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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[1969] 正体
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自分は誰でしょう
自分は自分でしょう

だけれど自分というだけで正体のない
得体のしれない
自分です

だからこそ
得体のしれない自分の正体を決めるのが自分の役目です

さあ ご決断を
正体を明かしなさい。

2010/10/25 (Mon)

[1968] 「不完璧=完全」
詩人:どるとる [投票][編集]


不完璧こそ完璧です
不完全こそ完全です

ただそれは
この世界には完璧も完全も無いから

不完璧でいることが
不完全でいることが

もうそれは
完璧であることで
完全であることの
証なのだから

不完璧で不完全な中で成長すればいいのです。

2010/10/25 (Mon)

[1967] 神様の手料理
詩人:どるとる [投票][編集]


神様がつくった
料理は数えきれないドラマを生んだ

地球という名前の
お鍋の中で
ぐつぐつ世界が湯気を立てて
やがて僕らができた

それぞれ感情や
それぞれ得意分野や
それぞれ好きなもの
それぞれ嫌いなもの
多種多様にあるけど
同じなのは心がだれにもあるってこと

美味しくできた料理もきびしい評価をつければ
満点ではないだろう
だからどんな優秀な人にもかならず欠点があるんだね

だけれどわかってほしいのはまずい料理なんてないこと
きっと不器用でも
きっと勉強苦手でも
きっと性格暗くても
きっとほかのことでは誰にも負けない
何かがあるはず
それが世の中でつかえるかつかえないかは別として素晴らしいものだよ
その人にしかない味だよ

僕らが生まれたのは
始まりも終わりもこの地球の中
ストーリーはいつも描かれてる
日めくりカレンダーパッパッパめくるように
次々に過ぎていく
あわただしい日々もまた楽しからずや

悲しいこと
嬉しいこと
楽しいこと
苦手なこと
得意なこと

参っちまうとき
はっとするとき
立ち止まるとき
誰かに感謝するとき
誰かに感謝されるとき
誰かを好きになるとき
誰かに愛されるとき

生まれた喜び
生まれた悲しみ
感じるけれど
いつも思うのは生まれて良かったと思う
その瞬間感じる気持ち
どんなに悲しくてもね前に進める
励みになるね

雨のち晴れの毎日
あたりまえといえばあたりまえ
文句いうより進め

だから迷っても
悩んでも
あまり深く考えすぎなければきっと多分楽チンだよ
いい人生送れるよ
たぶんね

僕は所詮家庭料理
ひねりのある味なんか最初からないから
きっと万人の舌には受け入れられない
でもこんな僕を美味しいと言ってくれる人もいる

やがて僕という料理の賞味期限を僕自身が完食した時
この物語は終わる
その時僕は何を感じるのだろう。

2010/10/25 (Mon)

[1966] それは悲しいときに降る雨
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誰に嫌われても
誰に愛想つかされても
僕は僕自身を嫌いになることはできない
だからもっと自分を好きになれるように
自分のいいところ
見つけて 伸ばそう

裏切ってきた人たちへの罪の意識と申し訳なさは
確かにあるけど
今はもうどうやったって返せない
だからせめてもう二度と裏切らないように永遠にさよならさ

ふと人ごみの中で
気づくと消えてしまいそうになる
迷子のように
不安抱えながら
いつしかはぐれた自分自身を探してしまう

夜は予定どおりに今日もやってきて
雨は予報どおりに少しだけ降ってやんだ
何もかもが規則正しく動く中で僕だけがいつまでも不器用で
全てから遅れをとっている気がしてる

ふいに頬を伝う
あたたかい涙
ああ それは
悲しいときに降る雨
きれいごとで傷跡を隠すようにその場しのぎの嘘はいつも
僕から笑顔を奪うよ
孤独なんて全然悲しくなかったのに
なぜ今になって
こたえてくるんだろう
この胸の中に芽生えた切なさは偽ることのできない気持ち

救いの手を
誰かのまなざしを
優しい言葉を

本当は求めてる

冷たい瞳の奥に
素直な気持ちが
沈んでるだけなんだ。

2010/10/25 (Mon)

[1965] pantomime
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誰かの真似事じゃ
つまらない

オリジナリティを
人生に求めるならば
自分自身でスタイルを決めなさい

真似するじゃ
そりゃパントマイムだよ
自分の目の前に見えない壁をつくって
ごまかすのはそろそろやめなさい

張りぼての世界に
生まれた僕ら
みんな似たり寄ったりさ
まるでパントマイムしているよう
吐き気さえもよおすぜ

人なら声と声で
人なら目と目で
人なら心と心で
体全部で会話をしよう

パントマイムだけじゃ悲しいだけさ
心に塗りたくった化粧を落としたら
素顔で笑ってごらん
絶対 素敵なはずさ。

2010/10/24 (Sun)

