詩人:どるとる | [投票][編集] |
いつだって本気なんだぜ
いつだって真面目なんだぜ
ただそれが誰かに伝わらないだけだぜ
おまえも おまえも
俺の素晴らしさに気づいてないだけだぜ
我こそがスーパスター
スポットライトなんか
観客なんかいらない
僕は僕ひとり風まかせ気ままにうたうだけだぜ
荒波乗り越えて たどり着いたのはスーパスターにふさわしい未来 未来 未来 未来 未来…
我こそがスーパスター
バカにすればいいさ
おまえらなんか嫌いなんだぜ
共感なんかいらない
ひとり気ままに風に流されうたうだけだ
そうだぜ もう
正しさなんか捨てた
愛なんか捨てたんだぜ
我こそが
我こそが
スーパスター
輝いている
誰が認めずとも
我こそが認めるとも
キミは世界一
いや宇宙一
輝いている
スーパスターさ!
大切な思いは今日も流されてそれでも
うたう僕よ
スーパスターだぜ
未来へ 未来へ
伝えよう
過去へ 過去へ
流されよう
僕はスーパスター
意味なく 笑う星
さあ 行こう
ああ 行こう
スーパスターよ
スーパスターよ
スーパスターよ
我こそが共に
幻が光る 光る 光る 光る。
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みんなが思ってるよりずっと僕は切なくって悲しい毎日を過ごしている
胸がさけそうなほど悲しくて悲しくてしかたないのさ
みんな同じなんてくだらない言葉で片付けないでほしいのはきっと僕だけじゃないはずだろう
誰にも言えない気持ちは行く宛もなくさまよっている
孤独という闇の中で
今日も誰にも言えなくて苛立ちともどかしさだけが
この僕を何倍も疲れさせているよ
楽しいことにさえ笑えない
それがいちばん辛いのさ
夜空を見上げても何ひとつ感想ももてないし感動もできない
こんなにも
こんなにも
悲しいのに
誰かにたすけを求めることさえしないのはなんでなのか
自分でもわからない…
あふれる切なさと
こみ上げる悲しみで
目の前が見えない
目をつむったまま投げたダーツの矢みたいに的を外れた現実
標準が定まらない
誰にも言えない気持ちを残したまま
弱い僕は強い僕を飛び越えられずに
ずっと闇の中で立ち止まったまま
やませようと思えばやませられなくても弱まらせることができる雨もそのままに
降り続く雨に濡れ
僕はただ生きる
それもまた運命だと都合よく片づけながら 今日も都合のいい理屈並べ立てて
結局は逃げ道をただ走るだけの弱いだけの僕で
雨はだからやまない
多分ずっとやまない
誰にも言えない気持ちが言えないかぎり
僕は蝶にはなれない
孤独の殻に籠もった
蛹のままの日々から
抜け出せないのさ。
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いつだったかな悲しいことがあるといつも夜明けまで泣いていた
気づけば寝ていたけれど
夜明けまで泣いていたあの記憶だけは大人になっても僕の空に広がってるよ。
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円滑なコミュニケーションでジョークも飛ばせるすごいキミ
ぼくなんかジョークなんかうまくいえなくていつも真面目にしか生きれない
ジョークがもしもうまく言えたなら君は笑ってくれるかな
手のひらにぎゅっと握りしめたこの思いをパッと花が開くようにひらいたら楽になれるのかな
笑ってばっかじゃ生きられない
人は心に闇を抱き
人生を笑うことなんかできやしないほど角張った気持ちを捨てられないのさ
だけれどブラックなジョークでもってキミを振り向かせるよ
円滑なコミュニケーションなんかできなくたってさ
笑えないけれど
笑えないことが笑えるようなストイックに富んだジョークをキミにあげよう
これがぼくなりの愛情表現さ
受け取って
受け止めて
最初で最後のジョーク
世界中が凍りつく中
キミだけが笑ってくれている
あたたかな笑顔で
ぼくはうれしくって
うれしくってさ
泣いてしまうだろう
ぼくもキミに笑顔を返して 思いきり笑うのだ。
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悲しみといういわゆるひとつの映画が終わったあとぼくの瞳からこぼれ落ちた涙一滴
ほかの涙はただ流れてあとは消えてくだけなのに
なぜだかその一滴だけは運よく地面に落下せずに下水道の穴に落ちたからたすかった
こぼれた涙は意思をもちわけもわからず旅に出た、行き先も決めないで
大気中にワッと浮き出たカビかコケのように生まれたぼくらはその涙のようにこの世界にいつか生まれ
今も莫迦みたいに常識という名のルールをつねに守り続けてる
少しでもきれいでいたいと汚れた心をあふれる欲望とたたかいながら洗って
ぼくらはたかが一滴
いつかは消えるんだ
最期はお手てとお手てを合わせてお経に見送られ天に昇る、誰も
なんにしても守らねば裁かれるだけの世の中だからつねに基盤は「正しく生きる」それだけ
