詩人:どるとる | [投票][編集] |
時が過ぎれば 悲しいことも忘れられるとよく人は言うけど
でも遠い過去の悲しみ今までの悲しみ 何ひとつ忘れられない
振り返れば
僕が今まで
歩いてきた
足跡が見える
目を閉じれば
笑顔も涙も数え切れないくらいあって
それ以上に抱いた喜びや悲しみは果てしないもので今日もそんな遠い思い出に縛られ そして 支えられ 僕は生きてる
茜雲だ ほら見えるかい? きれいなもんさ
悲しいことなんて忘れたように笑える
たとえばこんな時間があるから僕は生きているんだな
この先も悲しいことは尽きず 多分たくさんあるから
そのたびに泣きじゃくるんじゃみっともないから 泣きながらでも強く前に進めるくらいの勇気を持ちたい
限りなくそう思う
僕がいるんだ
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悲しいことが今日
あったんだよって
そうなんだって
僕は言った
楽しいことが今日
あったんだよって
それで?って
僕は言った
腕っ節が強い男の子はか弱い女の子を守らなきゃいけない立場で
それをわかっていながらつい 会話を流した 僕がいた
こんな僕は嫌いだ
君を泣かす僕なんて
自分で自分をぶっ飛ばした夜だったんだ
君に電話したよ
昨日のお詫びを
精一杯したんだよ
ゆるしてあげるかわりにひとつお願い聞いてくれる?
君は言った
いつも私を愛してる証にいつも傍にいて…ただそれだけでいいから
僕は、その言葉を聞いた瞬間に多分恋に落ちたんだ
もう這い上がれないくらい深い深い恋という落とし穴にはまってしまったんだよ
そして君のことがこの世界でいちばん
大好きな存在(ひと)になったんだよ
そして僕は君にとってのこの世界でただひとりのヒーローになったんだよ
不器用な言葉でも
ちゃんと
繋がる会話
君のおかげだよ
危なっかしい手つきだけど
繋がる絆
君のちからだよ
僕はさながらもう戻れない
深い深い森の
いちばん奥で
君っていう
かわいらしい
狼に
出会って
恋に落ちた
男版赤ずきんちゃん
僕もひとつ君にお願いがあるんだ
それは簡単なことだよ
君も傍にいてね
ずっといつまでも
永遠に…
それだけでいいから
君もその言葉を聞いた瞬間に多分恋に落ちたんだ
もう這い上がれないくらい深い深い恋という泥沼にはまってしまったんだよ
そして僕のことがこの世界でいちばん
大好きな存在(ひと)になったんだよ
そして僕は君にとってのこの世界でただひとりのヒロインになったんだ
さあ お姫様?
それともかぐや姫かな?
まあなんでもいいや
誓いのキスを交わそう?絵本の中の王子様とお姫様のように
フレンチキスじゃ満たされないよ?
下心という大きな翼をたたえた僕はなんに見えますか?
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君の声は不思議だね
僕を優しくするから
君の声は不思議だね
皆を慰めるから
君の声は暖かいね
まるで春風のよう
君の声は暖かいね
まるで毛布のよう
君の声はいつも君の声だけど時おりトーンダウンして
いつもの君の声とは違っちゃうね
それはきまって
悲しいとき
切ないとき
さみしいときだったりするんだよ
君の声を聞いて
僕は答えを出すよ
君の声がもしも
ふるえていたりしたら
僕は慰める
君の声がもしも
涙声でかすれていたら
僕は抱き締める
たとえばそんな日々を紡ぐ 毛糸のような繊細な愛を
傷つけないように
壊さないように
僕はいつも傍で
笑いそして泣くよ
君の声は不思議だね
そして暖かいね
君の声が聞こえるだけで 聞こえてくるだけで 不思議と強くなれるんだ
悲しいことがあってもまた立ち上がれる
歩き出すきっかけになるんだよ
春はまだ先で
冬も始まってないけど
さあさあそろそろ
木枯らしも吹くだろう
そしたら君とあの並木道を肩をならべ歩きたいなあ
なんてね…
君の声がくれる
途方もない優しさに
君の声がくれる
果てしない愛に
僕はいつも言葉をなくす 君の声の前じゃどんな言葉も全部役に立たなくなるよ
だからただ僕は黙ったまま君に膝枕してもらうんだ
たまには耳掃除もしてもらうんだ
君のこと 何かにたとえろといわれたら
僕はなんていうだろう 多分こたえられないね
だって君は君だから
