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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[2239] 僕らの素晴らしい世界
詩人:どるとる [投票][編集]


誰かが描いた筋書きの上に
僕らは書き足していくよ まったくオリジナルのストーリー
枝分かれしてゆくように本編とは別物のイレギュラーストーリー
機械まかせの時計仕掛けの世界で アナログに頼るのはもう古いのかな

美しい感情を
僕は捨て去れない
素晴らしい原風景を
道は悪くても君と文句こぼしながら歩いていきたい

僕はまだ死なないから

数値化された感情に
未分化のままの優しさに何が救われるのか、だからだからあらがわずにはいられないんだよ

いつか誰かがが見ていた空はやがて空爆で赤く染まり
戦争の悲惨さを伝えるため時をこえて現在写真はあちこち散らばって 僕の目にこうして簡単に映ってる

誰かが築いてきたからこの世界は平穏を保てるのに
少しずつ
進化していくその様を見たとき僕は醜い言葉を吐かずにはいられないんだ
こんなデジダルな世界にゃ人のぬくもりなんて冷たく見えてしまうよと

首相も次から次へと変わり
法律も次から次へと変わり
何が大事なのか
本当の何かが
忘れ去られる
現状に嘆く人
この街にどれくらいいるのだろうか

常識なんて かやの外で
守るのが逆に おかしいことのように
いつでも悲しいニュースは事欠かない

僕らが見ていた
未来はきっとこんなんじゃない
鳥たちも獣たちも
きっとこんな僕らを軽蔑しているのさ
素晴らしい世界は
みんながみんな
仲良くしていれば
それだけで築けるのに

こんな世界は嘘っぱちだ
常識や法律なんてあったって人の狂気を抑えられなければただの立て看板さ

立ち入り禁止の看板なんて蹴り倒されて
すぐに犯される常識

素晴らしい世界は
僕らが求めていた世界は今 所在もわからないくらい
ここにあるのに
ここにはない

誰かが築いてきた
世界を
誰かが打ち崩す

壊れていく僕らの
常識の形
乱れていく世相

それでも僕はひたすら人をつづける。

2010/12/19 (Sun)

[2238] 僕はそんな人になりたい
詩人:どるとる [投票][編集]


お日さまのように輝いて
お月さまのように
誰かの足元を照らして

僕もそんな人になりたい

北風のように時には誰かの肝を冷やして
南風のように時には誰かの心を温めて

僕はそんな人になりたい

子鼠のようにすばしっこく誰かを困らし
ライオンのように誰彼構わず食らいつき

僕はそんな人だからさ

答えのない日々を生きてる僕を救ってください

僕はどう変わってゆけばいい?
そしてどうこれから生きていけばいい?
たずねてわかることじゃないけど

この頃自分自身がわからない

わからないのです

僕はどんな人になりたいのか
どんなふうになりたいのか

自分探しは青い春が過ぎ去っても終わらない

今も現在進行中さ

使用中のトイレの個室の中で迷い悩みつづける 明暗の日々はつづくのだ

目には見えない出るモノが出るまで。

2010/12/18 (Sat)

[2237] きれいによごれた唄
詩人:どるとる [投票][編集]


汚れていることの美しさを思う
そんな時がある

汚れてても 美しいと思うのは ふつうに考えればおかしなことだけど
たとえば美しいだけじゃ語れない唄がある 美しいだけじゃたどり着けない世界がある

精一杯僕は汚れて
目一杯いつも着飾って
遠慮も損も考えずただひたすらに嘘もついて
現実から逃げ回って
それでもどこかで答を見つけようとする僕は本当は現実ってものを期待半分不安半分で
見つめているんだよ

だから時々汚れて
無理に美しくなろうとしないで
汚れているなら汚れたままでもいいから

きれいによごれたまま僕は誰かを愛し
そして誰かに愛される

それが僕の理想です

きれいによごれた唄で僕は汚してやるよ
僕の心も この世界も

偽りこそが本当だという誰かの言葉こそが偽りだけど
それも一理あるから
光と影の中で
影の唄も僕は同じように愛すのさ

たとえば美しいだけじゃ語れない言葉や行き着けない場所がある

だから僕は唄います

きれいなくらい
ピカピカに
よごれた唄を

きれいごとは踏み潰して
聖書は切り裂いて

僕は僕の中の
悪意と手を切ることもなく
僕の中の天使と
キスを交わすこともなく

ただ、僕は曖昧に
汚れ そして 輝く

それが僕の理想です
それが僕の本音です。

2010/12/18 (Sat)

