詩人:どるとる | [投票][編集] |
涙を流せる人は割合
優しい心を持っている
涙を流せない人は人の痛みを知らない人
涙を流すことはカッコわるくなんかないさ
涙を流さない人のほうがカッコわるいんだ
人は涙を流せるから人の痛みを知る
人は涙を流すことで優しくなれる
涙は人を優しくする
だから我慢なんかしないで泣きたくなったら素直に泣いてください
見えない雨が肌を突き抜けて心をいたぶる時
僕は本当の痛みを知る
悲しみは空の上から
僕らを狙う
今日も標的の的
この街は悲しみの
弾丸飛び交う戦場
不意を突かれ撃たれたら
涙流さずには
いられない。
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僕はたまらず倒れるのさ
なにもない広い大地の上に
まるで風景の一部になったように景色に巧く紛れるのさ
その場その場でいろんな色に染まるカメレオン
僕は今日も
自分の持つ色を隠して
嫌いな色で心を染めるそんな日常
誰かが笑えばあたかもつられたように
謀って笑ってる自分とか
誰かの話に合わせて
気を遣いまくって
神経削いでる自分とか
正直、吐き気がするんだ
だから 心を真っ白に染めて もはや悲しいとも切ないとも思えなくなるように
涙で目の前が見えなくならないように
僕はカメレオンになって 風景の中に溶け込むのさ
人ごみの中に
紛れる
誰も同じような
顔をした群の中
僕はカメレオン
みんなカメレオン
考えることは一緒のようだ
でもひとたび気を解き放てば
心はもとの色を取り戻して
僕は泣き出すだろう
やっぱり僕っていうオリジナルの色で生きていきたいのに
それでは生きてはいけない 悲しさがある
それでも 笑ってる
僕は僕を笑ってる
時には 泣き疲れ
泣けなくなって
社会という檻の中
僕らの叫びは届かない
悲しいよ…
さびしいよ…
外に出たいよ…
心を縛る邪魔な鎧を脱ぎ捨てたいよ
カメレオンは涙を流す
景色に紛れた自分の色とは似ても似つかない僕自身の色の涙を
ぎょろぎょろと
目玉を 動かして
飛び交うありとあらゆる情報をハエのように踏んづかまえて
血走った目玉で
愛する人には向き合えない
偽りの自分と本当の自分を使い分けながら僕は誰かのまえじゃえらそうだけど
誰かのまえじゃヘコヘコしてる
世の中のうまいわたりかた
知ったところで
悲しいだけだね
楽園はフィクションの中だけ
現実はもっと残酷さ
人の血だって黒く
よどんで生傷も生々しく
仕事はもっと
辛いんだ
そんな世界の中で
僕は
いつまで
僕でいられるのか
時の砂時計は落ち続ける。
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きっとね大したことじゃないことでも
なぜだかムキになってしまうのさ
心では多分わかってる
僕が悪いこと
それでも僕の中の悪魔が舌を出して笑うんだ
どれだけ 時間を重ねてもわからないことがあり
どれだけ 唇重ねても
どれだけ 抱きしめあっても通じ合えない部分があるから
ケンカすることは尽きそうにない
それでも 人には分かり合い許し合える心があるからさ
僕は自分の非を認めてね
君ばっかのせいにしたことをあとで悔やみ そしてさりげないタイミングにすべりこみセーフでここぞってとき謝るんだな
けっきょくは僕の帰る場所は君の胸の中
涙いっぱいいっぱい流してそして君の笑顔に救われて
今日も僕は君の知ってる僕でいられるんだな
君のよくご存知の
まぬけでドジな僕が君のために精一杯生きてるんだよ
君だけはそんな僕の努力ちゃんと認めてくれるから
ありがとう
ありがとう
愛してる
だから自然に唄える
こんな会話の中で
感じる気持ちをただ唄にするだけで
たとえばほかの人にも優しさやぬくもり伝わったらそれはそれで好都合
ただ僕は風のように流れるままに唄う
愛の唄
すべての愛し合う者たちの唄
今日もきっと僕らは誰かに愛され