いつまでもいつまでも
君の声が何もない殺風景な部屋に彩りをあたえる
うっすら白く曇った窓ガラスにぼんやり映りこんだ二人の姿がなんだか静止画のようで
つまりそれは変わらないという最大の証
君の声が今日も僕の耳に届くたび僕は思う
この人を何があっても守らなきゃ
なんて…言ってさ
かっこつけてみた挙げ句 ずっと転んで
世界が反転した
それを見た君が笑った
なんかそれでいい気がする。
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だって だって だって そればかり繰り返して
明日 明日 明日 明日 やるからっていつまで引き延ばすのかな
駅のホームで迷子になった子供のように僕は泣きじゃくって
またひとつチャンスという駅をわざと乗り過ごした挙げ句良かったと笑ってる
目的の駅は今じゃはるか遠く
数千キロの距離がある
思いだけ思いだけ
数千キロ離れた駅へ。
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切ない景色だ 空が燃えている
火事みたいに 熱く感じます
君が笑うから
僕もなんとなく
笑ったよ
君が泣いたから
僕もつられちゃって
泣いたよ
君が泣いてたら
僕は慰めなきゃね
君が笑ってたら
僕は盛り上げなきゃね
切なさはポケットに押し込んで
今、君のために
何ができるかな
僕が今できること探そう
特別なことじゃなくていいさ
誰にでもできることだから
そうさ 君のために
今は笑おう
そうさ 君のために
今は泣こう
僕はそのために生きている
息を大きく吸い込んで
思い倦ねた時は
案を練り直そう
開き直って
セイグッバイ
泣き声はポケットに押し込んで
今、君のために
何をしようかな
今すぐできることを探そう
自分を繕わなくていいさ
ありのままの自分で君と向き合おう
そして今は君のために笑おう
そして今は君とともに泣こう
傍にいるよ
大切な時
必要な時
見計らったように
傍にいるよ
寂しい時
心細い時
僕は君の傍で
喜怒哀楽の中でいちばん今君のために必要な感情をさらけ出すよ
不器用だけど
頑張らせてね
危なっかしいけど
走らせてね
君のためにいつも
できる事があるなら
たぶんそれは誰にでも簡単に始められる事だけど多分それはその人じゃなきゃできない事だから
僕には君が必要だし
君じゃなきゃ駄目で
君には僕が必要だし
僕じゃなきゃ駄目なわけで
つまりは…愛してるよ
遅咲きの告白さ
でも美しく
冬を彩る華やかな言葉のメモリーブック
桜色の便せんに
白い 封筒
君へのラブソング
クリスマスプレゼントには安上がりかな?
そんな皮肉さえ
封筒の中の指輪が
和らげてくれるね
愛してる…愛してる
行間の合間合間に
言葉が踊ってる。
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僕の人生は一体なんなんだろうね
安らげもしないのにどうしてここにいるんだろう
誰からも愛されるわけでもなくて
誰かを愛すわけでもないのに
ひとりぼっちでもどうして笑えてしまうんだろう
いっそこんなぼやけた人生ならば
早いとこ死んじまいたい 早いとこ病気にでもなりたい
病気で苦しむ人や
若くして死んだ人には申し訳ないけど
思ってしまうのさ
縁起でもないけど
そりゃそうだけど
僕の人生は空っぽさ
夢も何もあったもんじゃない
何をどれだけ諦めてきたのか
チャンスどれだけ捨ててきたのか
それをいざ言われるととてももどかしいけどだって仕方ないよ
言い訳ばかりだけど
どうしてあなたや
どうして君は
そんなにうまく生きれるの?
どうして輝けるんだ
だから僕は僕自身のために何かをするとか
頑張るとか努力だとか下らねえな
もうこんな人生初っぱなからあきらめてんだよ
誰かを愛してみるとか
誰かから愛されるように努力するとか
そんなきれいごとなんか聞きたくないんだよ
それでもここでこうして吸ったり吐いたり呼吸している時間は大切なことのように感じるから生きてんのさ
答えなんか無いし
最初から正しいことなんかない
間違いだらけで
過ちだらけで
汚れた人生でも
僕は僕なりに
きっとちゃんとちゃんと向き合ってんだ
誰かが勝手に思いこんでる僕のイメージなんて下らねえよ
そんな奴らに僕の何がわかる?