[2236] 命をつなぐ唄
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人が人を愛すのに理由などいらない
人が人を守るのに理由なんかいらない
人が人を助けるのに見返りなんか求めるな
人が人に助けられるのに見返りなんか気にするな
人が人であるだけで
人は人になれるから

人を愛せる人だから
人に愛される人になり
人を思える人だから人に思われる人になる

ささいな物言いでケンカになってすれ違っても人が人である以上
必ずどこかでまた巡り会えるときがくる

人は腐っても人だから反省し己を恥じることができるのも人だから
一度くらい腐っても
また人を愛せたら
それはまた人になれたあかしです

生きるのは悲しくもあるし切なくもなる
だけれど生きていれば良いことだってあるからさ
生きていこうと決めたとき 僕の幸せは約束されている
自信とは勇気無しには生まれないものだから 先ずは自信をつけるため勇気を出して歩み出そう
その先にある揺るぎない未来に向かって
その先にある揺るぎない夢を掴むために

人が人を思えるのは
その人が人だから
人が人をかばえるのはその人が好きだから
でも好きな人も
嫌いな人も
愛しそして守れたらその人は人以上に人だろう

僕も誰かを愛する時がきたなら
きっと人になって
人が人を愛すことの尊さと難しさを知るだろう
人が人を守ることの重さと優しさを知るだろう

この世界でたったひとつの命を持つ
この世界でたったひとりのあなたに

僕は唄います
命をつなぐ唄

そうして今日も僕は人に出逢い人として接するのさ

人が人をあたりまえに愛し助けられる世界で
じゃまなものなどない

誰かを傷つけても
悲しませても
心が痛まない人など
最早 人じゃないから
そんな人を除けば
人じゃない人などこの世界にはいない

僕だって人を捨てる可能性さえ秘めてるからちょっとこわいね

でも今はあなたという人を愛せる人

その喜びを知る人。

2010/12/18 (Sat)

[2235] ロンリー論理
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仕事もくだらないさ
やりたくてやってるわけじゃないんだ
勉強もくだらないさ
やる気なんて起きるわけもないんだよ

常識なんて 誰かが見てないとこじゃ平気で人は破って
赤信号だって車が来てなければ
平然と渡ってしまうような僕もそんな大人だ

誰かが思ってるよりも僕はだめな大人で
自分が考えてるよりも僕は誰かに愛されてて
それに気づけないままの僕も僕らしくて
気づいても気づかないふりし続けるのも僕らしいんだよ

できた人になんかなりたくなくてさ
ただ、誰かを一途に思えるような人であればいい
論理は大抵最低な僕を打ち崩すための凶器でしかない
どれだけ僕はそれに傷つけられたのか

ohマイロンリー
こたえておくれ
言えねえ胸の奥
光る
僕のぶっちゃけた本音

誰かを愛すよりも
誰かを殺めたい
誰かに愛されるなら
誰かに殺されたい

そんな裏腹な気持ちで隠してる
本当の気持ちの置き場をなくして

僕は今夜も
眠れないロンリーロンリーロンリーナイト

絶え間ない論理に責め立てられて

溺死しそうだ。

2010/12/18 (Sat)

[2234] ラブソングという名の愛の歌
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頼りないけどもし僕でよかったらいつでも傍にいるから
泣かないで
ねえ笑ってよ
今日は君らしくないよ

悲しみなんて
屁のカッパさ
大丈夫
君は独りじゃない

愛とか恋とかじゃ
けっしてないけど
なんて呼べばいいかな
友達でもないこの関係

僕は歌が下手だから
頭もわるいから…
つまりは単純なんだよ
そのくせ一匹狼さ
頑固なとこも確かにあるけど話してごらん
君が敵視する誰かさんとは違って多分否定なんかしないから

甘いくらいの優しさで包み込んであげたい
君が抱えてるさびしさも果てしない
心の闇も

こんなもんだよ
僕が本気になっても
だけれど精一杯なんだぜ

ラブソングという名の愛の歌

響いていくがいいさ
君の心へ

ありのままの気持ちは好きって気持ちを隠さないまま
最後まで僕は君を愛していくだろう
最後まで君は僕を愛してくれるだろう

天使のような横顔が笑ってる

君の心に降ってた雨も弱まりやがて
笑顔っていう太陽が
君の顔中に喜びの花を咲かせたよ

さあ気持ちを変えて
どこかへ出かけようよ
買ったばかりの自転車で。

2010/12/18 (Sat)

