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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[2119] 家路
詩人:どるとる [投票][編集]


三番線の階段を
わっせわっせのぼって
改札をするりとぬける

空はもう真っ暗
夜の腹の中

家に向かう
足取りは
やっぱ重たいけど
不思議にどこか
穏やかで優しい
気持ちなのさ

今日も疲れたなあ
今日もがんばったな
そういえばお腹減ったなあ


いろんなことが忙しくて
いろんなことが悲しくて
いろんなことが嬉しくて
いろんなことが楽しくて

今日を形づくる
パズルのピースのどれひとつ欠けたら
絵にはならない
だから悲しいことも嬉しいことも結局すべて大切なんだよね? ねえ神様
そうだよね?

今夜は月がきれいだな
ふと君に会いたくなる
帰り道の途中で

君は今、同じ月を見てますか?
月の光がつくる光の路を柄じゃないけどスキップして家路を行く

口笛を吹いて
手のひらで涙隠して

僕は帰るよ今帰るよ

君の居る お家まで
今夜はひとりじゃ眠れないよ。

2010/11/24 (Wed)

[2118] 愛しくて
詩人:どるとる [投票][編集]


この広い世界で
多分いちばん大切な人へ
言葉で言うには
ちょっと照れくさいから詩にして届けるよ

メロディーをつければ歌にだってなるだろう
君の好きにしてね
君の詩だから

いつも一緒に居てくれてありがとう
今更だけど僕は君が好きです

泣くときも笑うときも
同じ出来事に遭うときも
君と一緒がいい

ただ、底知れない愛しさと名前のないときめきが混ざり合って 僕の胸の中で熱く燃えてる

今、僕が言うことは
紛れない真実だから
どうか寛大な心で受け止めてほしい

君に会えて良かった
君と居れて良かった
君が優しくて良かった

愛しくて…愛しくて

言葉にならないけど
君が笑ってくれるだけで救われた気持ちになる

そんな気持ちが多分
すべてなんだろうな

澄み切った空を
見上げ ふと思う今

世界のどんな決まりも規則も屁だけど

これだけは守りたい

君を愛し抜くこと。

2010/11/24 (Wed)

[2117] これは友達の話なんだけど
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人から人へと伝わる
確かなぬくもり

人から人へと伝わる優しい言葉

流れる水は清い涙という水

絶え間ない日々の中で今日も何かなくして何か得たのかもしれない
でも何をなくして何を得たのかそれはわからない

見えないものだから

夢みたいなことばかりで憧れ語り尽くしてしまった
僕の口からもれるのはため息

ねえ聞いてくれるかい?これはあくまでも知り合いの話なんだけど
さびしいときどうすればいい?
助けがほしいときどうすればいい?

その人には友達も
親しい人もいないらしいんだ

ねえ教えてよ
無駄に命が消えるまえに。

2010/11/24 (Wed)

[2116] 独りのうた
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思った以上に疲れ果てて
家に帰ったらすぐ寝床に倒れたよ

いつも強がってはいるんだけど
本当は誰かと一緒に居たくて本当はみんなと分かち合えるものならば楽しく笑い合いたい

孤独に 望んで なる人なんているわけないだろう?
僕はただ、気づいたらひとりきりになってしまっただけさ

群からはぐれた鳥のように
群から追われた狼のように
しきりに俯いてた顔をあげたらはぐれていただけさ

何もかも 僕が悪いわけもないし
何もかも 僕のせいにされるおぼえもないし
結局は誰も悪くなんてないけど
この言い訳
誰かに話したい
この気持ち
誰かにこぼしてしまいたい

たとえば暗い宇宙の片隅に置き去りにされたような 身の上に
降り止まない雨が冷たすぎるから言葉は何も役に立たないね

それでも生きなきゃという妙な先入観にさいなまれて
流されて僕は今ここにいます

独り、途方に暮れて
泣きもせず
笑いもせず
馴染んでしまった
孤独にため息ひとつ
ついてみせるんだ

同情も買いたいくらい
嘘でもいいから慰めてほしいくらい
落ちぶれた僕の心に広がる虚空

ねじ曲がる心
ひん曲がるプライド

踏み出す明日に
希望も期待もせず
ただ平穏を希う。

2010/11/24 (Wed)

[2115] めくらのブルース
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全視力を奪われた
人は空に召します太陽さえ輝いては見えないのです

べつにそれを蔑んだりするつもりは無いけど
僕のよく知るあなただから気になるよ

あなたの目には
きっと僕らの目には
見えてない何かが見えていることだろう

あなたの心には
きっと僕らの心じゃ感じれない景色が広がってるんだろう

僕は絶えず唄う
隙があれば唄う
君と二人唄う

一見楽しいような
どこまでも悲しいようなそんな唄を

暗闇に閉ざされた
あなたの目にうつる世界には幸せはありますか?

あなたの目にうつる世界には光にかわるものはありますか?

