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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[2269] やさしさ100%
詩人:どるとる [投票][編集]


いつも優しくいたい
優しすぎるくらい
君を傷つけたくないから 僕は優しくいたい

そのせいで損をしてしまっても人を傷つけるくらいなら
優しくいたいよ

人に優しくされたら
うれしくて涙流れる
だから同じだけの優しさで誰かも同じように うれしくさせたい
優しい気持ちにしたい

僕は今優しさ100%でつま先から頭のてっぺんまで満たされてる

そしてまた夜は来て
優しさ忘れる時も
悲しみに暮れる時も
僕は思い出す
君の涙を
君の笑顔を

君も今優しさ100%でこの僕に向き合ってくれるから僕も優しさ100%で向き合うよ

熱くなる胸に
にぶくひびく言葉

愛してる…

優しさだけじゃ不足ならば優しさだけで生きてやるよ

生きてやるよ。

2010/12/27 (Mon)

[2268] 
詩人:どるとる [投票][編集]


街中に流れてるクソみたいな唄
唄ってる人の気がしれない
早口でまくしたてる唄なんて唄じゃない
唄っていうのは
へたくそでも不器用でも人の心にしみなければ唄じゃないのさ

それをわからないような唄は唄じゃない
ただの言葉の集まりだ

雑音を消してくれ
タクシーの中でさえも流れる現代の音楽

くだらないから
早く辞めてほしい

唄とは言葉をこえたひとつの世界だから
これ以上汚さないで

僕の耳に届くのは
今や そんな歌ばかり

悲しいなあ
ギターひとつ
弾けないけど

言葉の泣き声が聞こえるんだ。

2010/12/26 (Sun)

[2267] 
詩人:どるとる [投票][編集]


果てしない宇宙のような暗闇の中に佇んでる君には僕の声は届いてますか?

人は孤独を背負った時に助けてとは言えないものだから
僕が君のために
何かしたい

僕の声がもしも君に届いていなくても
君ならばきっと僕のこの愛を受け入れてくれるだろう

声はまるでひとつの詩のように輝いて
そして 耳を傾ける人の心にスッとおじゃましていくんだ

声は空気ふるわして
君の耳に 心に
しみ込んでゆく

僕の声はもう聞こえるだろう?

愛を唄ってるこの声は嘘なんかじゃ語れないさ

わかるだろう?
だから君じゃなければ 渡せないんだよ

背中向けたままでもいいから聞いてね

僕は君が好きなんだ。

2010/12/26 (Sun)

[2266] 幸福の窓辺
詩人:どるとる [投票][編集]


幸せはどんな形をしているの?
見たこともなければ
さわったこともない

幸せってどんな色をしているの?
だれに聞いてもみんな知らないと首振る

独り窓辺に佇み
しゃがんで壁に寄りかかり
くだらない小説の中に少しでも安らぎを得ようとして
この心の不思議
それを暴くような
ヒントを読みとろうとしたけど最後までなんのヒントも得られなかった

日曜日の夕焼け空はまるで一週間の中のどの夕焼け空よりずっと寂しい色だ

切なさが溢れ出す
涙という水が
心の汚れを洗い流す
何より今が好きだから僕はこのまま
平凡という名前の
ありふれた椅子に腰掛けて 夢を見る

幸福の窓辺には
いつも あたたかな
陽が差しこんで
悲しみに暮れる僕を
包んでくれる

鏡にうつった僕の姿がピエロに見えた夜は悲しくなるけど
笑うだけがピエロじゃない
時には泣くこともあるさ

今日という日を忘れないでいれば
いつの日か今日がどれだけ幸せだったか思うような日が来ても
強さを手にした僕には堪えないさ

わずかにドアの隙間からのぞく未知の未来が輝いている
そんな気がするから

僕は笑って歩いていけるんだ

幸福の窓辺に
座って
見る夢は
きっときっと
幸せの形
きっときっと
幸せの色

僕は今
それを見ている

夜がやがて街を
寂しさで覆うとも
僕は寂しくないよ

明日に希望を抱いてるから

さあ 目を閉じましょう 素敵な明日にたどり着いて目覚めるまで。

2010/12/26 (Sun)

[2265] 人の唄
詩人:どるとる [投票][編集]


人は今日も働いて
人は今日も飯を食べて
人は今日も寝るふかふかのふとんの上

人は今日も悲しくて
人は今日もうれしくて
人は今日も変わらず人で

人からはみ出すことも
人をやめることも
できないから
人は死ぬまで人で
死んでも人は人なんだよ

いつも人は どこにいても 人でしかないから
誰かに優しくできる
誰かを愛せる

不器用なのも人だけど
身勝手なのも人だけど
人には心があるから
人は痛みを感じるから
人として人に優しくできる
そして人を愛せるのさ

胸を突き刺す痛みにあとで悔やむことのないようによく今を見つめて向き合っていこう

途中で転んでも
小さな石につまずいても明日はやってくるさ

信じよう

人は人を傷つけられる
けれど人は人だから
そのあと悔やむんだ
心が痛むんだ
人は人を傷つけられるけど傷つけることを思いとどまる心もあるから簡単には傷つけられない

だからかわりに優しくするんだ
だからかわりに愛すんだ

人と人のあいだに結ばれた絆のような見えない繋がりは
人から人へ
また人へと
どこまでも
繋がってゆく

それが人なんだ

悪魔みたいな
心も
天使みたいな
心も

僕は兼ね備えてる

それでも
人だから、人だからと優しくいようとする

僕は人なんだ
人なんだから

人から外れたことをしないように
人の唄を胸に刻む

優しさやぬくもりこそが本当の人の証

忘れるな
誰かにもらったそれらを

まだ覚えている
あなたやあなたの愛。

2010/12/26 (Sun)

