詩人:どるとる | [投票][編集] |
君の君の君の君の存在はねこの僕を大いに救い
君の君の君の君の思いをよそにすばらしく僕を生かしてる
朝も夜も
どんな時間帯でも
君といると
どんな事でも
乗り越えられる
やりきれる
そんな気がして仕方ないよ
君はまるで天使か女神のように僕を僕を僕を僕をねその神々しいばかりの光で照らしてくれる
「私なんていてもなんにも意味がないの…」
なんて言葉を言わないでよ
僕はそうは思わない
それを僕が一番わかってるんだから
どうかお願いします
僕が好きな君よ僕が好きな自分を蔑まないで
よしんば誰が君を嫌いでもね僕が愛しているから心配しないで
僕だけは永遠にも君の味方だから
笑ってください
心の底から
僕なんかに愛されてご不満でしたらどうぞ言ってくださいませ
気に入らないところはできるだけ直すから
いつでも君に愛されることができるのに中途半端の僕でいるより中途半端な僕で君を好きでいるよりもいつでも僕は君に愛されるに値する君が好きな僕でいたいから
いつでも心から僕が好きな君でいてほしいから
包み隠さず話してね
僕は僕は僕は僕は君のためにいるんだから
ご注文やご忠告は僕にとっての最大のヨロコビだから
どうぞ ご遠慮なくおっしゃってくだされば幸いでございます
他人行儀ですみません
いつでも礼儀を重んじる僕でもいたいんだ
うざったいですか?
ああ むずかしいものですね 恋という哲学は
それでも愛は愛は愛は愛はね愛おしいものでござります
だから止まらない笑顔
ほらほらほらほらね
僕と君の中で心が笑い出すんだ
止まろうはずもない
真面目な時だって
失礼なほどこの時間を喜んでる自分が消えない消えない消えない消えない
恋する人はみんなスマイリーフェイス
笑ってばっかでアイムソーリヒゲソーリー
何よりね君がいつでも気遣わず心休まる毎日を約束したんだい。
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はじめての恋をしたのはある晴れた春の午後でした
教室の窓際の席の彼女がそうなんです
実はね
ちょっとだけの恥じらいとちょっとだけの感動を抱え込んだ僕の心
まるで何かの病気みたいに動悸がおさまらない毎日をどうにかこうにか過ごした
恋をしらない初心者同然の心に突然おとずれた春
苦しい痛みもなぜかどこか愛しい痛みに思えて
繰り返し続いてゆく日々が今咲いたばかりの花のように
薄紅色に色づいて
淡く美しく僕の中にそっとそっと咲いたんだ
用心深いこの僕でさえも気づかない間に
君は僕の心をその笑顔で射抜いた
片思いだから君は何もしてやしないんだけど恋とはいつもそういうものらしいんだ
あっちに気がなくてもこっちが勝手に萌えてしまうんだ
あの日の僕のようにね
ほら なすすべもないまま
信じられないくらい君は華麗かつ大胆に
僕の手つかずの心を慣れた手つきで盗んで行った
まるで僕のすべてを知っているかのように
恋という乱気流にぶつかった僕はなんの準備もできないまま
ただ流されるように
ただ流されるままに
虜になって君に見とれてばかりいた
だけれどその張本人はなんの音さたもなくて
さすが恋泥棒と呼ばれるだけあってあまるほどの貫禄と威厳をもっていたよ
そんな君の笑顔にそんな君のしぐさに
僕の心は貫かれたんだな
君が何気なく打ちはなったキューピットの矢よりもずっと鋭く尖った愛が僕をたやすく射止めたんだ
そんな春の思い出
遠く遠く思い出してみればちょっとは切なかったり悲しくなるけれど
初恋というものは元来そういうものというらしい
隣に君はもちろんいないけれど
空の果てからしたたり落ちる雨音がなぜかやさしく聞こえたんだ
だからねあの日の恋そんな気持ちに変わるまでのちょっとした痛みに過ぎないんだね
でもね本当に僕はジョーダンじゃなくて君を好きだった
心から。
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いやな記憶は
悲しい記憶は
どうしても我慢できないとき人は忘れたふりだと言うよね
僕は幼いとき
なんでもボックスというあるはずもないゴミ箱を心の中につくって
消えるはずもない悲しみやいやな記憶をそこにみんな放り投げていた
なんだかそうすれば救われる気がしてた
意外にも
だけれどだけれど
悲しみやいやな記憶などは僕にとって必要なものだと大人になって少し気づいたから
なんでもボックスをひっくり返して捨てていたすべてのゴミのような記憶をもう一度思い出してみた
涙があふれてしまうほどいやな記憶でもそれは紛れもなく自分の過去の記録
