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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[1069] 魔法の時間
詩人:どるとる [投票][編集]


ありがとうの数だけありがとうがある
愛してるの数だけ愛してるがある
この世界はどこもかしこもそんな風に回っている

魔法仕掛けの時間のその中で
僕らは解けない魔法にかかったまま生きている そして生きてゆく これからも

同じ言葉を二度も言い交わすのは魔法にかかってるあかしだ
一度じゃ意味はない
二度 響いてこそ
素晴らしい言葉なのさ
ありがとうと愛してるは。

2010/02/13 (Sat)

[1068] 今日をありがとう
詩人:どるとる [投票][編集]


ああ 神様 今日をありがとう
今日を生きさせてくれてありがとう
ああ 神様 人生をありがとう
今日も生きさせてくれてありがとう
感謝するならば まず親にしなさいって言うけどその親をつくった人もあなたなのでしょう
やっぱりに神様に感謝すべきと僕は言うのだ
神様 今日をありがとう
素敵な 人生をありがとう
僕は尽きない感謝と涙と笑顔でもう幸せさ
神様 何度も言いたいよ
素敵な時間をありがとう
神様 今日をありがとう
今日もありがとう
いろいろありがとう
いろいろのいろいろは割愛するけど
全て 全て 全て
あなたのおかげだと思ってる
ああ ありがとう
感謝が感謝を生みまたその感謝が感謝を生むから
きりがないな
でも 言うのだ
ああ 神様 ありがとう。

2010/02/13 (Sat)

[1067] 3月のアンブレラ
詩人:どるとる [投票][編集]


傘を忘れた僕のせいで君を濡らして 風邪を牽かせてしまった
二次災害を避けることは難しかったよ
こんな僕だから いつも 辛いこと 虐げるような形になってしまってごめんね
言葉も出てきやしないや
情けなさが僕のいちばんのだめなところだって僕がこぼしたらわたしにはそういうところがあなたの魅力なのよって笑ってくれた
ひとりぼっち雨の中途方に暮れていた僕に君が黙って傘を差し出してくれたような恋だから
いつも頭が下がらないのさ 君には
感謝があふれて
止まらないんだ

めくるめく季節のページ
笑顔と笑顔 涙と涙
いつも同じ 感動をありがとう
君と同じ 時を足並みそろえて歩けること
君と同じ 景色を見て回れること幸せに感じないで何を感じればいいのかななんて
笑う 僕の顔には涙のあと

どうしても
どうしても
ぬぐいきれぬ悲しみが僕を濡らすんだ
容赦なく濡らすんだ

もうすぐ春なのに
あたたかいラブソング歌いたいのに
どうしてだろう
悲しい歌しか思い浮かばないや

そんな気持ちは
君が差し出してくれた出会いの傘で受け流せないかな

君と手を繋ぐ
こんな瞬間のひとつひとつが幸せのピースだからいつか 二人の時間として パズルが出来上がる
その日まで 幸せがずっと続くように願うよ
夜空を流れる星に僕は柄にもなく手を合わせ祈る

3月のアンブレラ
君の存在が僕を悲しみから守ってくれる
君が傍にいなくても君の存在が僕を見守っててくれる
そして君に出会えたとき 僕は君に思いを吐き出すんだ
泣きながら 抱きしめてもらうんだ

母親に甘えたい年頃はもう過ぎた
今は 好きな人に甘えたい年頃だ

3月のアンブレラ
受け流した悲しみがほら 目の前をむなしく 流れてゆく
雨水の壁
指で触れたら
氷みたいに冷たかった
僕はこんなのに悲しませられていたんだね
君と語り合う3月のおぼろ月夜。

2010/02/13 (Sat)

[1066] 明日の自分に会いに行こう
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花は咲けば
いつかは散る
それが悲しくもさだめというものらしいから
それを避けては世界は前には進めない
時代は停滞してしまう
人間の渋滞だ
地球はパンクしてしまうよ

何気なく 過ぎて行く日々
それと
なんとなくそれでいいやって 決め込んでしまう 曖昧な1日の繰り返し
僕だって やればなんでもできるはずなのに 世の中に尻尾振って媚びを売るようでどうしても堅気には生きれないのさ

今、僕を取り巻くもの
今、君を取り囲むもの
その違いなんて
説明するのもおこがましいこと
君は君の今を
僕は僕の今を
精一杯 間違いなく
生きてるから
何も 言わない 言えないよ

まあ とりあえず
今日も なんとか
なんだかんだ言ったけど 生きたから
きっと 明日も生きれるだろう
そう たかをくくる僕を 熱い眼差しで見送る君を 抱きしめずにはいられない 夜