神様だかなんだか知らないがぼくの産みの親は母さんひとり
あんたはただいつまでも神話の中にいればいい
ぼくは涙を流すたび
思い出すのさ
下水道に流れていったはかないさだめの涙たちを
生まれ出たぼくだけがここにいて
あとはみんな分別されるように抹消されて
それでもぼくは笑ってる
消えてったしずくたちのことなどかまいもしないままよく食べよく寝てよく働いている
ぼくは今も衰えることもなくだんだん羽根をひらいていくよ
いつか 大空へ巣立つために
授かったこの命
与えられた時間
その全てに感謝しながら限りある今を流れるように旅をする
時にはいたずらだってするけれど
忘れないでいたいのはいつも人間であるということ
ただそれだけ
悲しみという名のいわゆるひとつの前半が終わり
つづいてはじまるのは
喜びという名のいわゆるひとつの後半です
その全てはひとつの映画の中で起きる様々な人生もよう
さあ 笑いましょう
悲しんだ分だけ
失った笑顔をとりもどそう
それはいわゆるひとつのお助けツールだから。
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僕はやみを抱えてもなお光り輝くうたを創りたいんだよ
やみよ 広がれ
もっと 広がれ
そして 輝け
ぼくのうたは光とやみの二大要素で創られる
創造しよう
イメージしよう
アイディアを呼び出そう
ぼくのうたをさあ
描こう
やみの中に光をともすように誰かの心にマッチ一本の明かりだけでもともせればいい
それがぼくのうたの意味。
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心から伝えたい
この世界でいちばん愛するあなたへ
むずかしい言葉や理屈なんて要らない
ただ心に伝わるように単純でもまっすぐ飾らずに伝えることだけ考えるよ
心の中に広がった
悲しみの海がやがて
喜びの花畑に変わるその日を僕は君とふるえながら待ってる
心の唄はきっと君の心に伝わってる
そして
君の心の唄も僕の心に響いているよ
心から唄えばどんな悲しみも晴れてく
バカにしたいならバカにすればいい
これが僕らの決意だ
それが僕らの誓いだ
輝いてゆけ…
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夕暮れで少し淡くなった色彩が悲しみに暮れる僕を包む
この街で生まれこの街で死んでゆく僕にははじまりの街と同時に終わりの街でもあるのさ
光が見えたときもあったけれど
闇を見てしまったときもあった
そんな街に名前をつけるとしたらばら色の街とはつけられないから
黒でもなく白でもないその中間の灰色の街と名づけたい
本当はそんなのイヤだけどその名前がぴったりになってしまったんだ
呼ぶ声はいつも
小さくって
踏み出す一歩もとても
小さくって
泣いてしまうのさ
心に降る雨はやまないものなのかなって思ってしまうほどずっとやまないよ
この悲しみ
なんとなく生きてみても悲しいだけだ
それとなく会話を合わしてもむなしいだけだ
本当の気持ちと心で話したり向き合えない大人たちの蟻塚のような社会で生きるのは僕にはどうやら
似合わないらしいんだ
今日もひとり 窓際の冷たい壁に寄りかかって月明かりをわざと避ける僕なのさ
こんなにひねくれさせるのはなんなんだろう
夕陽が今まさに落ちていく ゆっくり消えていく街の明かり
そしてふたたびつくのは人工の明かり
まるで白熱灯みたい
そのゆっくりさが切なさを感じさせるから
愛おしいもの
憎らしいもの
それはいつも
いつまででも
同着なんだろうな
どちらがどちらかを
抜かすこともなく
どちらも同じくらいの大きさで僕を包む
こんな街に名前をつけるとしたらばら色の街とはつけたくないから
黒でもなく白でもないその中間の灰色の街と名づけたい
本当はそんなのイヤだけどその名前がぴったりになってしまったんだ
灰色の街 いつからそうなったの?
変わり果てた故郷よ
もう あの時の鮮やかな色には戻れないの?
僕が悲しみに暮れているから僕の瞳の中で街は灰色に変色したんだ
雨はやまないし
何もいいことないし
やたらむなしいし
矛盾だらけだし…。
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ひらひら落ちてく
花びらひらひらと
闇の中へ 闇の中へ
限りある時間は
終わってしまえば
一瞬にも感じられる
どんなに長い時間も
限りがあることでいつかは終わるから
永遠を見つめるように一瞬を見つめて
ひらひらと落ちていく花びらを掴めば
この旅の終わりに
見える夕暮れは
今日のより綺麗かな
なんてこと考えながら涙が今日も流れる
瞬く間に消えていく
フラッシュのような光を逃さないように見逃さないようにしっかり見つめて記憶に焼き付けよう
人生なんてすぐに気づけば終わる
だから一瞬の光を掴め 掴め いつでも
見えている今がいつまでも続くと思うな
永遠なんか無いんだ。