何もわかりゃしないぜ
ひとりぼっち 黄昏
赤茶けた空にポツリ
ひとりごと こぼしてみては 風に吹かれて
ありもしない天の国に思いを馳せてみる
目が覚めても
夢の中でも
やっぱりね
ひとりぼっちだね
それでも生きてる
僕が不思議だ
僕が僕に抱く疑問は僕自身でも解けないくらい難解な謎です
もしも多数決で世界の人たちが一斉に僕を愚かだと言っても
僕は今の僕から一歩も進まないしずっとこのままだ。
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それでははじめましょうか 君と僕の物語
時々はケンカしたりして互いに互いの気持ちを確かめ合うよ
僕のこの気持ちを
君に伝えたいから
どうか受け止めて
かるく受け入れて
いつも同じだけど
愛しているのです
君だけを誰よりも
僕の愛を君がくれる愛と比べたときに愕然とする
でも
いつも全力だよ
だってだってだって
君は僕のいちばんだから
人に愛されたこともない僕だから人に愛されるわけもない
そんな当たり前なことが全てだった過去にさよなら
記憶の日記帳を破り捨てて 今
新しい明日への僕をはじめていく。
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答えのない問題を
人はいつも抱える
きっとそれは
日常茶飯事だから
放棄なんてできない
逃げも隠れもできない
寒い冬の町
白く染まって
君に向かって
熱い思いが
降り注ぐ
君に伝えたいことがある
だから僕はいつも走りつづける
君に届けたいことがある
伝えたいよ 届けたいよ
きっと愛なんて
たいそうなものじゃないけど
君が大好き
ただ漠然とそう思う僕がここにいるよ
慣れない手つきで
ピアノを弾く
なんて悲しいメロディ
胸を突き刺す痛み
さよならもない恋…だなんて
君にいつも伝えたいのに
だけど僕はいつも逃げつづける
君にいつも届けたいのに
こわくてこわくて仕方ないよ
きっと愛なんて
立派なものじゃないけれど
君が大好き
だから言えない僕は大嫌いさ
並木道に吹きすさぶ
風のように冷たい
ふわり ふわり
吹き抜けていく切なさ
まぶたの裏に
浮かぶ 君の笑顔。
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君のために できることをしたい
たとえばさみしいときそばにいたいよ
君がさみしいときは僕もさみしいからね
だから伝えたい
届けたい
僕も君も暗闇の向こうでかすかに光る
この世界でいちばん愛する人へ
何度も何度も繰り返し始まっては終わる1日に
何度も何度も繰り返し昇っては沈む太陽を見つめてる
このさみしさは本を読んでも携帯してても全然おさまらないのさ
だから君のそばで
だから僕のそばで
楽しい話をするのさ
ひとつの毛布にくるまるように
日々譲り合い
日々助け合い
僕が君に
君が僕に
できることをできるだけ
それが長く愛し合うコツなんだと思うよ。
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誰に嫌われたっていいよ
誰に貶されたっていいよ
僕はどうせいつか死んじまうから
常識なんて糞くらいだぜ
蹴り飛ばして
つばを吐きかけてやる
ヘコんだ空き缶のように僕は町をさまよって
冷たい夜気にやられて
ふいにこんなこと思うんだ
死にたいな
マイナス思考のこの僕を誰か殺してくれないか
笑いたいのに笑えない
笑えないことばかりだ
泣きたいことばかりだ
木枯らしがやまない
並木道の途中で
僕の心は唇以上に
カサカサに乾いてる
プラス思考にはなり得ない僕がここにいるから…だから
常識さえも蹴飛ばして
くだらないよと鼻で笑ったのに
結局頼るのは
社会なのさ
そして結局
僕も正しさの中でもがき苦しむ現実という牢獄の中の捕虜
正論無しでは話にならないね
ああ べつに嫌われたっていいよ
貶されたっていいよ
ただ
迷っているんだ
悩んでるんだ
この世界の
歩き方
この世界の
泳ぎ方
今でも常識は糞以上にはならないし
くだらない大人の言い分も聞き飽きた
だから僕はマイナス思考以上にはなり得ないんだ
カラダばかりでかいだけの能無しのあほうどり。