[2233] らくがきだらけの時代
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地下鉄のように
暗い暗い地下道を
僕はもぐらみたく掘り進むように平気なふりして歩いているのさ

いたくもない場所で
笑いたくもないのに
腐った心を持った
群の中で
息してるだけで
鳥肌泡立つよ

早く 家に帰りたい

生きてることが
悪夢のようだって
思い込んで
そして
僕は眠るんだ

らくがきだらけの時代さ
どこもかしこも
嘘だらけ
信じられるものは
数少ないね

それでも僕は
信じたいよ
すてきな心の
あなたって人を

らくがきだらけの時代に
生まれ落ちた
人はは何を思い
今を生きてるの?

明日は晴れですか?
それとも雨ですか?
天気なんかどうでもよくて 心が心配で

壊れないように
狂わないように
僕は生きていく

らくがきだらけの
嘘つきだらけ
まやかしだらけの
時代で。

2010/12/18 (Sat)

[2232] 大人になれなくても
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妙に目がさえて
眠れないそんな夜には
いろんなことを考えてるのさ

大人ってどんな人のことをいうのだろう
会社に勤めて
上司にペコペコ
お辞儀して
常識を守り抜く
そんな人が大人って言うのなら
それは僕らが勝手に思ってる大人の理想像にしか過ぎないよ

実際僕はルールも破るしみんなが思ってる大人って理想像からははるかに離れてる
これが大人の真の姿

たとえ大人って思われなくても大人なんだから しょうがないだろう
ルールを片っ端から破るような人でも
ひとつやふたつ
いいとこはあるさ

それを知ってるならそれを踏まえた上で多目に見ておくれ

心は大人になれなくても
身体だけは誰も大人になるから

僕は本当いえば
大人になんかなりたくなかったよ

それでも大人なんだからしょうがないだろう
働くしかないだろう
生きていくしかないだろう

喜びや幸せは
生きてる人にしか
味わえないものだから
死んでしまえば楽だけど 悲しいとも感じれないのは
思うより悲しい

だから形だけは大人になって
僕は子供のように
生きてゆくつもりさ

心は大人になれなくても
身体だけは大人だからごまかせないね

僕はもう大人だ
子供には戻れない
甘えは許されない

悲しい大人さ。

2010/12/18 (Sat)

[2231] 春夏秋冬
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春は 舞い落ちる 花びらを数えて
夏は 生い茂る 木々の葉を数えて
秋は 枯れ落ちる 落ち葉を数えて
冬は 何もない木々の枝に葉を想像して

暑い日も寒い日も
暖かい日も
僕は歩いてきた
自分のこの脚で

何を誇りに思おうか
何を自信にしようか
そうだ、特別なことなんか何もしなくていいさ

僕はどっち転んでも結局は僕だから
春も夏も
秋も冬も
変わらず
ありのままの僕でいよう

たとえば誰かに
見返り気にせず優しくできるような
たとえば誰かに
見返り気にされず優しくされるような

人であればいい
年であればいい

終わりよければ
全てよしとして

今日が幸せだったら
明日も笑えるから

めぐる四季の中
僕はあいかわらず
僕のままで

過ぎ去る季節を
数えて

浮かべた笑顔も
流した涙も
大切に抱きしめて

過去を消し去るんじゃなくそれを思い出としてたまには思い出して
思い出し笑いするような僕でいたいな

春夏秋冬
めぐる季節の唄

ふと脚を止め
季節の色合いに
目を配る

季節は今や冬
さて、どんなふうに
一年を締めくくってくれるでしょうか…?

2010/12/18 (Sat)

[2230] 恋する窓辺
詩人:どるとる [投票][編集]


ここからの景色は
とてもすてきなんだ
だって大好きな君が一日中だって見えるから

身体の弱い僕はずっと体育も休んで
校庭眺めてた
いつも君はかけっこすれば一等章だったね
あの時
僕は君が大好きで
君は僕を知らなくて
その間にある
僕と君を阻んでいた見えない壁を
こえる勇気など
僕にはなかったよ

恋する窓辺

一度くらい話したかったけど僕は意気地なし

自信がなさすぎて
一歩も前に
進めなかった

恋する窓辺

青い花が散った。

2010/12/18 (Sat)
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