そして誰かを愛してる
その心のどこかで
無音のメロディー
流れてる
愛の唄。
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青い空に大あくびひとつなげて軽率なまでに
悲しみなんて鼻で笑って
アングル変えればほらね輝く僕の世界
不器用だって
弱虫だって
誰でも自分だけの世界を抱きしめていれば案外 笑って生きていけるもんさ
足先が冷えてくる季節になったから
これからは
あたたかくして
風邪牽かないように気をつけよう
僕の脚と君の脚がこたつの中
触れ合うたび
笑顔がこぼれて
冬がはじけるよ
神様が僕らにウィンクする日は
きっと永遠を誓う日になるだろう
世界も笑うでしょう
心の雪は素直に溶けて長い冬は終わる。
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笑ってね 嬉しい時には
泣いてね 悲しい時には
気持ちをごまかさず
偽らず 素直に生きてね
大人になるとね 感情のコントロールが試されるんだね
簡単には泣いたり笑ったりできないのがつらいね
子供はいいよね
好きなときに
泣いて
好きなときに
笑っても
かわいそうだとかかわいいねって
文句も言われずにすまされるから
でも せめて 君のまえじゃ笑っていたい
嘘だけど 笑ってたらすぐ君は僕の笑顔の中に隠れてる悲しさを見破って
泣いて 抱きしめてくれた
あの夜おぼえてるよ
心の中で笑うのが本当の笑顔なら
表情なんて必要なくなるだろう
だから 感情隠して
気持ちを偽るなら
笑顔も泣き顔も
すべて無意味さ
人間には感情があるから泣きたいときに泣いて笑いたいときに笑うべきなのに
今日もまた
笑うべきときに
笑えず
泣くべきときに
泣けず
悲しいのに笑っていたよ
嬉しいのに黙ってたよ
感情は檻の中
こんな自分は嫌いだ
死んでしまえばいい
光と影の中を生きる日々
本当の気持ち偽るなら感情はなんのためにある?
本当の笑顔は心の奥
本当の涙は心の奥
嘘っぱちのつくられた感情が僕を動かしている
腹話術の人形みたいに言われたことだけ
言われたとおりに繰り返す
僕だってやりたいようにやりたいのに
笑いたいとき
笑えない
泣きたいとき
泣けない
こんなんじゃいつか壊れてしまう
そんな今を抱えて
見えない壁にはばまれて明日が見えない
本当の心はここにあるのにどうして自分に嘘ついてまで僕はむりやり笑うのかな
むりやり泣くのかな
消えない疑問が
沸騰したお湯のようにいくつも湧き上がってくる
本当の気持ちは
蒸発したように
いつからか
影をひそめて
仮の僕をつくりだした
笑っていさえすればそれでいいピエロの僕が愛想笑い
振りまきながら
笑ってら。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
いくつもの言葉を人は紡ぎ
いくつもの言葉に時に踊らされ
いくつもの言葉でたまには誰かの心を救うのさ
言葉は凶器だ
言葉は盾にもなる
たやすく人を傷つけられる
言葉には魔力があるから
暴力よりも心に消えない傷跡を残すんだ
あなたは言葉をどう使う?
その言葉で誰を救う?
その言葉で今までどれだけの人を救ってきたの?傷つけてきたの?
どれだけ救われてきたの?
どれだけ傷つけられてきたの?
言葉ひとつでこんなに人を救えるのに
どうして救えるはずの言葉で人を傷つけてしまうの?
僕はたまに自分がわからくなるんだ
言葉の使い道を誤ったら最後だよ
人の涙が流れ
時に人の命を奪う
言葉は人の心を壊すこともできる
でも言葉はなくてはならない思いを伝える手段だ
だからなるべく言葉で人を傷つけるんじゃなくて
言葉で人を救ってください
不器用だって
たどたどしくたって
思いを込めれば
何よりの力になるから
言葉の使い道を
考えてゆきましょう
あなたは今日どれだけの人を救い
言葉でどれだけ人を幸せにできるでしょうか?
