詩人:どるとる | [投票][編集] |
20階へまいります
そんなアナウンスとともに僕は二十歳の誕生日をむかえる
エレベーターはスムーズに少しずつ少しずつ
屋上へと僕を連れて行くのです
はじまりがあれば
いつか終わるものだとわかっているから
悲しいし
嬉しくもあるから
僕は僕自身に何ができ、僕自身をどう愛せるか
ただそれだけが今は心配だよ
今は遠い空も
やがては目と鼻の先になるのだろう
だからだから
考えていかなきゃならない
これからはひたすら年齢の坂道を下るだけの人生だからさ。
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僕は容易には笑わない
愛想笑いはくだらない
表情のない顔で僕は生きる
長く暗い夜が時間を縛る
その時間を縛るのは
運命という理不尽極まりないもの
何かもわからない何かにいつまでも恋い焦がれて
僕は何かもわからない何かにいつまでも悩まされて
今日もここにいるよ
果たされることのない約束を交わし
出会えるはずもない
人とお別れをして
見えない影に手を振る
あるはずもない
悲しみや
あるはずもない
喜びに
上手に笑ってみせたり
上手に泣いてみせたり
僕は今日もとても忙しい
本当でない笑顔を浮かべ
本当でない涙を流し
本当でない愛を誓い
本当でない幸せにほくそ笑む
そんな幻をひたすら愛しながら
僕は僕でいることの意味を探している
僕が僕であることの理由を探している
頑なに無表情のままで
ただ笑いもせず
泣きもせず
嘘っぱちの
感情咲かせて
自分の人生さえ
鼻で笑っている。
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ひとりぼっちの夜には
誰とも話したくない
誰にも会いたくない
何も話しかけないで
何も話させないで
窓の外には
大きな月が見える
君は今
何をしてますか?
意地を張ってるわけじゃないんだ
ただ、伝えるのがためらわれるだけ
好きって気持ちを抱えたままじゃ
息することさえ心なしか苦しいのに
まだ僕の中でくすぶってるよ
君が好き
多分世界でいちばん
君が好き
そんな気持ちさえ
言葉にできないね
言葉は簡単なのに
言うのは難しい
それが好きな気持ち
そんな好きな気持ち
君はただ汚れもなく笑う
そんな君の笑顔が
遠く 遠く 見える今日このごろ。
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ポツポツとただ
ポツポツと雨が降る
テクテクとただ
テクテクと人が歩く
キラキラとただ
キラキラと星が光る
サメザメとただ
サメザメと寝落ちする
そんな1日だったよ。
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ひとりぼっちでも
泣かないで
強くなろうよ
楽しい夢は唐突に
終わっていく
やがて悪夢が目覚める
傷だらけの日々
見えない傷が増える
悲しくたって
誰も助けてくれない
ゆっくりとただゆっくりと夜風の中に
僕は立ち尽くし
目を閉じて
深呼吸
生きてることを
今ここにいることを
心から幸せだって思える日がいつか
来るとしたら
それはいつになるでしょう?
誰にもわからないでしょう
だから今は夜風にでも吹かれて
迷ったままの頭で精一杯 あがき続けよう
僕はまだちっぽけな星屑のかけら
生意気に大人ぶらなくたっていいと思う。
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今日もとてもよくできました
自分としては
満点に近い点数です
悲しいことも
いくつかあったけど
結局終わり良ければ全て良しなのです
夕暮れが目にしみるのは単なる感傷にひたってるわけじゃないんだよ
人間なんて簡単なものでいつかはみんな
死んじまうんだから
好きなことやれるうちにやっておこう
嫌いなことは嫌いなままで仕方ないじゃないか
たったひとつでもいいからさ
生まれたことを心から喜べるような幸せな光を見つけられたら
その日は
心が晴れた日さ
雨上がりのあとに
空に架かる虹みたいなものなんだよ
退屈な毎日
憂うつな社会生活
そんなものから
ひとたび離れれば
僕は自由になれる
今はただ そうさまだ若いのだから
足腰は丈夫だ
だから歩いていこう
美しい景色を見逃さないように
やがて宝物になる
思い出をたくさんつくろうね
苦しいことで
泣きたくなる時
僕はいつも
心に好きな人を思い浮かべるんだよ
僕は立ち上がって
またゆっくりと歩き出す
不思議となぜか
何もこわくないよ
巣立ちをむかえた鳥が飛び立つ先を
見つめる親鳥に手を振って 輝く未来へ僕は羽ばたいていく
ほらね雨なんて
そのうち
止んじまうよ
だから今は
やりたいこと
見つけるために
いろんな景色
いろんな場所
たずねよう
雨上がりのあとに
空に架かる虹を夢見ながら
静かに歩き出す
僕がここにいる
あいかわらず常識とは馬が合わないけど
誇らしく微笑む
僕がここにいる。
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ママが死んでから
どれくらいになるだろう
パパは隠してるけどもうわかってるよ
あの日パパに無理なお願いで
サンタに逢わせてといったら扮装したパパが現れた
精一杯喜んで見せたけど
ママが死んだ僕を喜ばせようと思ってくれたパパの優しさわかったけど
でもねママのいないさびしさが涙になるよ
パパをなるべく悲しませないように
精一杯笑ったあの夜はとても寂しかった
寂しかったよ
ママが最後にくれたあの優しい笑顔はママが最後にくれた贈り物
ありがとう
僕は大人になったよ
ママは元気かい?
