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言葉にならない気持ちをもしもあきらめてしまったら
僕は永遠に誰も愛せない
言葉にならない気持ちだからこそ届けなきゃいけない気持ちなんだ
そんな言葉って伝えるために伝えにくくなってるんだ
だから僕は君に
この世界でただひとりの君に伝えるよ
ただ素直なままに
思ったことをそのままに伝えるよ
気持ちはいつも真っ白
君に伝える気持ちだけは
気持ちはいつも真っ白
君に伝える気持ちだから
すべて真っ白になりたいな
その日まで愛は愛でなく愛とは呼べない
そんな気がする
僕と君のあいだに降る雨。
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願わなくてもたやすくおとずれる1日に
何か言うことはあるのだろうか
ありがとうは違うし
ごめんなさいも違う
なんなんだろうな
軽く手を振って
言える言葉は
なかなか見つからない
だから
僕は言う
明日 また会おう
明日 また会える
僕には明日がある
悲しいことだ
嬉しいことだ
素晴らしいことだ
気持ちはまばらだ
いつも いつも
それでもつぶやく言葉はなぜか変わらない
また明日
また明日
僕は今日も手を振る
傷つけられても
殴られても
明日にまた明日
今日にさよなら
僕はいつも手を振る
それが礼儀でもあるかのようにね。
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今日も1日がはじまりそして終わったね
お世辞にもよくできた日だとは思えないけど
自分なりに頑張った
自分なりに頑張ったんだ はなまるをあげたいくらい
正解とか不正解とか
よくわからないんだ
ただ僕は僕のありのままを歌うように過ごしてただけだよ
ああなぜだろうね
いつも嘘みたいに今日がはじまって終わるのさ
こんなにもこんなにも
せつないほど
涙が夜空に浮かぶ月を溶かしてゆくよ
人は生きてゆく理由や意味を見つけてそれを生きがいにするというなら
僕はただその生きがいをごまかすように言いたい
明日へ旅立つために今日はあって
だからそのために今夜は夢を見るんだと
だから今日を生きなきゃ駄目なのさ
言い訳みたいにこぼした言葉がいやに気に入ってしまった夜
僕は僕なりに生きてゆくよ
どこまでいっても僕は所詮僕でしかないから
これ以上でもこれ以下でもない僕を目指して僕は日々を走るだけだぜ
窓から入る
少し肌寒い夜風
口ずさむ馴染みのあの歌
風上に消えてゆく
意識はやがて黒々とした思いもいっしょに真っ白なミルクのような夢の中へ落ちてゆく ひゅるひゅるり
明日も頑張ろう
ただそんな言葉が
自分をさりげなく
救うんだ
だから僕は生きていくのかもしれないね
悲しみにさえ笑って
切なさにさえ笑って
今日1日を生きた自分にはなまるをあげて
夢の中で傷を癒やしながら目覚めたときにはいやなこと忘れてますように
願いながら今日も眠る
静かに電気を消して
明日へ旅立つために夢を見る
僕はただひとり今日も夢を見る。
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ねえ
今にも消えてしまいそうな蛍光灯みたいな僕の心にぬくもりをください
特別な愛とはいわないからさ
あたりまえな愛と優しさをください
世界中に愛されない人なんかいやしないと願いたい
愛だけが人の心を救えるから
恋人でも親でも友達でも誰かのつよい愛を感じて生きていてほしいのさ
人は愛されてはじめて人を愛せるから
愛を知らない人に今すぐ愛をおしえてあげて
愛ってこんなに素晴らしいんだと
愛を憎まない優しい人にするには愛がひつようなのさ
愛は愛でしか救えない
心は心でしか救えない
優しいぬくもりのある声でしか心には届かない
だからあたりまえでも素敵に響くのさ
人の心にはね
それが真実の愛ならば
やがて僕も誰かを愛せる
誰かに教わったように
だからいつか誰かを愛せるように愛を僕にもおしえてよ
人は愛を教えられないと人を愛せない生き物だから
愛を知らない人ほど悲しい人はいないから。
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なんとなくはじめた趣味もなんとなく三日坊主で終わり
なんとなくですべてがそんなふうになんとなくでジ・エンド
なんとなく開いた本のようになんとなくで生きている僕なのさ
悲しみは悲しみのまま
喜びは喜びのまま
今日も規則正しい時の流れの上で切磋琢磨 四苦八苦 諸行無常の響き 聞き耳立て右耳で聞く
なんとなくバラード
バラバラのバラード
僕は歌うのだ
なんとなくバラード
バラバラのバラード
僕は生きるのさ
それでもなんとなく
風の吹くまま思いのまま生きてくのさ
つれづれなるままに
つれづれなるままに
つれづれなるままに
わがままをわがままとも思わずに
消えそうな消えそうな光を信じて
誰かが蹴飛ばした花を愛でて
そうなんとなく
そうなんとなく
僕は頑張ってる
多分それでも
頑張ってる
僕は頑張ってる
そのへん
わかってほしいだけ
曖昧でもなんとなくでも頑張ってる僕を
この涙を
よくできた笑顔の裏に隠した孤独な痛みに気づいてほしいだけさ。
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降り続く雨
永久に止まない雨
僕の心を濡らす雨
今も降っている
誰の心も濡らしてる
からだをすり抜けて心だけ濡らす雨が
今日も世界中を濡らす
世界中の人の心を濡らす
この街のちっぽけなこの僕を悲しませるだけならば十分すぎるほどの悲しみが
バケツをひっくり返したように僕を襲う
おかげで心の中はずぶ濡れだよ
降り続く雨
降り止まぬ雨
僕を濡らすよ
なぜこんなに悲しんでなきゃいけないのかな?
