詩人:どるとる | [投票][編集] |
なんの特技も
なんの夢も
なんの魅力も
何もねいいところなんかないぼくなのにね
君はなぜぼくを今日まで愛してくれているのか
不思議で不思議で
仕方がないんだ
でも君が愛してくれるぼくだから
何か 光るものがあるのだろうね
具体的には言ってくれない君だけど
『あなたにはあたたかい優しさがあるから』とだけ言った
自分ではそんなとこなんて
愛をもらうにも値しないとこなのになんて思うけど
君にはどうやらそれがいちばんのおきにいりらしい
何もなくても
世間ではうけない
不器用すぎるぼくだけど
ただひとつ
これひとつ
あるだけで
君と愛し合える
抱きしめ合えもする
いつまでも
いつの日も
ぼくと君の中には
愛があるから
繋いでる指の隙間から
胸のリズムの節目まで
愛でいっぱいなのさ
何もなくても
それがあるだけで
ぼくらはひとつになれる
何はなくても
愛があるからね
ぼくらは幸せになれる
それを 君に 出会って知った
ぼくの中に流れる愛が 目を覚ましたようにほら君にだけは本当の悲しみや本当の喜び素直に伝えられる
きれいすぎるくらいの混じり気のないそのままの気持ちを届けられる
人には伝えたい気持ちや届けたい気持ちがある
ぼくにもたくさんある
ずっと聞いてほしかった
それが君でよかった
君じゃなかったらきっとぼくはうまくいきっこないね
君だから君だから
心のピース同士重なり合える
それはただ簡単に愛があるから
だけど熱い熱い愛なんだ
何もいらない
優しささえあれば
不器用すぎる人だから
それひとつ
ただひとつ
あるだけで
二人愛し合える
抱きしめ合えもする
どこまでも
どんな日も
ぼくと君の間には
愛があるから
こぼれる涙のひとつぶから
かすかな表情の翳りまで
君を愛する為に見つめられる
何もなくなんてない
ぼくには君への限りない愛があるんだ。
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遠くに揺れる街明かり
ぼくを照らす月明かり
ただそれだけでなんだか切ない雰囲気
急ぐ必要なんて何もないのにまるで人より前に出て急ぐことが素晴らしいかのように我先にと行き交う人
こわい目をしながら
星の数ほどこの世界にきらめく不思議
昨日も今日も僕をときめかせてる
ありふれた 日々を
もう何度となく繰り返してきたよ
吐き気がするほどの長い長い時間を
くぐり抜けてきたよ
それでもまだ半分も来てないんだから
この人生の長さがしれるね
きっとぼくが見過ごした何かが幸せなことだったんだろう
きっとぼくが唾を吐いてくだらないって言ったことが奇跡なんだろう
ぼくはそれらにゆるされてここにいる
燃えるようなあかね色を眺めてたら
いつのまにか夜になっていた
胸を焦がす切なさは本物も偽物もなく
ただぼくを立ち止まらせる
今、ぼくは濡れてやしないけど
見えない雨に降られているんだ
人ごみの中押し流されるように追いかけていた
未来を見失い
いつの頃からか
自分さえ見失ってた
振り返れば いつも
ただなんの意味もなく
空っぽのままで
沈みゆく太陽を
見送るだけで一日が終わる
空が深く目を閉じたようにほら夜はまたおとずれて
喜びも悲しみも
切なさも憎しみも
少しの幸せも
全て明日という
今日と同じ世界に
押し出されるように
運ばれてゆく
今日は何が幸せだったんだろうか
明日は何を幸せに思えるんだろうか
幸せが何ひとつないならば生きている意味も生きていく意味さえなくなりはしないか
ずっと考えていた
でも考えてみたところで無駄だったよ
あまい夢の中で
意識もろとも
溶けきってしまうから
たとえ今日どんなに悲しくても
今日より明日は悲しみは半減していて
またお気楽に笑える
そしてまた世界は目を開き朝という名の景色が眼前にひろがる
そしてまた夜が来るまで。
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いくつもの人と人の出会いがあるこの世界で
あなたと出会い愛し合う今まで
なぜもっと早く出会えなかったのかと君と出会うまでの時間を惜しんでる
だけれど 君と出会えた奇跡はきっとあの日起こるべくして起きたのだろう
だから 僕は
君に出会えて 何ひとつ 都合の悪いことなどない
君に出会えて 僕の中で何かが変わった
ひとりきりじゃ持て余すだろう時間もなんだか 愛しくなる
君に出会えたから
愛を知れば 一分一秒が大切になる
ばかにしていた分だけ自分が恥ずかしくなる
心に咲いた一輪の花の香りはまるで君の匂い 僕は満たされてゆく
ありがとう
愛してるよ
全てに感謝するよ
もう1人にしないでね
ずっと 君といたい
幸せは明日もまた続く
くだらないことでも笑えるうちは幸せ
何もかもが君に出会えたから
君に出会えたからうまくいってるよ
涙に暮れる夜さえ
明るくなる
君さえいれば
ああ僕は幸せだ
君に出会えて
もう何もいらない
君がいればいいからね
世界から欲しいもの
君に出会えて
何もなくなった
あとはただ君の望むものを ゆっくりゆっくり探し出すだけ
君と二人で
手を繋いで
続く 明日も
雨だろうと
嵐だろうと
生きて 生きて
生きて
夜を越え
まばゆい
朝に出会う
君を抱きしめる
何度でも何度でも
君に出会うんだ。
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この世界には悲しいことがたくさんあるから
時々 打ちのめされてしまうのさ
やっと一山越えたと思ったらまだ目の前には越えなきゃいけないいくつもの山が連なる
誰かの声に耳を傾けたりなんかしなくていい
思ったままに
自分だけの時間を過ごせたらいい
幸せはそこにこそある
悲しいことは全て幻なのだ
しつこく降り続く雨に叫ぼう