どうかあなたの目にうつる世界に光が戻らなくても
あなたの目にうつってる暗闇が優しくおだやかにうつっていますように願うよ

めくらのブルースとでも名づけてください
あなたが言ったから
そうさせてもらいます

今日も僕はあなたの隣で君に言うのさ

一生そばにいるから
一生守るから

どうかずっと一緒に居ようって

唇の重なる感触だけは確かな愛を君に伝えるから

ほら、僕がわかるでしょう?

愛する君よ
めくらだなんて言わないよ

僕の目には今君がうつっているけど
それ以上にあなたがくれるぬくもりが見えている景色以上の何かを心に伝える。

2010/11/24 (Wed)

[2114] いつか笑える日のために
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多分僕はもう何も頑張らなくていいと思う
頑張りすぎたから
頑張ろうと
頑張りすぎたから
もう何も頑張らなくていいと思うんだよ

頑張ろうとすればするほどにもつれていく人生だ

これ以上頑張ろうとしないでこれからはただのんびり生きていこう

多分ほかの人とはちょっと違って 優しすぎるだけ
だから結果的損しちゃうだけ

それでも 生きていく君は多分偉いから
そうさそれでいい
ゆっくりゆっくり歩いていければ

いつの間にか素直に笑えるから

いつか笑える日のために今は精一杯泣こう
そしていつか笑おう

僕には僕がそばにいるから
誰もそばにいてくれなくても
いちばん信頼できる僕がそばにいるから

夜に溺れたまま
浮かび上がって来ないようなそんな人生の終わり方はしないでおくれ

心が叫ぶ
本当はさびしいんだ

だから無理はしないで 僕よ

わかったよね?

2010/11/23 (Tue)

[2113] 光と影
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本当は破壊的な自分と
それを制御するように繕う偽善的な自分

僕の中には光と影
二面性が見え隠れ

愛しながらも
憎んだり

憎みながらも
愛したり

だからあなたのことは
大好きで大嫌い。

2010/11/23 (Tue)

[2112] 僕はやっぱり僕でいい
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機械みたいになんでもこなせる人間なんてなりたくない
それよりずっと不器用で失敗ばかりでいい

それが人間ってものさ

縛り付けるものなど何ひとつ無い世界へ逃げ出したい
常識なんてクソだから
け飛ばしてやろう
世界の片隅に

今、僕の心に新しい
夜明けが来る

その時 思う
もう誰にもわかってもらえなくていい

僕はやっぱり僕でいい

誰に嫌われても
誰に睨まれても
僕はわがままに
歌いそして生きていくよ

それが本来の僕であり人間なのさ

間違いだって思うなら思えばいい
もう僕は生き方を決めたのさ

さあ 歩き出そう
僕よ 今 あの太陽に向かって。

2010/11/23 (Tue)

[2111] 君だけのヒーロー
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僕の真似をしてみてごらん、さながらパントマイムみたいに
ただ笑うだけ それだけだよ
でもそれはとても難しいから
まずは僕のお手並み拝見

君のかわいい顔なら笑ったらもっとすてきになるはず

だから 笑ってみせて

恥ずかしさなんてもうどこにもないさ
君なら大丈夫だろう?
だから笑ってごらん
何もできやしないけど
僕はいつでも君の味方さ
僕はいつでも君の味方さ
さながら君だけのヒーロー

いつでも困ったときは呼んでおくれ
世界の裏側にいても駆けつけるよ

君のことが好きだから

ほら 恥ずかしがらず呼んでごらん
ヒーローの名前を
ヒーローの名前を。

2010/11/23 (Tue)

[2110] 君を思う
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寒い冬の日に
息を吹きかけて
両手をあたためる

春を待つつぼみは
今は長い夢の中
眠りから覚めるのを待っているのさ

粉雪が肩越しに
ぱらりと 降り注ぐ

君がくれたマフラーで
君がくれた手袋で
僕はこの冬を乗り越えていく

君がくれたぬくもりで
君がくれた思い出で
僕はひとりぼっちの夜を数える

よみがえる記憶の端にちらつく君の笑顔が今はただ恋しくて

はらり はらりと
雪が舞い散るから
それはまるで時の流れのよう
切なくなる

出会い別れる季節はもうすぐ
でも春になるまえに別れた恋人はもう二度と会えない

君がくれたマフラーは
君がくれた手袋は
優しい記憶だけをなぜ残すの?

君がくれたぬくもりは
君がくれた思い出は
いつまでも忘れられないの?

魔法みたいにそれはにわかに信じがたくて
触れられず見えないものなのに
どうしてこんなにも
悲しいのだろう?

君とよく歩いた
並木道には
木枯らしが吹くけど
ひとりぼっちじゃとてもさみしくて寒いよ

寄り添う人の
手のぬくもりも
優しい言葉も
何もないから

それでも目を閉じて
大好きな君を思う

その時
世界は目蓋の裏で輝くだろう

心の中を舞う
枯れ葉のような
切なさ 孕んで。

2010/11/23 (Tue)
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