だから僕は心を決めて思い出してみたのさ
やがてすべて見終わったころ
僕は気づく
悲しみの底に眠る
雨上がりの虹のようなささやかな喜びに
そうだ 喜びや幸せは悲しみのあとに降り注ぐものだと気づいた
人生は雨を避けては通れない道だと気づいた
喜びはいつでも悲しみこえた闇の向こうにあることを
なんでもボックスは教えてくれた
もう必要ないね
なんでもボックスよさようなら
ありがとう
僕に大事なことを
教えてくれて
僕はまたひとつ
きっとね
大人になれました
失敗をしたから
成功した
そんな感じで
結ばれました
僕のこの物語
またひとつ
上向きにせり上がってゆく 少し希望の兆しが見えてきた
雲間から差す光
あれはきっと希望の光だね。
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大勢と居るよりも独りのほうが好き
協力しあうよりも独りで何かをしていたい
失敗してもくよくよせずに怒られても気にしないですぐに忘れられる
そんな自分だけれど考えてみたら独りが好きなことも悪くはないし
気にしないのも見方を変えればいつまでも根に持つよりいいかもね
だから ためらいなく
僕はそれを異常とは呼ばず普通と呼ぶ
マイナス面が逆に僕をほら救っている
異常だと思われたって僕にはいつまでも普通だから
どうせきっと独りならば困ることはないと思うことでお得意の楽天的な気持ちでいやなこと忘れてさ
明日へ行こう
明日へ行こう
僕が僕であるために
滅多なこと以外は何も変えなくていいじゃないか
持ってなきゃいけない刃もあるはずだ
自分を守るため
心を守るため
僕はたまに異常なほど普通になるんだよ
誰もがきっとそんな感情 抱えてる筈だ
僕が 私が 俺が
ありのままの自分であるために。
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僕は今 約束しよう
世界でただひとりの君に
いつか 君を迎えに行くよ 長い長い時をこえてさなぎから孵って立派な蝶になったら飛んでゆくからと
あの日の空は心も燃えてしまいそうな茜色だったね
またこんな茜色の空の下で会えるといいななんて僕はつぶやいた
約束とは叶えるためにあるものだと叶わなくても信じよう
死ぬまではわからないから
また会える いつか会える 約束を信じよう
今 燃えるような茜色の空の下で僕は君を思うよ
あの日の約束 今は叶わなくてもきっと無意味なんかじゃなかったって思うから
君と僕の約束はあの日たしかに交わされたから
ただ未来に向かうどこかでその約束がどうでもよくなるほどの出会いをしたから君は僕から離れてそして消えたんだろう
間違いじゃないさ
今 約束の空の下で
僕は待ってる
それでもあの日の君を
涙で心を濡らして
いつ君が来てもいいようにとびきりの笑顔で待ってる
見上げた空は悲しいほど綺麗な茜色
これだけものがそろってるのにただ君だけがいなくて
君がいなくちゃこんな景色もすばらしすぎるタイミングも無意味だね
それでも待ってる僕はばかだろうか
今 約束の空の下叶うこともない約束とわかりきった上で待ってるんだ
あの日の君のあの笑顔を…
物語は終わらない
永遠の夕暮れを望む僕がここにいるかぎり
約束の空の下で僕は何度でも待ち続ける。
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なんとなくなんだ
いつもなんとなくで過ぎてゆくんだ
魔法みたいにパッとあらわれては消えていくんだ
なんとなくですべてがはじまり終わる
そんな毎日のバラード 歌おう 奏でよう
なんとなくでも50%の思考回路が働いてる
朝、目が覚めて
一番最初に気がつくことは昨日もう少し寝てればよかったってこと
起きた瞬間から朝一番の後悔が僕を襲う
なんとなくで生きてきたよ 今まで
そしてなんとなくで生きていくよ これからも 多分ね
なんとなく生きているよ 今この瞬間も
なんとなく歌ってるアーチストがつくる歌みたいな気ままな日々を生きてるよ
それでいい
否定する理由はない
それでいいんだ
否定されるいわれはない
だから なんとなくなんだ
だから なんとなくなんだよ
僕の奏でるブルースはいつだって。
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ここは嘘吐きの国
嘘吐きしか住んでない国
だからみんながみんな嘘ばかり言う
だけれどある人がそれを知らずにその国に住み始めた