[2264] 冬の旅人
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ふと、足を止めて
立ち止まる景色の中
冬の凍りつくような
寒さに咬まれて
僕は襟を立てる

凛として
風に立ち
生活という手動式の自転車からおりて

僕は旅に出る

名前のない
きらめく明日を探しに

僕は冬の旅人

風の子のように
北風に吹かれても
突き進むのだ。

2010/12/26 (Sun)

[2263] 君が笑う世界
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手のひらで隠した
泣き顔をそっと
僕に見せてごらん

どうして君は
ピエロじゃないのに
悲しいくせに笑ってるの?僕まで悲しくなるよ

泣いてよ
誰かのためとかじゃなくまず君のため
素直になってよ
嘘をつき続けても悲しくなるだけなんだから
せめて僕には涙を見せてよ

いいことなんかひとつもなくても
単純な僕は君が笑うだけで嬉しくなるから
涙の雨がやんだとき
君の顔にお日様が輝く

君が笑える世界をめざして
僕は明日も
ただ君のため
ただ君のため

泣いて笑って
ひたすら
一途な愛を叫んで

疲れ果てたら
君の隣で眠るんだ

そんな毎日がある幸せをかみしめながら今日も僕は生きるよ。

2010/12/26 (Sun)

[2262] 君の影
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夜明け前からはじまっていたんだ
まばゆい朝陽が街を照らすずっと前から

多分理由なんていらないんだ
理由もなく僕らは愛し合い
理由もなく僕らは背中向ける

愛というには少し
大げさかもしれない
恋というには少し
違うかもしれない

それでも僕らは
いつも一緒だった

僕の瞳に揺れる
少しだけ揺れる
君の影がまだ
目の端にちらついて
まだ忘れられない

ひとりで迎えた
朝に目覚めて
カーテン開けても
まぶしい朝とは裏腹によどんだ僕の心

携帯握りしめたまま
通話ボタンずっと見つめて僕は何もできず携帯放り出して

行き先も決めずに
外へ飛び出す

どこへ逃げても
君の影はついてくる

僕には逃げ場所なんてないのさ

愛しさは消えない
それでも君は
僕にとって影でしかない

うつむく明日に
何が見える?
君の笑顔が思い出せないことがもう忘れてしまえるきっかけになのに

どうして君の影は僕につきまとうのかな

愛しさが消えない。

2010/12/26 (Sun)

[2261] 灯台の光
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この世界にさん然と輝く
星の数ほど
人はいて
獣はいて
それ以上の数えきれない笑顔と涙がある
血のにじむ苦労がある

頑張ってる人を笑わないでね
頑張ってない人なんて多分いないけど
みんなそれぞれの今を抱えながら
それぞれに苦労してて
今日も笑ってる
そして
どこかで泣いてる

人から人へと伝わる痛み
心を通して届く形のない見えないメッセージ
それはきらめく明日への希望
灯台の光は届くかな
君にも

手のひらで隠したつもりの涙は君にはすぐにバレて
どうしてあなたは涙を隠すの?そう言われたんだ

愛する人よ
深く傷つく時
人は案外
何も言えなくなるんだね

されるがまま
傷つけられ
されるがまま
立ち止まって
言われるがまま
働いて
言われるがまま
歩いて

僕は今日も
少しでも誰かの役に立てたらなんて
口実で生きてる
そんなのすべて嘘さ
本当は悲しくて仕方ないのに 偽りの仮面で涙を隠してるんだ

君から僕へと伝わる痛み
心に差し出す形もない見えない僕の救いの手
それはほんのささやかな希望
灯台の光は見えるかい?
君を包んでる闇を照らせるかな?

人から人へと伝わる痛み
心を通して届く形のない見えないメッセージ
それはきらめく明日への希望
灯台の光は届くかな
君にも

世界は闇に閉ざされてやがて何も見えなくなるから
遠い話と背中向けずにどうか
笑わないで聞いてね

僕は君を愛してる。

2010/12/26 (Sun)

[2260] ブラックユーモアナンセンス
詩人:どるとる [投票][編集]


無意味だな
何もかもすべて
無意味だな
世にあるすべて

捨て去ろう
ブラックホールに
かき消そう
嫌な記憶は

悲しみに手を振って
憎しみとは縁を切ろう
明日が真っ暗闇でも
ただひとつの光を
信じていよう
抱きしめよう

ブラックユーモアあふれる僕と君の世界
無意味なようで意味のある素敵な会話の端でなにかを疑う君に示すよ 僕の愛

無意味なように生きても無意味なことなどなにもない
意味のあるものもなければ意味を持つこともない
無意味なようで意味のある素敵な会話をつづけましょう

マネキンみたいに強張った表情で何を語るの?何を謳うの?
孤独だけが妙に際立つ夜

悲しみが涙になって
心の空に降り出した

悲しみは空の上から
僕らを狙撃する

聖なる夜の秘密の会話

それは愛の言霊
まぶしいネオンと
鐘の音に合わせて
詠うよ 詠うよ

ブラックユーモアあふれる僕と君の世界
無意味なようで意味のある素敵な会話の端でなにかを疑う君に示すよ 僕の愛

君に伝えるよ
思いのこもった
安い指輪のプレゼント

いかにも高そうな包装紙に包み直して

そんな見え見えの嘘も笑って ゆるす君の愛
僕よりかっこいいぜ

やはり君は僕の好きな人

運命が教える 赤い糸の繋がり

今夜 黒い妄想は
白い雪に清められて
サンタが僕の心にそっと見えないプレゼントをくれるんだ。

2010/12/25 (Sat)
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