たとえば 僕ってね愚かで救いようのない赤の他人でも頑張って生きているから
君も生きてくれよなんて 安っぽい言葉しかおくれないけど
花を咲かせ
きっと 開いた扉の向こう側では君の知らない素晴らしい未来が口をあけてるかもしれないんだぞ
その機を逃すな

明日の自分に会いに行こう
今空っぽの僕でも唯一なせる大仕事
さあ 重いもの はこんでゆこう
ひとりじゃ大変なら手伝うよ

君には僕が…
誰にもそんな人がいることを願う
今日このごろさ…

2010/02/13 (Sat)

[1065] 涙と一緒に歩いてゆこう
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飴色の空の彼方
僕の大好きな人がいる
早く会いたい
そんなはやる気持ちが胸を焦がして
瞳に映る夕暮れを一層 切なく見せる

どこかで猫が鳴いている
ただそんなあたりまえな夕暮れがいつもより優しく思えた
今 抱えてる悩みも
ぬぐいきれない涙も
いつか 負ってしまった傷跡も
今はなぜだか 嘘みたいに心が癒されてる

カッコなんてつけないで ありのままの僕を見てほしいんだ
不器用なとこだって
愛想のないとこだって
裏を返せば僕の自慢できるところだから
ただそれを君が愛してくれればいいだけ
僕も君の抱えてる闇を全身全霊で愛すから
じゃんけんであいこになったときみたいにね 飽きず呆れず
何度だって お互いのあるべき形を見つけてゆこうよ

今、僕の中で変わりゆく気持ちはありのままの姿をもう見つけたようだ

そう 僕は僕のまま
そして 君は君のまま
何も 変わらず
何も 変えず
それでいいんだよ
何も 変えたり 嫌なものを無理やり とってつけたりする必要はないんだよ

だって 僕は変わらない君を愛したいから
今 遠くにいる君へ
僕は思う
今、なにしてるだろうとか どんなこと考えてるかなとかね
そんな些細な二人の思い合いが素敵なのさ
二人がふと互いを思い合い気持ちつながる
そんな瞬間が本当は何より大事なんだ
今 気づいたから

溢れ出る水色の涙
押し寄せる感動の波
言葉なんて必要ない
必要なのは二人の笑顔さ

ほら君に会えたその時に言う言葉
何よりのプレゼント

気取る必要も
着飾る必要もない
ただ ありのまま
ありのままのその姿を愛すこと
それが大切なことなんだ

たとえばね鬼の頭に生えた二本の角
それでもかわいい女の子なら
十分愛することができる
要は外面と中身の両方を愛せればいいのさ

なにはともあれ今日も涙と一緒に歩いてゆこう
捨てぜりふも輝くよ。

2010/02/13 (Sat)

[1064] ジレンマの雨
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いくつもの葛藤といくつもの情熱を
僕らは抱いてここで生きる
未来と今の瀬戸際でいつもただ生きる

目の前にある
今という大事な一瞬にかける思い
どれだけ 輝かせられるかな
つぼみは花になるから意味があるのさ
冬をこえて春になればつぼみが花ひらくように
大人になって実らない夢などなんの価値もないと通りすがりの人が言う

平気そうに見えていたって全然平気なはずはないよ
愛想笑いやめればほら今にも泣き出しそうな顔

舞い降る雪のように僕らはいつか溶けるさだめ
そのさだめの中でしか味わえないときめき
今 自分自身と葛藤しながら繰り返す狂いそうでなんとか持ち直す日々

ジレンマの塊を抱えたまま僕は子供と大人の境界線をいつの間にか越えてしまってたようだ

人間に生まれてきて
得したことや損したこと
そんなものは全て幻だ
だから ただ 投げかけられたことにだけ答えればいいのかな
クイズの回答者みたいにバカみたいな阿呆面で暢気に突っ立って
目先の欲望に目を奪われて 財布を空にする人に成り下がるのか

たとえばいくつかの問題があれば
その問題と同じだけの答があるように
十人いれば その十人ともひとりひとりに違った悩みがあって
違った迷いがある
そして心にはぬぐいきれない闇がある
果てしなく広がるその闇がはれるといいなと今日もわずかな望みにほほ笑んで

ジレンマとジレンマのあいださらにそのジレンマのあいだ
僕は 挟まれて
今にも どうにかなってしまいそう
誰もがそうだろう?聞くまでもないよね

今日も僕が住むこの小さな街にもやまない雨が目には見えないけれど絶え間なく降っている
あなたにも心の瞳を透かして見えるだろう?
誰もがその雨に濡れているんだ
耳をすませば聞こえてきそうなものさ
誰かの嘆きの声
そして涙の落ちる音