僕の涙のかわりに
白い雪が降るだろう。
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ほら 君にも見えているかい?あの星々
きれいに光っているだろう どれもが
僕だって あの銀河の中に光る星のひとつさ
いつか本当のお星さまになるまで
君と二人 光っていたいのさ
広い銀河の中に輝く星々が また生まれまた消えていくのを見た夜は
僕の瞳に輝く涙が
こぼれるだろう
それは安い同情や
悲しみなんかじゃない名前のない痛みさ
生まれながらに
命の終わりを
知っているならば
わかることさ。
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ピエロみたいに
笑えるかな?
笑顔って難しいけど
君ならできるさ
何か楽しいこと
思い浮かべてごらん
不思議と笑顔になれるよ
悲しいこともあるにはあるけど
今は笑う時間だ
涙は引っ込んでろ
スマイルひとつで
明るくなる世界
スマイルひとつで
強くなれるんだ
そんな 君が 大好き
笑顔の君が大好き
たとえば 眠れない夜に行き詰まった時に思い出してよ
君のためだけにつくったこの歌を
口ずさんでごらん
元気が出るはずさ
スマイルひとつで
明るくなる心
スマイルひとつで
立ち上がられるんだ
悲しみなんてぶっ飛ばして
道がないならば
強行突破 道をつくればいいだけだよ
口角もっとあげて
笑えるかい?
君が笑っていられる世界なら僕も安心して毎日過ごせる
君の機嫌次第で僕も悲しかったり楽しかったりするんだよ
不思議だろう?
でも本当なんだ
そんな 君が 大好き
笑顔の君が大好き
たとえば 眠れない夜に行き詰まった時に思い出してよ
君のためだけにつくったこの歌を
口ずさんでごらん
元気が出るはずさ
世の中、生き方はひとつじゃない
いくらでもあるから
君の思ったように
生きてごらん
弱音は聞きたくないよ
僕は君を信じてるから
そばにいるから
君が笑っていられる世界なら僕も安心して毎日過ごせる
君の機嫌次第で僕も悲しかったり楽しかったりするんだよ
不思議だろう?
でも本当なんだ
スマイルひとつで
明るくなる世界
スマイルひとつで
強くなれるんだ
スマイルふたつ
重ねれば
二人分の笑顔が
もっともっと
世界を明るくして
心を豊にするんだ
だからスマイルさ
いつも僕は君のそばにいるよ
だって僕は君をこの世界でいちばん愛してるから
smile fore you…
前向きになるための君だけの応援歌(うた)。
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この世界でいちばん
好きな人に伝えたい思いがあります
見た目カッコ悪くて
中身はもっとカッコ悪くて
だめな僕だけど
人を思う気持ちは嘘じゃないから
もしも僕の気持ちをわかってくれたなら
素直に嬉しいな
伝えたい 届けたい
心から君へ
できることなんて
きっとたかがしれてるけれど
伝えたい 届けたい
受け取って
受け止めて
この思いを
はじめて見た時からなんだ
鼓動が止まらないよ
高鳴っていくばかりで
こんなこといったら大げさかもしれないけど
笑われるかもしれないけど
世界一好きなんだ…
本当だよ…
目には見えないけど
本当だよ…
世界一好きな人のために生きたいのさ。