詩人:どるとる | [投票][編集] |
おめでとう
そっと囁くように
僕は言うよ
だれにも祝ってもらえない自分に
自分で言うよ
マイディアーハッピーバースデイ
笑うなら笑え
言わなければ
やっていけないよ
こうでもしなけりゃ
いられないんだよ
嫌うなら嫌え
どうせ僕はひとりだ
今さらどんな悪口も痛くないね
だから…
おめでとう
そっと囁くように
僕は言うよ
今日が僕が生まれた日
世界に産声をあげた日
祝わなければ駄目だよね
だから僕は囁く
マイディアーハッピーバースデイ
白い季節に授かったこの命が燃えるように熱くなる
孤独になればなるほど生きる気力がわき上がる
さあ 何も言わないで歩いていこう
靴を履いて
ドアを開けて
ため息を1、2度ついて
そしたら今日は思いきり贅沢しよう
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愛する人もいない
愛したこともない
僕にはクリスマスは意味は無いね
恋人たちで賑わう
大通りを歩いてみても僕は風と一緒さ
居るようで居ないんだ
街の店先に飾られたイルミネーションは綺麗だけど僕には切なさを煽るだけ
キリストの誕生日に
何を祝い何を楽しむんだろう
僕はたったひとり
部屋の中でいつもと同じように帰ってきたらメシを食ってあとは寝るだけさ
祝うことなんか何もありゃしない
楽しむことなんて何ひとつ無いよ
ひとりぼっちのクリスマスは騒がしい街がとても耳障りで
気がどうにかなりそうだね
ひねくれ者のクリスマスは寄り添う人がもしいるのならば
もう少し楽しくもなるのにね
手のつけられない
恋という扉を
開けることさえ
できず
近づくことさえ
ままならないから
冬は切なさがより一層増すんだ
寒さがストレートに心を揺さぶるんだ
大嫌いなクリスマスが大好きになることを本当は願ってるのに
素直になれずに
僕は今年も
ひとりぼっちで
過ごすのかな
窓の外に舞う雪と
にじんでゆく景色
涙のクリスマス
ひとりぼっちのクリスマス。
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心の距離を縮めよう
二人の距離を縮めよう
寒いこれからの季節はとてもひとりじゃ居られないよ
どんなに距離を埋めても埋め足りない部分ができてどうしてもどうしても隙間ができてしまう
でも、それをカバーするのは分かり合う二人の気持ち次第さ
ほらそんな小さな隙間なんてものともしないほど僕らは大きな心で笑いあう
ヒーターの熱で
暖まった部屋に二人並んで語り合う夜
足先が冷えてきたら
コタツの中
互いに互いの足をすりあわせるのさ
12月の街に
白い魔法が雪を降らすまえに大切に抱きしめてる思いを伝えたい
しのばせた銀の指輪が君の薬指にはまるその時僕はきっと思うだろう
この人を命にかえても守り通さなきゃと
そして生涯何があっても愛し抜くと
気持ちの外で二人の距離はいつの間にかジグソーパズルのピースみたいにぴったり重なったね
これからもどうかよろしくね
二人で歩いて行こうね
僕らは僕らなりに
生きていこう
急がず 焦らず
ゆっくりとした
ペースで人生の頂(いただき)を目指そう。
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笑うあなたが僕は好きなのです
涙に濡れた顔じゃ笑えないね
どうしたら笑ってくれる?
どうしたら泣き止んでくれる?
現実は大変だから
時間がかかりそうです
それならいっそ僕が永遠に君の隣にいてあげることにしよう
そしてまた僕はあなたの笑顔を見たい
そう思うだろう
無駄なんて思わないでいろいろ試行錯誤をして 案を練るよ
さあ 僕は傍から見ればおかしなパントマイマーだね
でも僕は笑うあなたが好きなんだ
だから笑わさせてもらうよ
僕はあなたに笑ってほしい
いろいろ御託を並べるよりも単純な思いを届けることで
まっすぐに伝えるんだ
そのほうが伝わるんだ
僕は難しいことや回りくどいことは言わないかわりに
ああ 素直に言うよ
あなたが心から
誰より好きなんです
おそらく100%の確率でこれからも変わらないだろう思いを打ち明けたよ
今はただ君の返事を待つ僕だ。
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ただ二人は一緒にいられるだけ
それだけで良かった
ただ二人はすれ違う暇もないほど
いつも一緒だったね
時には泣いて
時には笑って
繰り返す日々に
逆らうこともなく流されるように
僕らは歩いてきた
たったひとつの愛を信じて
たったひとつの明日へ向かって
たったひとつの夢を見て
たったひとりの人を愛して
お互いがお互いに愚かなほどお互いをまっすぐ見つめていた
それだけのことさ
目をそらすことなんて考えなかったね
今でも思うことは
たったひとつ
僕は君だけを愛してる
いままでもこれからもずっとずっと。
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ここにある平凡と
変わらない毎日が
僕にくれる幸せ
それを感じながら
たまに思いながら
暮らしていけたなら上等さ
この先の人生
予想はできるけど
多分理想は高すぎて
現実じゃ通用しないだろうね
あれもしたい
これもしたい
いろんな夢があふれてしまうけれど
本当に手に入れたいものは案外すぐ近くにあるのかもね
必死に探してる自分がばかばかしくなるほど意外な場所にそれはあるのかもね
あ〜あ 遠い昔の話をし出せばきりがないほど輝いていただろう
残酷だけれど今じゃ幻と同じさ
さあ それより前を向いて
てくてく歩いて行きなさい
後ろばかり振り返ってても仕方ないのさ
だからたまには立ち止まって 思い出を振り返るのもいいよ
だけれど気が済んだならまた歩きだそうね
太陽を見失わないように方角なんかも確かめたりして
ゆっくりゆっくり
夢へと近づこうよ
あそこに見えるのはひときわ輝く宝島
とりあえずはいちばん近い砦から制覇しよう
日々、精進
そして鍛錬
忘れちゃいけない
愛と優しさ
平和への意識
手をつなごう
夢を見よう
頑張ってたどり着いた世界には何がありますか?
