑いかけているよ

さあ 歩いて行こう
白い雪の道を
愛を 感じながら。

2011/01/22 (Sat)

[2368] おやすみ
詩人:どるとる [投票][編集]


答えを求めて たどり着いた場所に光はありますか?
何度も夢見て
何度もうなされ
転んでも
転んでも
立ち上がって
光り輝く
明日を探してた

夜を飾る星と月
あまりに美しすぎてみとれていた

今夜はぐっすり眠れそうだな

おやすみ。

2011/01/19 (Wed)

[2367] 優美なる人生
詩人:どるとる [投票][編集]


人生は自信と覚悟さえあれば生きていける

愛や優しさや友情を欲しなければ結果などは気にせずに生きていける

これぞ優美なる人生。

2011/01/19 (Wed)

[2366] たしかなこと
詩人:どるとる [投票][編集]


愛って不確かなものを考えた時
僕にはこれっていう明確な答えは出せなかった
そばにいるだけが愛ならば誰にもできるけど愛することがわからない僕には人を愛してても人から愛されててもわからない

だけど気づけば僕も
大切だといえる人と出会って しきりに愛だ愛だといいながら
わからない曖昧なものを今では大切にしているんだ

仲良しでいるだけじゃわからない
けんかしてすれ違ってはじめて愛は痛みとともに見えてくるもの

君の全てを知っていたようで何も僕はわかってなかったんだな
だから君は何も言わずに背中を向けるんだな
だけどだけど
これだけはわかってほしいんだ
この世界で僕が愛してるのは紛れもなく君ひとりだけだってこと
これだけはたしかなことだから

不確かな愛を抱きしめて時おり苛立ち隠せずに手を挙げる時
口を利かない日々が
幻にしてしまいたい日々が僕と君をさみしくさせるから
そんなさみしさがきっと愛を教えてくれるんだね

愛は形を持たないもので色もないから
不確かだけど
限りなく僕は知っている

言葉じゃ言えないけど
この世界の何よりもたしかなことなんだ

答えは君の中にも
僕の中にも
夕飯のお皿の上にも
日曜日の庭の
木漏れ日にも
街の路地裏にも
見えないだけで咲いているんだ

不確かなくらいにたしかなこと。

2011/01/19 (Wed)

[2365] 記憶の旅人
詩人:どるとる [投票][編集]


思い出すよ
あのころの懐かしい日々

まるで万華鏡のようにいろんな景色映す

空の果てまでずっと涙でにじんで
昔のこと思い出す時
悲しくなるよ

でも思い出は歩き続けてはじめてできるから
歩き続けて
歳を重ねれば重ねるほど思い出は増えるね

明日になったら今日という1日も思い出になればいい
明日はもっと素敵な思い出になればいい

思い出は過ぎ去った場所に残した足跡のようなもの
あまりに切ない人の運命だけどそれでも思い出は素晴らしい

だから明日も明後日も
思い出が増えるたび
悲しさも募ります

煮え切らない思いは残るけれど
思い出はやっぱり素敵なものですね

また思い出すよ
あのころの懐かしい日々

小さなころから
変わらない
不器用で 慌てん坊の僕の性格
変わらないものがあるのもまた微笑ましいね
身体ばかり大きくなっただけさ
態度ばかりでかくなっただけさ
中身は変わらない
思い出の中の僕のまま
あなたに向き合う今日さ

母は知っている
父は知っている

昔の僕も今の僕も
変わらないとこも
変わったとこも

だけど僕は思い出の中の人じゃないのさ
思い出の中じゃ生きられない歩き続ける旅人

記憶の中を旅するように 今日も思い出となる この1日さえも通り過ぎていく

明日も瞬く間に過ぎていくけど昨日の僕も今日の僕も何も変わらない 僕は僕さ

同じ目線で
同じアングルで
あなたと向き合い
語り合う

ただの通りすがりさ

やがて 消息さえ
わからなくなる

朧気な記憶の中をさまよう 旅人

名前などあるようで無いのさ

わかってることは
いつも 僕は僕だってことだけなんだ

そしてまた思い出が胸の中で熱く燃えている

振り返ってばかりの日々
それもまた素晴らしい

でも、今を生きよう
思い出は思い出として抱きしめながら

少しずつ 色あせてゆく思い出を忘れないよう。

2011/01/18 (Tue)

[2364] 散りゆくまで
詩人:どるとる [投票][編集]


空高く舞い上がった
ボールが地面に落ちる
スローモーションで
ゆっくりゆっくり
命は落ちていく

並木道に落ちてる
銀杏のように
ひしゃげて
つぶれても
命は輝くのです

あなたがくれたぬくもりは一生の宝物
ありがとう
ありがとう
大切にするからね

散りゆくまで
見守っていて
散りゆくまで
そばにいて

いつか 時の重さに負けて あなたも地面に落ちるようにはかなく消えても あなたのこと忘れないから

いつものように
笑っていよう

窓辺のイチョウの木も寒そうに北風にふるえてるね

散りゆくまで
見守っているよ
散りゆくまで
そばにいるよ

愛がさびしい心に寄り添うようであたたかいなあ

ありがとう
ありがとう
愛してる

いつまでも。

2011/01/18 (Tue)

[2363] 
詩人:どるとる [投票][編集]