永遠の雨に心は濡れ
て
もう何も言えない
レイン…
今日も降り続く 街に
レイン…
この世界を悲しみで濡らして
レイン…
すべての心を濡らす
レイン…
降り続く意味と降り止まぬ意味さえ知らない
僕を すべての人を
この街を濡らす雨
そんな雨とはべつに心を濡らす雨
今日も僕は涙を流してめいっぱい悲しんでる
それを受けるための傘もないまま
直に浴びる 雨
レイン…
すべてを
レイン…
何もかもを
レイン…
濡らす雨
濡れる僕
言葉にさえならない
さび付いてしまうから。
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諸国を回る一行のように旅ゆく僕も旅人
雲を追いかけ夢を見て絶え間なく続く日々をただ泳ぐ魚
たまに悲しくて
たまに嬉しい
そんな感情の境をさまよいながら僕は繰り返す毎日
悲しみは空に
喜びは大地に
返しましょう
涙を空に
笑顔を大地に
こぼしましょう
さみしい気持ち
思いをさらう
立ち止まる僕に
風が吹きつける
明日の地図をひらいてみたものの何ひとつ正しいと思う道など見つからない
ただ僕らは日々を描くことでしか生きていけないのさ
縛られているような自由なようなこの僕を愛しんで
いつまでも大事なものは大事なまま
いつまでも僕は僕のまま何も変わらずに
だめなところもいいところもそのままの僕で歩いて行きたい
孤独な夜が僕を闇の中へいざなうけれど
僕はそれ以上の光を放ち明日へと向かう
旅人は雲のように
ふわふわと浮かぶのさ
悲しみなんかに負けないさ
強く強く思ったなら
明日へ行けるだろう
なんか少し自信が出た
確かなものなんて何ひとつとしてない
それでも道を遮る不安蹴飛ばして進むのです
悲しみを空に追いやって喜びを抱きしめて消えていくその感情のふたつを幻でしたともとあった場所に返したら
また形のない思いを抱きしめて僕は物語の続きを描いてゆく
明日へ 明日へと
輝いてゆく
僕は僕の きっと君は君の生きがい見つけて進むのさ
オールを漕ぐその手を止めないで明日へと向かう 光が見えたらもう少し もうひと頑張りさ
落とし穴に気をつけて進むがいい。
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伝えたいことはいつも
伝えられないままで
伝えたいのに伝えられず今日も日が暮れる
心まで夕闇に溶けていく
空を眺めている
空っぽの僕
ついているのか
ついていないのかも
わからないランプを気にしながらただ過ぎ去る日々を走りつづける毎日
昨日に置いてきたもの
明日に置いていくもの
すべて忘れても君だけは置いていくべきじゃなかった
過去にも未来にも
ランプが揺れている
僕の気持ちそのままに
ランプが消えそうだ
君の気持ちそのままに
心沈んでゆく静かに
夜に溶けていくよ
三日月も紅茶も
すべてが歪む夜さ。
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ひとりきりでもべつに悲しくなんかない
こんな涙なんてただの嘘さ
孤独の空はどこまででも果てしなく続いてる
それでも進む僕はおかしいのかなあ
ふいにこぼれた涙が頬を伝い母なる大地にこぼれた
そんな瞬間にあふれるやさしい気持ち
なぜか僕を包むよ
ひとりきりのさみしさはやがてひとりきりでも見える光を探して長い旅の末見つけた
これが僕の光
悲しみをこえた証
笑うがいい
それでも大切な光
孤独な空の中に見つけた光さ
涙のように輝いて見えるんだ
人はそれさえおかしいと笑うけど。
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流れ星が流れる夜にはなんかいいことがある気がした
だけど何ひとついいことなんてなかった
ただ暗いだけの夜で
でも気づいたんだ
僕には大好きな君がいること
いつでも振り返れば
右向け右すれば
君が笑っている
テレビ見ている
本を読んでいる
たまに寝ている
そんな日々が僕は好きでそんな夜が僕は愛しくてさ
数えきれない夜を二人でさりげなく飛び越えて
まるで二人街を騒がす泥棒みたいな気分で夜を走り抜けよう
盗むのはいつでも君の心さ
だけれど気づくといつも僕の心は君に盗まれてる
盗んだり盗まれたり
気持ちはそれぞれの手の中に光ってる
宝石より価値のある宝物 今再び盗むのさ
長い夜のその中で
時間はゆっくりと
たしかに朝へかたむいていく
夜も白々と明け始めてゆく
僕らが生きる今日の数だけ夜もまたあって朝もその数だけあって
もしも明日で終わってしまうようなことがあっても最後の一秒まで僕の時間は君のものだよ
だから
数えきれない夜を二人でさりげなく飛び越えて
まるで二人新聞の一面を騒がす泥棒みたいな気分で夜を走り抜けよう
長い夢のその中で
千の夜と輝く黄金砂漠を二人 空想上の動物にまたがって
いくつもの旅を繰り返してゆくのさ
その夢の数だけ旅をしよう
生きる数だけ夢を見よう
夜を飛び越えて
朝を走り抜けて
また飛び越えて
また走り抜けて
永遠の夜のその中を
三日月は今夜も輝き
僕らといわず世界を照らす
朝は元気をなくして青ざめた顔をしてもまた夜になれば輝いて
元気とりもどして
また僕らも夢の扉ひらいて夢を見るんだ
千の夜と千の夢に誘われて今夜も飛びまわる 胡蝶の夢 桃源郷のような素晴らしい楽園の中
君と二人 朝まで踊る
そんな素敵なストーリー
明日も続け
夜が来るなら
僕は泥棒にもなんにでもなる
君が笑う顔が好きだから。