答はしばらくはわからない
でも結果が知りたくて生きてゆく
曖昧な壁をぶち破ってその先にある光を掴むんだよ。
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愛想笑いで切り抜けた危うい1日でさえも笑って見過ごす
いつまでつづくかな
その余裕とあふれる自信
笑ってられるのは今のうちですか?
何度転んでも
何度痛い目見ても
懲りそうにない
僕のこと
おかしな目で見ないでね これでも頑張ってるのです
胸にしまい込んだ
素直な思いを
率直に伝えたい
本音をさらけ出して
叫びたい 叫びたい
まだまだやれそうさ
ああネバギバだ
諦めないぜ
断崖絶壁からの眺め
足元に迫る危機
そんなもの幻だ
夢を追い続けて
途中で諦めたら
夢を掴みたい自分に嘘をつくことになる
それはマズいぞ
ガンガンやれそうさ
オーネバギバだ
走り出すんだ
愛想笑いで切り抜けた危うい1日と
お世辞をばらまいたあとの疲労感
そればかりは慣れたもんじゃないね
だけれどネバギバ!
明日もそんな具合でやっていこうね。
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迷惑ばかりかけてばかりで
お世辞にもいい息子ではない僕だけど
聞いてほしいことがあります
それはきっとどこにでもある単純な気持ち
だけれどその中に込める見えない思いはとても大きいんだ
こんなことを言ったところで僕に注がれた愛やあたたかな優しさが返せるとは思わないけど
伝えたい 届けたい
素直な気持ちを心から
ありがとう
たとえば僕の中に積み重なってる感謝が
百あるとして
その数だけありがとうがあって
感謝することより
謝らなければいけないごめんなさいがあるよ
でも今はあなたはいない
どうしていなくなってから気づくのかな
あなたにもっと優しくすればよかったなとか
あなたにもっと楽をさせてあげればよかったなとか
今から考えると素直になれずに意地を張っていた自分が愚かだったね
胸が痛むよ
下界より天国へ
僕は思いを募らせる
お母さん…
お父さん…
ありがとう
そして
ごめんなさい
今があるのは
やっぱりあなたたちのおかげだよね
愚かな息子を持ったあなたたちなのに
なんの不満も言わないで優しかった
あなたたちの愛が今思えば 恋しいな
僕は強く生きていきます
ひとりの大人として
ひとりの男として
あなたたちが僕に教えてくれた生き方も大切にしながら
今は亡き父母への切なる思いを抱きしめている。
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憧れは憧れのまま
手のひらに乗せて
一息のもとに吹き飛ばそう
誰も知らない場所へ
叶わない夢は
憧れは憧れたまま
目をつむって
一息のもとに吹き飛ばそう
真っ暗な地の底へ
憧れを憧れのまま
永久に叶わない
夢ならば。
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ねえ ここまで歩いてきた僕の努力を
その頑張りをひとり讃えて
日々刻まれる時間
やがて終わる時間
僕はその日まで
歩き続ける
悲しい事も
嬉しい事も
全部まとめて
人生と呼ぶのなら
この涙も無意味なんかじゃないんだよね?
僕がこの世界に生まれて やがて死ぬまで
この世界に 残す見えないあしあとが消えないように祈るだけ
僕なんかとてもちっぽけで吹けば消えてしまいそうな小さな灯りのように儚すぎて脆すぎて 悲しいけど
今までの努力は
今までの頑張りは
たとえちっちゃくても無意味なんかじゃないよね?
周りはいろいろ言うけど結局は僕の人生だ
泣こうが喚こうが
状況は変わらない
だから泣くより笑え
より多くのあしあとを残すため 人より倍歩いて
無意味の中に光る
意味のある生きる喜び 抱きしめよう
白い季節が世界を
白く染めるまえに
無意味なだけなんて言わせないよ
僕は俄然立ち向かう
さあ 闘いの幕開け。