ピエロじゃないんだから 泣きたいときには 遠慮なんかしないで泣きたいもんだね

何かと失敗の多い僕だけどいないよりはマシだから
悲しみに暮れる君のそばにいさせてください

今日もたくさん笑ったね
明日も今日くらい笑えるかな

何度見ても飽きない君の顔だけど時々は涙でぐしゃぐしゃになるね

ほんとくだらない気持ちだって思ってた僕だけど
くだらなかったのはそんなふうに思う僕自身だったね

君に気づかされたよ
人に愛されることの喜びと人を愛することの素晴らしさ

僕はしりました

今日も君の

2011/01/18 (Tue)

[2362] ジーパンの唄
詩人:どるとる [投票][編集]


破けた部分に
アップリケ
つけるように
破けた思い出には
アップリケみたいに
楽しい思い出で
隠してしまおう

色あせた彼女の
穴だらけのジーパンはあちこちアップリケついてる

大切なジーパンだからって 彼女は笑いながら今でも大切に着てるんだよ

はじめてママに買ってもらったジーパンだからと穴だらけになっても 直してまで 着たかった

彼女のママは空の上
今はいない人だから
ママの匂いの残る
このジーパンは彼女の宝物

ジーパンに残った
穴のひとつひとつがママとの思い出みたいなもんよって
彼女は笑う

思い出も破けた部分があるからさ
悲しいことがあるからさ
いいんじゃないか
隠さなくても
いいんじゃないか

堂々と 穴だらけの思い出 抱きしめて

大切にしよう

彼女のジーパンのように。

2011/01/17 (Mon)

[2361] 僕の中の僕
詩人:どるとる [投票][編集]


今日もよくやったと
自分をほめてやろう
どうせ 誰にもほめてもらえないんだから

自分の痛みや 事情なんて 他人には結局
どうでもいい話になってしまうから
誰かの慰め 期待するならため息のひとつでもついて愚痴るほうがよっぽどマシさ

周りを見渡してみても 頼りになる人はいなく 結局 僕は独りきり 生きていくしかないようだ

強く踏み出した一歩は だいぶ時間がかかった貴重な一歩だ

僕の中の僕が僕に言う
お前はそれほどわるくない
僕の中の僕が僕に言う
お前はやればできるんだ

でもそんな慰めとはいつも裏腹にだめなほうに流れていく僕だ

マイナス思考じゃない
生きるのにもそれほど後ろ向きじゃないのにね

自分で自分を慰める夜はやっぱりこたえるもんだ

僕の中にいる僕に言う
お前は僕をわかってない
僕の中にいる僕が言う
お前のほうがわかってない

僕との言い合いは
終わりそうもない

だから ここらで
眠るとしよう

僕の中の僕に僕が言う
自分に慰められても嬉しくない
僕の中の僕に僕が言う
お前はもう出てこないでいいから

僕の中の僕の頬を涙が伝う
ああ 言い過ぎたかな

僕の中の僕よ
僕は今日もうまく
やれたかなあ?
自信がないとき
自信出せよとは言わないで やれるだけやればあとはなるようになるんだって
励ましてくれる僕の中の僕にありがとうと言いたい

でもいつの間にか
僕の中の僕の声は
大人になるにつれ
聞こえなくなったんだ

多分もう独りきりでも生きていかなきゃならないから
僕は僕から卒業したんだね
僕は僕じゃない僕になったんだね

だから僕の中にはもう僕さえも誰もいない

僕の中には明日への希望と渦巻く不安があるだけだよ

そして踏み出した一歩で また僕は前に進む

光と影の隙間
縫うように生きるのだ。

2011/01/17 (Mon)

[2360] 年寄りと若者と残された日々
詩人:どるとる [投票][編集]


胸に残る
僕の
残り火はまだしばらくは消えない
風もないのに
揺れて
咲いたのも
つかの間に
すぐに散っていく命は傍にある

咲いて揺れて
華やいで月日は流れて

年老いた古木のような細い手足をふるわせて歩く不自由な自由の日々

おじいちゃんは
しわくちゃな
顔をさらにしわくちゃにして笑い
おばあちゃんは
しわくちゃな
手で僕に小銭を握らせて 好きなもん買いなさいと笑ってる

そんな日々もいつしか古木のようにやせ細り おじいちゃんもおばあちゃんも白い病院の病室の中だよ

大好きだよ
大好きだよ
言えないよ
年寄り扱いするなと怒りもせずに優しさだけを教えてくれたおじいちゃんにおばあちゃんよ
若者のぬくもりの湯加減はいかがですか?
若者の言葉はどんなもんですか?

不器用だけど
乱暴だけど

あなたとの残された日々

大切に大切に
過ごして行きたいな

長い休みになったら
またそっちに行くから待っててね

おじいちゃん
おばあちゃん

本当はもっと気の利いた言葉言えたらいいんだけどね

僕に言えるのは
今はこれが精一杯だよ

あなた達がいなくなったら さびしさは増してもっと素晴らしい言葉言えるのかな

違うよね
あなた達にはどんな言葉も求めてないよね

僕は残された日々をあなた達とともに
楽しく 笑って
過ごして行きたい

若者の言葉を聞いてください

こんな僕だけれど
優しくしてくれて
どうもありがとうね

大好きだよ
おじいちゃん
おばあちゃん。

2011/01/17 (Mon)
8416件中 (6161-6170) [ << 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 >> ... 842
- 詩人の部屋 -