ジレンマの雨は降り続くばかり
無数の時代を素通りして。

2010/02/13 (Sat)

[1063] 熟れるまで
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渋い果実も熟せば甘くなる

若い僕らも大人になれば賢くなる

大丈夫
全ては時が解決してくれるさ

風が吹くのをここで待ってれば
いつか今さえ笑える時が来る

さあ 僕という果実
熟れるまで暫し待とう そよ風すら無い
無風の場所で。

2010/02/13 (Sat)

[1062] 命の振り子
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死神の持ってる大きな大きな鎌が振りかざされるように動く運命の振り子

魂ごと切り刻むように刻々と僕をあの世へ引きずり込む

止まらないことがまだ幸いなんだ
止まってしまえば僕らは死んでしまうから
右へ左へ揺れ続ける振り子が命を司る
不思議でもなんでもないようなことでも全ては運命の命ずるままに働く
ほら命は今揺れている
いつ止まるだろうか
僕の振り子は

命の振り子の揺れるかすかな音を
聞こえないはずのその音を聴くように
僕は毎日 少しずつ掠れていく命の声に耳を傾けている
ほらまた命は減る
減れば聴こえる
命の掠れた悲しい声が

命の振り子の揺れる音のように カチカチと運命が大きく振れる。

2010/02/12 (Fri)

[1061] 一本道
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幾つかの思い出に守られて今日の今日までなんとか歩いてきたよ
幾つもの夢を見て挫折もしたけれど
そのたびに僕は人の優しさと世の中の厳しさを知った
たいして生きてきた年月は長くもないけどだいたいのことはわかったつもりさ
時には世の中を憎んで
ある時は自分を責めたりして
そんな毎日が繰り返されてきた

まるで雨と晴れの境目にいるような
なんか笑いきれなくて
なんか悲しみきれもしなくて
今はもどかしい苦笑いしています
半分は笑って
もう半分で泣いて
そんな微妙な気持ち
心を真っ二つに引き裂く

たどり着いた今という場所
またとない地点
もう戻れない時間だってことはわかってる
今ここにある笑顔
そして
今ここにある涙
そして抱えてる何かしらのごたごた
その全てが夢のように思えるのは単なる思い過ごしなのかな

振り返ればなんと遠い道のりを歩いてきたのかに気づく僕がいるよ
前にも道 後ろにも道
どこまでも道が続いてる 終わりなどないように
果てしなく 道がその先の道へと未知数に

道を数えたって
数えきれるはずもない
だって道は人生の分かれ道はあれども同じ世界の同じ次元に存在する一本道

その道の中で今まで手に入れてきたもの
失ってきたもの
そしてこれから先の未来

カレンダーの数字をひとつひとつ飛び越えてきた
ビンゴのカードみたいにね 穴をあけるようにさ もう飛び越えたなら ふたたび始まることはない
過去という名のはるか後方に続いてる道
時に残酷に
時に公平に
審判は 下される
全ての人々に

そしてやがて時間が来れば当然のごとく人は灰になり天に昇るのだ

僕よ今
真っ白な気持ちでいるならば時には思い直して振り返るんだ
過ぎた事と全てを消し去らないで
確かにそこに生きてた自分を思い出して
後ろを振り返って
見つめるべき きのうを目玉に映せ
そこに何が見える?

2010/02/11 (Thu)

[1060] 赤とヒューマン
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今日も世界のどこかですれ違う人と人
気持ちまですれ違う人と人
たとえば行きずりの私とあなた
それさえ関係ないとはいえない関係
無関係という名の関係

ほら シンクロする
ヒューマンとヒューマン
クロスする 赤の他人どうし
その関係はなんのつながりもない無関係どうし
なんの意味もなさないただのシンクロ現象

目を合わせただけじゃまだただの他人
言葉を交わしてこそはじめて繋がりが生まれる
私とあなたのように
最初はただの赤の他人
だけれど言葉を交わした瞬間 繋がった

そんな 出来事
今日もどこかであたりまえのように人と人とを繋げてる
たまに断ち切れたりもする
でも関係を絶っても一度関係を持ったら赤には二度と戻れない
人と人との出逢いは帳消しにはできないから

だから 私とあなたはいまだ 過去形でも恋人は恋人

たとえば赤とヒューマンの繋がりのように。

2010/02/11 (Thu)
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