詩人:どるとる | [投票][編集] |
伝えたい気持ちがある
届けたい思いがある
今まで言えなかった言葉を
勇気を出して言うよ
文字にすれば
簡単だけど
面と向かって
言葉にするのは
思うよりずっと
難しいものです
感謝ばかりが
積み重なって
何かをしてあげるよりしてもらうことのほうが多くなったとき思う
この感謝を返さなくちゃと
日頃の感謝を込めて
ぼくはあなたに
ありがとうというたった5文字の中に精一杯の愛と気持ちを込めるよ
ありがとうね
ありがとうね
何度言っても
言い足りないね
返しきれないね
だけど
ありがとうね
ありがとうね
繰り返し
あなたに言うのさ
あなたに言うのさ
一生かけても返せないのはわかってる
だからこそ限りある時間の中で感謝の気持ちを忘れないことが返しきれないぶんのせめてもの埋め合わせだろう
いつも感謝してるよ
言葉だけじゃ足りないかな
ずっと感謝してるよ
ほんとうにほんとうなのさ
だからこそ
ありふれた
いつもの1日は
あなたに感謝するためのありがとうの日
1日も欠かさずに
感謝してるよ
感謝してるよ。
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夏は暑い風に吹かれて
冬は冷たい風に吹かれて
春や秋は心地よい風に吹かれて
ぼくは季節を旅する旅人のようさ
何を探してるわけでも
何を目指してるわけでもないけど
きっと何かのために生きてるんだよ
今訪れる季節の風にだれもが吹かれて
暑がったり寒がったり
いたずらに過ぎて行く時の中で
今日もそれでも笑ってるんだよ
季節の風にはこばれてきた種がどこかに不時着して
新しい命が咲くように
変わり映えのない日々もあざやかに変わるような
愛が見つかるかな
古びたアルバム
眺めては
昔を羨んで
辛いばかりの
今をうらんでみても
仕方ないのに
わかってるけど
振り返る
思い出の向こうの景色は美しく輝いているよ いつの日も素敵な景色だよ
立ち止まって
はじめて気づく
鏡を通しても見える
昔とは明らかに
違う゛何か゛
それをぼくらは受け入れられるかな。
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それぞれの悲しみや
それぞれの喜びが
ありふれた世界に花を咲かせる
ナチュラルな笑顔を君がぼくにくれるから
素直になれるよ
素直になれたよ
素直な人から素直な人へぼくは。
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悲しいことがあった日は眠れるわけもないでしょう
誰かの言葉なんて聞く余裕もないでしょう
きれい事ばかりにあふれたこの世界では少しでも曲がった心はいやに目立つでしょう
そのくせ巧妙な嘘でごまかされることもあるでしょう
何したって
どうしだって
眠れないなら
朝が来るまで
起きていればいいよ
グッドナイト
君は夢の中
寝顔がかわいくて
思わずその唇にキスしたくなる
グッドナイト
ぼく置き去りのまま
いくら飲んでも眠れないコーヒーを飲みつづけてる
月が輝く
零時過ぎの真夜中
迷子のお知らせ
夢の中から
呼び出しがかかる
あなたは眠らないんですか?皆さんは眠ってるというのに…
そんな声がどこからか開けた窓から風にのってはこばれてきたような気がしたなら そのうち夢の中
けっして楽しい夢ばかりじゃないけど
明日も生きるよ
いつものぼくで
そしてほほえむよ
いつものように
君に
幾多の眠れぬ夜に
今、星が流れる
不安が眠りを妨げる
幸せの行方も知らないまま宛もなくさまよう
うつつの世界。
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強がるためだけの微笑みを空に投げ
静かに
ふたりはゆっくり
画面の隅へと
消える
たとえば映画なら
悲しい場面だけど
ただ悲しいだけでは
言葉が足らないよ
セリフなんか
どうだっていいし
台本なんか
あるはずもないけど
さよなら
おきまりの言葉がふたりの耳に届いたら
ふたりはその言葉を合図に背中を向けてもう振り返らない
それぞれの明日へと歩き出すんだよ
もう出会うこともない
別れのストーリー
エンドロールに
流れる歌もなにもないままただ悲しみだけが残る
ほころんだ記憶
いくら埋めても
埋めきれない
胸にぽっかりとあいた穴
まるで残り火のようにいつまでも煙を立てて懐かしい君の匂いが涙をさそうよ
あのころはあたりまえだった手をつなぐことも恥ずかしげもなくキスを交わすこともできない
主役をおろされた
俳優みたいな
気持ちとは
ちょっと違うけど
似たような
立場で
ぼくは
画面からは見えない隠れた場所で人知れず営みを繰り返す
たとえば朝
目玉焼きを焼くように
たとえば夜
ひとりぼっちお酒を飲むような
そんな場面に感じるさびしさをひたすらかみしめ堪えながら
残り火を消そうとムダな強がりで無理やり笑ったりしても