[1964] 新しい明日へ
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夜の片隅で
僕はひとりきり
空を眺めては
ため息をついてる

ぼんやりとした
街灯の明かりの下で
何やら
ぼそぼそ独り言こぼしてる

もしも今日どこかで誰かが生まれても
もしも明日どこかで誰かが死んでも
僕には多分それは関係ないことだ

少しずつ複雑になってゆく現実が目の前に見えない壁をつくるから他人のことまで心配する余裕はもはやない

もうほどけないくらいに結ばれた絆と同じくらい現実はこんがらがってもはやアトノマツリ

悲しいのは僕ひとりだけじゃない
そんなことわかってるけれど
そんなことわかっていたところでなんの慰めにも救いにもならないさ
考えれば考えるほど悲しみが深くなるだけ

背中を押してくれる人を求めて
誰かを待ってても
誰も来ない

これはひとりきりで旅するためにあてがわれた時間だから
歩き出さなければ
何も見えない
どこへも行けない
だから勇気を出して
弱気を振り払って
覚悟決めたなら
旅立とう

新しい明日へ
つぎなる未来へ

どうせ待つのなら
夜明けを待って
旅立とう。

2010/10/24 (Sun)

[1963] 涙雨
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悲しいことは終わりません
でもだからこそ幸せなんだね
嬉しいことばかりなら
飽きてしまうね
悲しいことがあるからこそ
僕らは喜びに出会えたときこんなに笑えるんだね

涙雨 降る1日は
幸せ あふれる日
確かな 喜びが
僕を濡らす
世界を濡らす

晴れ間を気長に待とう
雨は今だけ いつか止むさ
それが雨なんだ

涙雨 降る1日が
訪れる日には
確かな喜びが
君を濡らす
世界を濡らす

全ての人のこころを濡らす
それが涙雨。

2010/10/24 (Sun)

[1962] ハレー彗星を追いかけて
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この世界にもしも
僕を愛してくれるような人がいてくれたらそれはそれは物語のはじまりだね
僕のはじまりだね

よって輝いている
君は
僕にとっては
ハレー彗星
だから追いかけてくよ
絶え間ない明日も

ハレー彗星を追いかけて
こころのペダルを漕ぐ

さび付いたプライドなんて 投げ捨てたそのあとで
言い訳は後回しにして とりあえず進もう 走ろう

誰よりも輝いている
あなたを追いかける
僕はハレー彗星を追いかけて 追いかけてゆくよ

キラキラときらめく
運命のしるしをつけた君を追いかけてゆく夜は長く果てしなくつづく旅

よって輝いている
君は
僕にとっては
ハレー彗星
だから追いかけてくよ
まだ見ない未来も

ハレー彗星を追いかけて
こころのエンジン蒸かす

さあ ゴールはまだ先
直線距離をたもって
マークしていけ

運命の人はすぐそこ!

2010/10/24 (Sun)

[1961] メモリーオブスライドショー
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胸の中のスライドショー
代わる代わる 変わる思い出絵巻

号泣必至

メモリーオブスライドショー
僕と君の夢の中にて特別上映

あのころの涙
あのころの笑顔
忘れてたこと
忘れ得ぬこと

全てが今じゃまぼろしさ
光を帯びたまぼろしさ。

2010/10/24 (Sun)

[1960] 一葉
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ひら、ひらり 舞い落ちる葉はまるで
あなたをうつした絵のよう 輝いている

このひとひらの思いは枝から風に吹かれて
落ちた一枚の葉
踏みつぶしてしまえば悲しいだけ

さめない夢の中でいつまでもふたりは
わがままに
じゅんすいに
素直なこころを分けあっていた

吹けばたやすく消えてしまいそうな炎でもけんめいに燃えている
だから僕らも力強く生きるんだ

黄にも朱にも染まる葉たちは冬になれば散ってしまう
だからこそ共にいれる時間を葉たちは大事にする
たとえいつか別れるとしても

それぞれのさだめを受け入れてる

だから僕らも愛しあったのだろう
時にゆるされて
時にしばられて
散ってしまいそうでも細い枝にしがみついて必死に今を生きていた筈だろう

たった一枚の葉だとしてもあなたを守るため あなたを愛すため僕ははかないこの命が散るまで身もこころもささげるよ

「愛」という「キズナ」が生んだその結び目は神様でもほどけないくらいに硬く結ばれてる

ああ僕はあなたを愛すため そのためだけに生まれた一枚の葉

笑ってよ 怒ってよ
こころ開け放してよ
僕が全て 君の全て
受け入れ受け止めるから

かなり不器用だけど
言葉は足らないけど
伝えたい 届けたい
この世界でいちばん愛してる君だけに
この思いを

同時に僕はあなたに愛されるために生まれた一枚の葉

一枚だけの葉なんだ。

2010/10/24 (Sun)
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