見ものさ。
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君が泣くと
僕まで悲しくなる
君が笑うと
僕は嬉しくなる
君が元気ないと
僕まで落ち込んじゃう
君は僕を映す鏡さ
君が悲しければ
僕も悲しい
君が笑えば
僕もつられて
笑ってしまうよ
泣かないでなんて言わないけれど
いちばん悲しいのは
悲しい気持ちを隠すことだから
悲しいときは泣いてください
この胸ならいつでも貸してあげるから
僕のこの小さな
ポケットには
入りきらないくらいこの世界にはたくさんの悲しみがあふれてるから
雨はいつも突然降り出すけど
1人じゃないっていう自信を君に持ってもらいたい
僕も君がいることで自信をもらっているからね
君も1人なんて思わないで僕がいること
忘れないで
頼りなくても情けなくても君の恋人だ
眠れない夜にささやかな灯りともすような天使の唄を君の耳元でつぶやくよ
愛してる…
いつまでも
柄じゃないけど
君の前だと
カッコもつけたくなるのさ
すり傷だらけの膝だけど君のために一生懸命走るから
一緒に歩いていこうね
悲しみなんて
鼻で笑って
ケンカをしても
すぐ仲直りして
愛の花 育てよう
枯れない花を咲かせよう
二人ならば
どんなことも
乗り越えられるさ
朝も夜でも
いつだって
君のこと思ってる
僕がここにいて
僕のこと思ってる
君がここにいる
それだけが僕の支えだ
それだけで強くなれる。
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からだ壊すくらいなら
がんばらなくていいよ
心病むくらいなら
無理して笑わなくていいよ
泣きたいならば泣いてごらん
僕の前では嘘はつかなくていいよ
ありのままの君を見せてね
悪魔の横顔も
天使の横顔も
君という人の
本心ならば
せめて
心さらけ出して
嘘のない君で
泣いて欲しい
嘘のない君で
笑って欲しい
いつも君のこと
思ってる僕のお願いさ
いつも君のこと
信じてる僕の頼みごとさ
君が泣くなら
一緒に泣くよ
君が笑うなら
一緒に笑うよ
たいしたことはできそうもないけど
できることなら精一杯するからね
いつも君のこと
思ってる僕の気持ち
いつも僕のこと
思ってる君の気持ち
同じだからこそ
伝わる
寂しさや
切なさや
痛み
言葉にしなくてもわかるよ
君は今嘘ついてる
強がるなよ
気を遣うなよ
本音こぼせよ
愚痴れよ
姿勢崩せよ
かっこつけるなよ
裸になれよ
いつも君のこと
愛してる僕からのメッセージさ
いつも僕のこと
思ってくれる君への本音さ
僕の頼りない背中に頼りなよ
たまには胸に抱きついてこいよ
ばかにすんなよ
僕だって一応は男なんだぜ
死ぬ気で守るよ
死ぬ気で愛すよ
だから信じてよ
だから傍にいてよ
僕の大好きな人よ
僕の心に夜明けを呼んでよ
君がいないとやっぱりさびしいんだよ
いつも君のこと
思わない日はないから
いつも君のこと
思わせる君に言うよ
おまえの帰る場所は僕の胸の中
おれの帰る場所は君の胸の中
嘘偽りなく今
そう言えるよ
だから傍にいて
見た目ほど
強くないんだよ
だからだから傍にいてよ
いつも君のこと
1日何回考えても
飽き足らないから
君を独り占めにしたいから
ねえ 僕をひとりにさせないで
いつも君の僕でいたいのさ
いつも僕の君でいてほしいのさ
わかるかな?
意外と大切なことなんだよ。
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不安半分期待半分で開けた扉
やっぱり愛想笑いは難しいな
数年経った今でもお世辞ひとつ言うのに手間取る
ひとりでいるぶんには平静装えるのに
それがひとたび
人の群の中に混じると声すらうまく出ないよ
だんだん歳を重ねるたび
だんだん寂しさは増して
だんだん時を経るたびに
だんだん切なさは増して
日当たりのいい部屋に訪れるつかの間の翳りのように
太陽光を遮るように
雨は安易に降り出す
不安は期待を踏み越えて僕らの明日を曇らせる
さあ 生きてる意味がまた曖昧になったぞ
いかがいたしましょう、神様?
返事は返らない
返事は返らない。
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自分のために笑うのは簡単だけれど
他人のために泣くことは意外と難しい
自分に優しくするのは簡単だけれど
自分に厳しくすることはすごく難しい
他人に優しくできる人は自分に優しくすることができても
自分に厳しくすることを苦手とする
僕は結局
他人を笑わす
ピエロなんです
おどけてみたって
楽しくなんかないね
踊ってみたって
泣いてたら意味ないね
僕は泣き虫じゃないんだよ
ただ心が優しすぎるだけ
ただピエロには不向きなだけ
だから笑うより
泣くことのほうが多いんだ
ピエロは泣かないものだろう?
おかしいかい?
僕はピエロじゃないからさ
泣くことだってあたりまえなんだよ
他人のために
無理矢理笑うなら
自分のために
素直に泣きたいんだ
悲しい気持ち
隠さず
誤魔化さずに
ピエロじゃない本当の僕でいつか素直に笑いたい。