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その喜びは狂気にも似た至福の絶頂
まさに悦楽ともいうべき艶めかしい快楽への入り口
吐き気さえもよおすようなエロチックな世界への入り口
官能小説の目次で
もう ギブアップ
僕にはヤッパリ
不向きな世界
背中を向けて
さよならだ
僕は、
NO adult
NO ladyの精神で生きる。
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日々進化していく世界はその進化とともに大切な何かが忘れ去られていくような気がしている
進歩する事が必ずしも良い世界への入り口では無い
この世界には
進化しなくても
素晴らしいものは
たくさんある
進化しているようで
人間の心までデジタル化したような世界では大切なものは廃れていくだけだ
だから僕らは進化しているようで本当は大切な部分が退化している気がしている。
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あなたの家の窓からは何が見えますか?
たとえば家族の団欒の風景
たとえば図書館の本を読む人たち
いろんな窓から
何が見えますか?
何がありますか?
そこには幸せが
きっとあってさ
そこには悲しみだってたくさんあってさ
小さな窓からの景色
大きな窓からの景色
今日もそこからは
誰かの笑顔がのぞき
誰かの涙がのぞく
そこには
きっとそれぞれの生活がある
そこには
きっとさまざまな苦労がある
内側から見た景色
外側から見た景色
昨日と今日で違う景色
今日と明日で違う景色
窓は見えないものまでうつすよ
飽くことのない
窓のふしぎにときめく僕たちのオールデイズ。
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キャンバスに描かれた題名のない1日
様々な出来事がその絵の中で繰り広げられる
ドラマチックじゃないけど
それに似た日もある
真っ白な紙の上に
描かれる1日は
どんなふうに
今日は僕を楽しませてくれる?
どんなふうに
今日は僕をドキドキさせてくれますか?
最初から最後まで終わりも始まりもないストーリー
僕はずっと死なないからいつまでもここでこうして
キャンバスの絵の中で笑ったり泣いたりしていくんだ
そうさ僕には
限りなんて無いさ
だから
さよならなんて
有り得ない話なんだよ
これは終わらないストーリー
ずっと終わらないストーリー
誰かがさよならと手を振っても
僕の写真に手をあわせてきても知らんぷりさ
「僕はここにいるよ
見えないだろうけど
透明なからだで
聞こえない声で
君に話しかけてる」
そんな絵の中じゃ
涙で何も見えない
全ての色がにじんでしまうから
さあ はじめよう
筋書きの無い
開け放された
窓の向こう側に広がる自由と精一杯あがいた跡
見えない爪痕が
君の中で
永遠に
忘れられない
記憶として残る
そして 繰り返す
夜と朝
そして 回る
月と太陽
今日も青い地球に
神秘的な夜がくる
そして ほら
飽くなき旅がしずかにはじまる。
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今日もどこかで誰かが生まれて
きっとどこかで誰かが死んでいるだろう
あたりまえな事のように繰り返す命の生と死は誰も笑い話になんかできやしないんだ
なんでもない景色の中で立ち止まったり
急に急いでみたり
再生ボタンを押すように立ち止まっていた影がまた動き出したり
まるでリモコンで操られてるみたいだね
でも僕は僕自身の意思で動いている
今日もやっぱり
何かが悲しくて
何かが嬉しくて
死にたいなんて
こぼしていたけど
気持ちが変わるのは簡単だったね
夢の中から
目覚めた僕は
夜になるまで
せっせ働き続けて
ようやく
ベッドの上
眠りに着ける
1日の中で
その繰り返しの中で
時に曖昧に
時に正確に
僕は僕自身の存在の意味を守り続ける
今まで失ってきたもの
これから失うもの
今まで得てきたもの
これから得るもの
その全てを
大事にできたら
きっと何度だって
素敵に笑えるんだ
素敵に泣けるんだ
暮れゆく街
長くのびた
遊歩道を歩く人々を
きつく締め付けるような日の短さ
誰かの忘れ物のようにそこら中転がってる 燃えるような切なさ
なんとなく
泣きたくなった
なんとなく
走りたくなった
だから僕はいつも
この胸に芽生える
再生のきざしが
こみ上げてきたときにこの上ない
喜びを感じるのです
生きていて良かった
様々な喜び
様々な悲しみ
泣いて笑って
今日もごくろうさま
きりもなく
始まる1日に
おはよう さよなら
絶えることのない
水の流れ
尽きることのない
血の流れ
感じながら
思いながら
今日も
僕はまたひとつ
死んで
また生まれ変わる。
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常識なんて 僕には
道端に落ちてる
空き缶も同然さ
そりゃ良心があるから良い悪いの区別はそれなりに心得ているけど
なんだかかったるい
常識っていうのは
あれを守れ
これを守れ
言われたとおりに動け
もうそんなセリフは聞き飽きたのさ
自由はどこだい?
縛られた社会生活
空き缶みたいに
僕も蹴られて
あちこち
凹んでる
ああ心は重傷です
いたわってください
なぐさめてください
口が裂けても言えるもんか
弱いくせに強がって
意地を張るのは僕の悪いクセ
涙がポロポロ
ほほを伝う日には
きっと
心に傷を抱えるだろう
でも負けないぜ
でも負けないぜ
空き缶の唄
歌いながら
僕は歩いていく
なし崩しに崩れていく 常識の崩壊
著しいこの世の中
誰が悪い?
