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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[2039] 今を駆け抜ける風になって
詩人:どるとる [投票][編集]


落ち込みやすくて
沈んだら這い上がるのに時間がかかる人よ
今日も黄昏ているのかい?あの窓辺で

夜の片隅で
泣いているのかい?
言葉なんかでたらめ
救いの唄よ 天まで届いておくれ

僕は今を駆け抜ける風になって 素敵な明日をつかまえたい
そして笑っていたい
だけど泣いているよ
それは何故なのかな

地図も無く
磁石は利かず
夢も無く
趣味も無く
資格も無く
やる気も無く
力も無く
金も無く
コネも無く
地位も無く

それでも身のまわりにある限られた幸せだけで満たされることの喜び
感じながら
思いながら

僕は今日も今この瞬間を駆け抜ける風になる

風になるのです

夜空に浮かぶ月を見て流すのは
感受性豊かな人ゆえなのか
なんだか涙もろくなる

でも走りつづけるよ
今を駆け抜ける風になって
でも余裕なんか無いよ
でも自由な風には道なんか無くていい

自分で切り開くさ
風の通り道

吹き抜けていく
はるかな未来へと
僕は。

2010/11/09 (Tue)

[2038] 桜の記憶
詩人:どるとる [投票][編集]


記憶のほころびを
いくら縫い合わせても
隠せやしない
君との思い出
そして君との別れ

今もあの時咲いていた桜の香りが香ってくるようだよ
たくさん笑ったね
たくさん泣いたね
今思い出せばほんとうにどれもこれも笑っちゃうような素敵な思い出さ

くだらないことで喧嘩して すれ違っても僕らはすぐにまた少しすれば笑いあえていた

だけれどさよならすると決めたのは
別にね 互いを嫌いになったからじゃない
それぞれ新しい世界へ足をのばしたかったからなんだ

不器用な言葉でも
精一杯の思いで
君に届けた
僕の愛

ヘタクソだって
一生懸命生きていた
僕の頑張りをいつも君はわかってくれてた
それが何より嬉しかった

それを恋と呼ぶなら少し違うかもしれない
咲きそうで咲かないつぼみのような僕らだったから
分かり合えていたのかな

それを恋と呼んだら
きっと僕は君のこと
諦められなくなる
だから笑って君に手を振ったよ

「さよなら
また会おうね
そしていつか会えたら
恋人になって結ばれよう」そんな約束は遠く

散りゆく花びらにかすかに刻まれた桜の記憶を抱きしめて僕は強く生きていくことを君に誓ったよ

これからは寒い冬だから白い雪がもうすぐすれば降ってくるかな
そしたら春になるまで少し寒い日がつづくね
でも
君との思い出抱きしめて あのぬくもり思い出せば
不思議と頑張れるね

君がくれたこの勇気で僕は僕の夢にまっすぐ向かってく
君もどこかで自分の夢に向かって歩いているから

そしていつかまた
どこかで会える日にはかならず伝えよう
この気持ち

そして咲かせよう
恋という名前の花
散らせぬように
かみしめる

冷たくなった秋風に
ふるえる日々よ
桜の枝々についたつぼみは春になるのをもう待っている

僕は君を愛してる
つぼみの中に閉じこめるよ

君に伝えられるその日まで
桜の記憶を。

2010/11/09 (Tue)

[2037] 僕から僕へまた僕へ
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おもちゃ箱をひっくり返したようなときめきをあなたにあげよう

僕は引き続きうたうよ
ここで引き続きうたうよ

新しい扉が開く
新しい今日が始まる
新しい人に出会う

僕はまた僕になる
生まれ変わるよ
新しい僕に 僕は

繰り返す心の脱皮
僕から僕へそしてまた僕へ変わる。

2010/11/08 (Mon)

[2036] バイバイ
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やがて死んでしまう命にさよなら
いつか死んでしまう僕にさよなら

さよなら バイバイ
また会おうね
いつか会えるかな

僕は君に

夜の片隅で
今眠れない人の多さに世界が揺れ動く

悲しみや喜びとかに突き動かされては
今日も呟くよ
バイバイ バイバイ。

2010/11/08 (Mon)

[2035] ヒーロー
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うつし世の幻
夜の闇に浮かぶ月

重力に逆らって
心は沈む

宝箱に隠した
夢のありか

鈍く光る情熱

何を解き明かすの?
何に迷ってるの?

目を見開いて
真実を手繰り寄せてよ

君は僕のヒーロー
闇を切り裂きあらわれるヒーロー

規則性なんか無いのさ
決まりなんか何も無いのさ

僕はヒーローだけど努力家

ヒーロー!