やっぱり愛している気持ちは今でも変わらないんだ
君はぼくが今まででいちばん愛した人だから
今も変わらないさ
残り火は消えてないさ
懐かしさで胸はいっぱいだよ
大人げないね
終わったはずの恋を
引きずりながら
振り返ってばかりいる
終わった映画
明るくなった映画館
いつまでも
残ってる客のように
ぼくはいつまでもいつまでも記憶の中で君の微笑む姿を何度でも思い出しては悔やんでるよ
本当はねさよならなんて言いたくなかったのにね
まるでそれが運命かのように静かにまぶた伏せ君が去り行くまで目を開けられなかったぼくの弱さが出たね。
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泣きたい気持ちならぼくがいつでも聞いてあげるよ
そんなにむりに笑わなくたっていちいち気になんかしないさ
泣きたい夜がだれにもあるから
がまんなんかしないで泣いてくれたほうがぼくにも慰めがいがあるよ
スマイルなくしてしまうのは
ピエロが仕事のぼくらには致命的なことだろう
愛想をなくして
お世辞を言えなくなったなら嘘さえつけないから
そしたらぼくら用無しだよ
でも、いつでも強くありたい
悲しみなんかに負けない心をもってたい
スマイルなくしてしまっても
雨がやみ空の隙間から日が差せばまた笑えるだろう
悲しみという通り雨が雨雲を連れ去れば
ぼくらはまた昨日のように素直に訪れる晴れ間にスマイル浮かべるよ
これからいくつの試練がたとえ待ち受けていても
ぼくらはあきらめという言葉を知らない
悪あがきを繰り返しては涙をのむ日だって強くなる練習さ
さあ 朝が 夜明けが
瞳に映ったら
ぼくは始まりのドアを開いて 旅に出る
スマイルひとつ小脇に抱えて。
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心の中に雨が降っても
君がいればぼくは悲しくても切なくても笑えるよ
たったひとつの出会いが変えるものは思ったよりずっとたくさんあったね
いやに暑い日々を
乗り越えたら
やがて訪れる
秋の涼しさに
めいっぱい微笑もう
風の中に立つように
なんの心構えもなく
真っ白な気持ちでもってぼくは言うよ
君が好きさ
なくしちゃいけない
愛を今 見つけた
かくれんぼうはもう終わりにして
君とぼくは追いかけたり逃げ回ったりする役目を捨てて
二人 肩をそろえて
同じ足並みで生きていこう
大好きだというその思いだけでおそれるものなど何もないぜ
そしてまたためらうことなくぼくは言うだろう
君が好きだ
たしかなことは
それだけで
幸せだってこと
わかるかな?
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たとえばあなたが悲しいとき
たとえばあなたが切ないとき
そばにいられたなら
それは何よりの力になるね
あたりまえなことをいちいち話すのは
面倒だなんて言わないで話してみよう
移ろいゆく季節の中でぼくらは今この瞬間をただ精一杯生きてる
ぼくもわたしも。
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閉じたまぶたの裏
暗闇なのに
はっきりと鮮やかに
涙する君が見える
大好きだよ
愛してるよ
言葉だけなら
なんとでもいえるんだ
そんな簡単なことさえ忘れていた
大事なのは言葉じゃなくいつでもそばにいること
簡単なのに
難しくなんか
まるでないのに
なんでかな
なんでかな
ひねくれる心
ひん曲がる愛
あいかわらず
暗闇の中
まぶた閉じれば
君は泣いてる
君の涙
止めるすべを探して
立ち止まる夜明け
瑠璃色の空
影は寄り添う
素敵な鍵を昨日手にしたから。
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素っ気ない顔でいつのまにやら訪れた夜に君は何をする?
ただかかしのように突っ立っているだけじゃ暇だろう?
だから悲しいことはあるのです
ほら涙がほほを流れたら
そろそろ笑う番でしょう?
準備はいいかい?
まずは後片付け
散らかった心を
整理しまして
それから笑う
真っ白にしたら
さあ笑います
どんなふうに?と聞くならば
君の好きなように笑えばいいさ
笑うのにいちいち決まりなんてない
好きに笑えばいいさ
タイミングなんてない
君の心がふるえたなら笑えばいい
簡単なルールだよ
綱渡りするように危うい朝をわたりきったなら
さあ涙を拭いて
涙がほほを流れたら
それは笑顔が起こる合図だよ
訪れた夜に何をする?
訪れた悲しみにどう立ち向かう?
すべては君が決めること
逃げてもいい
言い訳しても構わない
ただひとつだけ
アドバイス
涙がほほを流れたら
悲しんだぶん笑いなさい
ただそれだけ心に留めておいてくれたなら嬉しいんだけどな
涙が笑顔より
悲しみが喜びより
多いなんてそのほうが悲しすぎるから。