何が悪い?
違うよ
たぶん
それぞれの心がけ
しだいでどうにでもなるんだよ
僕の良心がそう叫ぶ
空き缶みたいに
あちこち
蹴られて
やがて
利用価値が
なくなったら
ポイ捨てされてもおかしくないくらい
危うい世の中だから
覚悟を決めて
働く
今日もなるべく生真面目に生きてはいるのさ
愛想笑いなんて
本当は嫌いさ
お世辞も
嫌いさ
おだて役なんて
もっと嫌いさ
自分隠さず
もっと本当は
自分をさらけ出して
暴れたい 暴れたい
壊れたい 壊れたい
壊したい 壊したい
常識の中にひそむ
不条理を暴きたい
空き缶みたいに
僕も蹴られて
あちこち
凹んでる
ああ心は重傷です
いたわってください
なぐさめてください
口が裂けても言えるもんか
弱いくせに強がって
意地を張るのは僕の悪いクセ
常識なんて 僕には
道端に落ちてる
空き缶も同然さ
場合によっちゃ蹴り飛ばしてやる
でも何年先
何十年になるものか…
風当たりばかり気にしてしまう弱気な僕じゃ追い風は期待できないね
でも負けたくない
いつまでも空き缶じゃ哀しい。
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どんなに悲しくても
どんなに切なくても
明日は誰にでもやってくるからね
卑屈になって
文句をこぼして
愚痴ってみても
構わないけど
明日はやってくる
朝だと思ったら
もうそうこうしているうちに夜になって
空に星が輝いていた
不思議なくらい
疑っちまうくらい
リアルから抜け出た
非日常の物語
規則正しく
時をきざむ
時計に振り回されて
お疲れモードの帰り道
少しだけ重たいため息があふれたよ
なんだかんだ言っても
たどり着いた安らぎの中で
何が幸せ?
何が不幸せ?
今それらを
心の中で考えながら
途切れそうな意識を無意識になんとかたもってる
そら耳かな
聞き間違いかな
どこからか
かすかな声で
ささやくように
僕を呼んでる
明日が呼んでる
行かなくちゃ
行かなくちゃ
やっぱり生きていれば生きていたでいいことがある
だから僕はそんな期待に胸膨らませて生きていこう
そう思うこの頃の僕。
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そろそろ白い雪が
降りますでしょうか
窓辺の椅子に
座って少し眠りましょうか
カレンダーはあの暑い夏から何枚か捲られて
やがて寒い冬がやってくるんだね
並木道に吹く風が冷たくなったら
きっと僕はコートの襟ばかりか心の襟があったら立てなくなるほど心まで寒い季節
ポケットに手を入れても
独り言でつよい自分を装ってみても
全然 あたたまらないよ
全然 さびしさ抜けないよ
ため息が白く煙り
窓を曇らせたら
曇り窓に指で記す
祈りの言葉
今年の冬はどうか
よい冬になりますように
僕は何も言わずそれだけ願ったらしずかに目を閉じる
近づく一年の終わり
時間の経つことの早さ
その切なさ
ひしひしと胸を打つ
言葉にならぬ切なさ
心を吹き抜けてゆく。
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君のママとパパから
やがて小さな命が生まれ
今日の今日まで少しずつ三人が三人育てあってきた
よちよち歩きの子供時代から
やんちゃな時を過ぎて 大人になっても
親から見る僕はやっぱり僕でしかなくて
変わらないことがとても心配で
また幸せでもあって
何日も何日もかかってきめた名前で
君を呼ぶたびに
僕の胸は熱くなる
君が僕にくれたたくさんの思い出は
今も心のアルバムの中で輝いている
この世界でいちばん
大切なものはきっと
人のすぐそばにある
たとえばいっしょに泣いたり 笑ったりする毎日がそうだったりするんだよね
君が小さいころから
見てきた僕だから
ママとよくケンカした時 君が泣くのを合図に僕はママに謝ったね
僕が積み重ねてきた
人生などは君がこれから積み重ねる
人生と比べれば
たいした人生じゃなかったと思えるくらい
君の人生が輝くものであることを願う
おしえたことよりもおしえてもらったことのほうが多い気がするよ
パパから君へおしえてあげられることは
きっとたいしたことじゃないけどさ
つよく思うのは
君が歩んでくこれからを僕はいつまでも応援してるってこと
君がパパに似たなら
不器用なとこかな
ママに似てるとこは
優しいとこかな
いくつもの夜を
いくつもの朝を
超えたその先で
いつの日か
君はこの家を出るだろう
そして誰かを愛するのだろう
夢を追いかけていくのだろう
僕はただそれを見守ってるよ
悩みがあるなら聞くよ
いつでも帰っておいで
君の帰る場所はここにあるから
君が僕にくれたたくさんの見えない
プレゼントはいつまでも心の宝箱にしまってあるさ
いつまでもこんなパパだけど
君のこと世界でいちばん愛してるよ
そしたらママを愛してあげてなんて言うかな
こんな僕がつくった唄だから
へたくそだけど
思いは本当だよ
題名は君とパパとママの唄。
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この世に不条理はない
条理が死んだ躯が
不条理と呼ばれるようになっただけ
だからこの世には条理しかない
ただ条理が死ねばその躯が転がり出て
不条理と勝手に人が呼ぶだけ。