2010/11/07 (Sun)

[2034] 鈍色ファンタジー
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鈍色に光る
物語がありました

お決まりの世界
悲しみがあって
喜びがあって
うんざりするほど人がいて
たまに晴れて
たまに雨降り
そんな世界

立場の狭さに
毒づいている
心の狭さに
首を捻ってる

さあ

のどを涸らして
歌うよ 鳥の声で
不思議な事など
何ひとつ無いけど
鈍色ファンタジー
ページ捲れば
広がるときめき

耳をすませば
ほらきこえる
誰かの素敵な歌
目をこらせば
ほら見えてくる
当たり前な景色の中にある素敵な何か

自分次第で変わるよ
それが世界なんです

つまらないと思えば旅に出ればいい
飽きたと思えば引っ越せばいい
金が無いなら
暇がないなら
つくればいい

さあ 御託は要らないよ

勇気を出してみて
踏み出す 勇気を

魔法のスニーカーで
闇の中へ 闇の中へ

未来へ行くのは
谷底へ踏み出す勇気と同じくらいこわいものさ

わかってるよ

だからこそ勇気を持って立ち向かえ

立ち向かうんだ!
弱音は吐いても
背中は見せるな!

妄想の中の王様よ
頭の中から飛び出して 一般ピープルにもどっても泣くんじゃないよ

きっと走り出せる
君が歩むべき道があり夢があり 活路がある

さあ 僕と君とこの素晴らしき世界の中で今始まる素敵な物語

さあ びっくり箱の中から飛び出すロマンス。

2010/11/07 (Sun)

[2033] 狂想曲
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狂ったように
奏でるピアノ
指がダンスしているように鍵盤のうえを踊る

僕の日々はまるで何かの狂想曲
でたらめな採寸で切り取った適当なサイズにおさまった未来

続くよ続く
始まるよ始まる
笑うよ笑う
泣くよ泣く

世界がまわるように
僕もまたまわるんだ

狂ったように
道化師といっしょに
レコードのうえを
何かと闘いながら
何かと向き合いながら
僕は奏でるよ
荒々しくも
繊細な旋律
さあ耳をすましたまえ

何が聞こえますか?
僕の必死の歌声
無音のメロディにのせて 言葉を紡ぐ

名ばかりの狂想曲第一番

黒と白できれいに色分けされた世界で唯一きこえる音色。

2010/11/07 (Sun)

[2032] ドリームランナー夢を見る
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僕らは夢見る生き物
愚かしいほどのドリーマーなのさ

着飾ったつもりでも
心は裸だから
いつでもボロが出れば涙抑えきれず
逃げてしまうよ
弱さがそうさせるから

でも走りつづける
人の姿は素晴らしい
ありきたりでもいいじゃないか
ドリームランナー
次の世代を担うのは君たちだよ
まかせたよ
託したよ

未来に繋いでゆけ
この歴史の上に
伝説をつくるんだ

僕はずっと見守ってる
夢見ることが馬鹿らしく思うなら
夢なんか見なければいい
でも夢を見ないと生きられない

だから走りつづけるんだよ
不条理と理不尽のあふれた道を

自分なりの正しさを
信じて 時に疑って
走るよ ドリームランナー夢を見る

尽き果てぬ夢を日々追いかけて。

2010/11/07 (Sun)

[2031] 廃屋の夢
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廃屋の中にある夢に溺れているよ
散らかったままの部屋の中にある安らぎに僕は酔ってるんだ
おかしいかい?
でも本気なんだよ

麻薬を飲んだみたいに 頭がとろけて
時々自分がわからなくなる

責任や抱えてる悩み
迷ってばかりの日々に嫌気がさしても
やめられない
抜け出せないちょっとした生き地獄

廃屋の夢に見た光
それは希望ともいうべき僕の求めてた居場所

僕の住むこの世界にはどこへ逃げても居場所なんかありゃしないのさ
夢の中なら
ほらあるんだ
僕のいていい場所が

そしてまた独りきり
空を見上げては
ため息をついて
口ずさむ救いの唄

神様聞こえてるかい?
僕は光ってますか?
僕は死んでませんか?

綺麗すぎる
この世界じゃ
生きづらいな
中途半端な
悪じゃ仕方ない。

2010/11/07 (Sun)

[2030] しるし
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見えないレールの上を見えない電車が通る
僕はその電車に乗って日々を旅するんです

時には悲しいことも
時には嬉しいことも
そりゃあるでしょう
だから人は笑うんです
だから人は泣くのです

人生とは一冊の本の中の物語
でも決まりなんかない
筋書きのないストーリー

窓を開けて
夜風に吹かれて
黄昏てる時間だけは僕はこの世界の中の主人公になれる

さあ 夜明けまで
向かうために
そう 生まれたのは
死ぬためじゃない
ああ 生まれたのは
笑うためなんだ
嬉しすぎることに
泣くためなんだ

勘違いしちゃいけないよ
君は不幸なんかじゃないだろう?

歩き出す勇気を持てばどうにだってなれるだろう

そしてまた見えないレールの上を走る見えない電車の中のいちばん最後尾の席で僕は落ちる夕日を見てる
涙流しながら

見た目より
ロマンチストで
見た目より
かっこうつけたいんだ
わかるだろう?
わかんないか

生まれもってのこの姿で間違いながらしかられながら
それでも自分自身の思うたったひとつの答を信念のように抱きしめたい

生意気なんて
思わないでおくれ
これが僕の生きる証
消えないしるし。

2010/11/07 (Sun)
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