僕はそのくらいじゃへこたれないよと
昇る朝陽に
はじまる一日に
今、目を覚まして。
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僕の心の中にはね
雨が降っている
生まれた日からずっと
絶え間なく僕だけを濡らすために降り続いてる
ただ他人には見えない雨だから
たとえば君が僕の悲しむさまを理解できないことも当たり前といえば当たり前だろう
どんなに人を理解しようとしても
見えないんじゃ
理解しようがない
嘘をついでまで
理解されたいとも思わないから
君には僕の悲しみは見えない
そして
僕には君の悲しみは見えない
互いに深く食い込んだ 悲しみの底は見えないんだ
だから僕には君の感じてる 雨の冷たさをわからないし
君には僕の感じてる雨の冷たさがわからない
紐解けば 簡単な絡繰りなのに
心に降る悲しみは
自分にしか見えない
その冷たさは自分しかわからない。
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目を閉じた先に見えるもの
暗闇の先に見えるもの
僕は想像する
悲しみは忘れて
僕はそこに描く
様々なこと
様々なもの
その全て 形にできるわけじゃないけど
僕はかぎりなく
見えるものよりも
目に見えないものを信じている
だから 悲しくても
生きるのさ
根拠なんかなくたって 僕がそう決めたからには
目を閉じた先に見えるものを信じるしかないだろうと。
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ねえ どんな日だって無駄だったなんて言わないで
今日一日を生きた自分を貶さないで
ねえ どんな事があったって必死に頑張った自分を認めてあげよう
不器用な手付きで
手繰り寄せたこの夜は
無理やり時計の針を動かしたようになんだかやりきったっていうものがない
それでも なんにしても自分をほめることがいちばんの愛と思うから
なんだって笑えるさ
生きていればいいことのひとつやふたつくらいあるさ
それを糧に勝手に進んでゆくさ
だから 僕は夜を笑う
屁でもねえやと
今日も涙をのみ込む
嘘でも強がりでも
そうしなきゃきっと僕はバラバラに壊れてしまうから。
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何も言えない
何も言いたくもない
黙ったまま
僕は夜の真ん中に
ただ身を預けてる
悲しみ吹き飛ばすような不思議な力はない
だから僕は今悲しい
だけど無力じゃない
1日が終わる
長かった1日が
なんだか悲しいな
また明日もあるのに
1日にさよなら言って
少し 涙 流したら
思い立ったように
腰を上げ
見上げた空に目を閉じる
僕にはあの雨の向こうに見えている
輝く月の光
またたく星の光
何はなくとも
生きていることが
いちばんの幸せ
僕はここにいる
それを確かめられたら
忽ち
今までのこと全て
笑い話にできる
まだ悲しいことは続くもそれはそれで幸せ
理想とはまた違うけど
とどのつまりはハッピーエンドです
今、僕笑えています
何も言えないけど
何も言いたくないけど
いつもいやなことから目をそらしてしまうけど
それなりに幸せだよ
ここにある命が訴えている
ハッピーエンドは間近
ほら 駆け抜けてゆこう 夜のてっぺんを目指して
最悪極まりない始まりも終わりくらいはハッピーエンドにもっていこう。
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君に伝えたい言葉があるよ
どうしてもどうしても届けたい思いがある
君と出会って
僕の何かが変わり
あの日僕が生まれたこと
何より幸せに感じてしまうほど君との出会いが変えたものは多い
悲しいこと
切ないこと
この世界には次から次にたくさんあるけど
どれもこれも君と出会い愛し合う今の喜びから比べれば屁でもない
さあ 笑おう
君のため
さあ 出かけよう
愛のため
どんな辛いことも君のためなら頑張れるから
今まで何を糧にしても頑張れなかった僕もやっと糧になるもの見つけた
それが君だったことが幸せだった
心の水面に言の葉をひとつ浮かべて
笹舟みたいに流そう
君のもとへ
そっと
そっと
乗せた思いは愛という僕の精いっぱいの思い
それは心のかけら
君のために砕いた
僕の一部
どうかどうか大切にしてほしい
僕は移ろわず 君を永久に愛し続けるから
今、二人のろうそくに消えない火を灯そう
どんな風にも耐え抜く
愛の火を
僕は言の葉を浮かべる
君は笑顔を浮かべる
愛し愛され
繰り返す日々
いつか僕はそれを宝物と呼んだ
どれがとかじゃなく全てを宝物と呼んだ
君の名は 君の名は
僕の生きる証そのもの
君の存在は僕の命の影を照らしてくれる
最後の最後まで愛したい
嘘でもジョークでもないよ
これだけは本当なんだ
君の心に君の心に
僕の言の葉乗せた
笹舟が行き着いたら
そっと 抱きしめてください
そのまま 受け取っていいからね
少しの間違いもない清いばかりの愛を。
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泣きたいときに笑っていて
笑いたいときに泣いている
不可思議な僕は自分でもおかしい
気持ちとは真逆の心
ばかばかしい
ピエロを泣かせ!
ピエロを泣かせ!
こんな笑顔 無駄だ
ピエロを泣かせ!
ピエロを泣かせ!
歪んだ笑いをやめさせないと悲しすぎてそのまま 死ぬぞ
だから ピエロを泣かせ!
いじめじゃないのさ
ただ 無理やり笑うくらいなら気持ちに正直になって自分には泣いてほしいだけ
だって今は悲しいんだから泣かないほうがおかしいから
世の中の前
ピエロになってしまう
僕を人間にもどせ!