当然その人は人間だから嘘もつくけれど嘘吐きの国の人たちほど嘘はつかないから
嘘吐きの人たちを信じては裏切られていた
だけれど不思議なのはいくら嘘をつかれてもだまされてもだまされてもその人は笑ってまあいいやとすましていた
やがて嘘吐きの国の人たちは嘘をつくのがつまらなくなって
嘘をつかれても信じてくれるその人のあまりの優しさと心の広さに嘘をつくことをやめた
それ以来 嘘吐きの国は雰囲気を変えて
互いが互いに助け合い協力しあい信じ合う
そんな愛の国に変わったとさ
そして人々の心にはあったかなぬくもりが生まれたんだ
たったひとりの人の力でおおきな国の闇は消え失せた
そしてその人はやがて年老いて死んでしまう
そしてその人が死ぬまえに残した言葉があった
人は人に信じられる から
人は人を信じることができる
人を疑っても得られるものはなにもない
もし信じてそのあげく裏切られても信じつづけることでいつかはその人の心を救えると言った
果てしなくばかばかしい気の長い話だと笑う人もいたけれど
それを聞いた街一番の嘘吐きの男は泣いて泣き明かしてもう俺は嘘で人を傷つけないと誓ったんだ
嘘吐きの国の人の心をわずかでも救ったその男の生き様は長く語り継がれることだった
嘘吐きの国でゆいいつ嘘に染まらずに人を愚かなほど信じ続けた人の話が語り継がれる
嘘吐きの国の黒歴史にきざまれた素晴らしい素晴らしい白歴史。
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太陽の光をめいっぱいあびて咲き続ける花になりたい
僕のささやかな未来の夢なんだ
こうして今日も日は暮れて流し足りないぶんの涙もあふれて
窓の外をもの憂げに眺めて感傷に浸る夜に気がつけば僕はいて
時計の針は摩訶不思議な力でくるくると待ちきれないほどゆっくりと進む
陽射しをあびて野菜だって動物だって生きてるんだ
だから僕も日陰ばかりにいないで陽向に向かってゆこう
おおきな花になるために
未来でちゃんと咲けるように
しっかり光合成しよう
未来はすぐそこさ
まばたきしてるあいだにやってくる
だから今をないがしろにしないでいつでも立っているその場所は生まれてから一秒あとでさえ過ぎてしまえばそこは未来なんだから
気を抜かないで
気を確かにもって
太陽をあびよう
明日を見つめよう
人間だって陽射しをあびないと萎れちまうからね
生きるために花になろう 太陽の真下で。
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はるかな宇宙のどこかで生まれた
小さな小さな星が僕らを包み込んで
いつしかそれは地球と名づけられて
僕らはその星の中で暮らしていた
君とめぐり会って恋をしてこんなふうに毎日を楽しくばかばかしく過ごせる今が目と鼻の先にある幸せ
それはまるでギフトかプレゼントのように僕らに届けられた
悲しみと喜びのギフト
今 僕らはそれを抱きしめてる
命の脈動が明日を繋ぐ
まるでそれは素敵な出来事さ
今 僕らはそれを目の当たりにしてる
ほらね 青い星の中で日々生まれてる
心の中に生まれてる。
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今、何してるの?
今、どこにいるの?
気になるよ 君のこと 君の居場所
今、ひとりなの?
今、会えるかい?
思わず声がマジで聞きたくなる
こんな孤独な夜は尚更
数えきれない淋しさと
日々膨らんでゆく焦りにも似た名前のない感情
僕を容赦なく包んでゆく闇
君と話したい
君と夜を過ごしたい
君なしじゃどんな灯りさえ暗く見えてしまうよ
だから電話する
君の声を聞きたいから
月明かりの差しこむ部屋で覚えたてのギターを爪弾く
君にも届くかな
拙い言葉の花束
愛の言葉の花束
夜はただ過ぎてゆく
朝へと向かうために
夜はただ明けていく
朝へとなるためにね
僕を追い出すように
朝になれば出かけてく
昨日の僕はもういない
だけれど昨日の淋しさは消えてない
ほらまた夜がくれば淋しさは舞い戻り
僕を淋しさの最果てへと追いやる
なんて悲しい夜だ
なんて淋しい夜だ
君がいたら 君がいれば
こんな夜も楽しく過ごせるだろうに
ただ君がいないだけで暗いだけで眠いだけの夜なのさ
ほら灯りもなんだか義務みたいに僕を照らすただの気休め
夜はそれでも過ぎてゆくよ
そしてまた朝はやってくる
それの繰り返し
行き交う時間の波
そして今日も
やってくる夜
君を想う夜
まぶたをあければ
そこにはもう
君を想ってた朝
なんて単純な生活なんだろう
淋しさはそれでも消えやしねえ。