詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕の求める理想はどこにあるんだろう
今まで否が応でも生きてきたけどわからないんだ
大きな闇を抱いて
光を踏み潰した
そんな僕に明日はあるのだろうか
もう正解だとか不正解だとかどうでもいいのさ
僕が知りたいのは明日の行方さ
標識なんか無視して
僕は生きていこう
用意された道なんかなんの面白味もない
ならば僕が描くよ
危うい道でも笑えるさ
素直な気持ちを差し出せというならば
僕は今すぐ世界なんか終わってほしいと願うだろう
それが素直な気持ちだ
もう矢印なんかには意思を左右されたくないのさ
僕は嫌われてもひとりぼっちでも僕が選んだ道を進むさ
空にはきっと虹が架かってる
それを誰がどう思おうがその人の勝手さ 僕はただ僕を信じるだけさ それで間違えようが僕は僕でしかないから
僕のまま何も変えずに歩いてゆきたいのさ
それを愚かだと言われてもいい
誰かの評価など最初から要らない
だから僕は勝手に歌い続ける
尖った気持ち捨てぬまま。
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世界中の人にハロー
通りすがりの人にもハロー
地球にハロー
目覚めた自分にハロー
言ってみよう
言ってみよう
僕がここにいる証に
確かな証に
ハロー〜
ハロー〜
ハロー〜
何度でも言ってみよう
僕の証は永遠だという証に
ハロー〜
ハロー〜
ハロー〜
すべての万物にハロー
開けた窓から
新しい朝に
そして
閉じる窓から
見える月に
ハロー。
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涙がまるで結晶のように輝いて
僕の瞳からこぼれ落ちる
明日がどうだとか
そんなこと言う前に
守られるべきあなたよ
僕に守られてはみないか?
祝福の鐘楼は鳴る
この場所で
雪崩のように続く
日々になだれおちてゆく
僕は限りある結晶
いつか跡形もなく砕けて消える
限りある時間の中だけで輝きを放つ
僕は音楽家
死ぬまで響かせるよ
命あるうち
死ぬまで
僕は輝き続ける
死んでたまるか
寿命という名の
死に神が迎えに来るまでは
僕は生きていくよ
結晶みたいに
輝いて
結晶みたいに
砕けていっても
永久に
永久に
輝いて。
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僕も小さい頃は無邪気な少年で
人を騙すことや嘘をつくことすら知らなかったのさ
だからみんなにも好かれてた
それがいつからか大人というレッテル張られるようになるたび
汚い世の中の渡りかた知ってしまったのさ
僕の乗っていた小舟はいつのまにか泥の舟にかわり
沈没してしまった
深い深い闇の底へ
おもちゃにあふれかえった部屋の中でずっとおもちゃ相手にままごとしてるばかりじゃ悲しいね
ネバーランドなんて最初から無かった
それですべてはおしまい
楽しい思い出は楽しい思い出のままで心の部屋にしまっておきましょう
思い出の小窓から見えるめくるめく万華鏡のパノラマ
僕はずっと思い出に心を奪われて過去ばかり振り返って生きてきたけれど
今は大好きな君がいる現在が好き
思い出は思い出として大人らしくさよならしよう
いつまでも引きずってはいられない
過ぎた昔と笑うよ
僕ももう子供じゃない
過ぎ行く日々に泣くもんか 泣くもんか
笑って手を振るよ
おもちゃも押し入れの中
だから思い出も心の中
回り続ける万華鏡
きれいだね
涙も笑顔も程よく
混ざり合って
きれいだね
僕は優しく笑えてるかな
これからは笑えるかなあ
今 思い出の小窓から明日をのぞき込んで考えてるんだ。
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ルールからはみ出しても誰かを捨て身で救いたい
消えてゆく命にもう一度チャンスを与えたい
きっかけはほんのささやかなものだった
だから白衣を脱いだ
それが正義なんて思っちゃいないさ
だから僕は自分を天才などとは言わないのさ
それが自分の誇りさ
今は
ひたすら繰り返してゆく
汚れたような行為
誰かの笑顔に時おり胸が痛むけれど
笑い返す
それが僕ができる精一杯 していい事
愚かだ嫌いだと言われたっていい
もっともそれが正しい見方
だけれど僕は救いたい 救いたいんだ
なぜか心からそう思うんだ
行き場のないからだ
居場所のない自分
僕の席はどこにもない
あるのはこのさびしさと果てしない寒さだけ
僕の病は治らない
多分そう永遠に
どんな名医でも治せない
光るメス
滲む血の赤い線
黒いマント
顔に走る縫い痕
僕はブラックジャックのように非道に
だけれど優しく生きたいのさ
ルールからはみ出て獣道にそれていってもそんな自分を愛せたらいいなと思う
今 僕はそんな気持なんだ
ハロー
ブラックジャック
あなたを見習う
永遠の人生の師さ
あなたは あなたは
そして再びメスが人の命を救うよ
僕は笑って泣いて
どこにだって行くよ
ブラックジャックのように 日々をさまよう
医師という名のレッテルを背負い無免許という名の悪行を誰かの命をもって賄う
絶対的な正義じゃない
だけれど必要悪と割り振る
だからメスは置けないのさ
そうだろう?
ブラックジャック先生!
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どうして僕は生きているのだろう
どうして僕は生きていたいのかな
どうして僕は生きてしまうのかな
昨日死んどけば今日は楽だったろう
だけれど死ぬことよりも生きることを選んだ
その理由はうまくはわからないけれど
なぜか思うよ
心から生きたいと
なぜか思うよ
まだ死にたくないと
明日の光が見えるから。
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その人は僕を好きじゃない
僕がいくら好きだって叫んでも
世界一好きな人なのに世界一その人はほかの人を好き
僕だけがただその人を世界一好きなだけ
それだけなのに
この気持ち捨てられない
世界一 こんなにも好きなのに
無謀なくらい信じてる
一度きりの人生だって泣いてしまうくらい信じてる
世界でいちばん好きだから
君が僕の心からいくら離れてても
僕は信じてる
君を好きなこの気持ちを
君を好きになったこの気持ちのある意味を
無意味ならあるはずもないもんね
意味があるから僕はこんな気持ち抱えて信じてるんだから
世界でいちばん好きな人よ
なんとか言っておくれ。
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はじまり
はじまり
そして
自由な過程を経て
生きる
そして終わる
それが人生
僕は愛せるかな
向き合えてるかな
わからないけれど
ただひとつ
抱きしめていたいのは
最愛の君と最愛の今日です
いつまでもここにいたい
僕の人生は君にゆだねられている
君の説明書
読めば
書いてある
ひとりは
さみしいです
精一杯
愛してあげてください
僕はいうよ
死ぬまで
愛すよ
それで君が悲しいなら
僕は愛すよ
君の取扱説明書にそう書いてあるから
君の心に そう書いてあるから
僕は君を悲しませたくないから
泣いてる顔なんか見たくないから
僕は君を命がけで死ぬ気で愛すよ
約束するから
ねぇ… そばにおいで
僕もいつのまにやらなんだか悲しいから
君と同じでさ
君と同じでさ
ひとりの夜は
ひとりの朝は
もうたえられないからさ
僕の心に明かりをください
僕のさみしさは
君のさみしさと同じだから
それは君の取扱説明書には書いてない
僕のほうの説明書に書いてあることさ
だからたのみます
僕を僕が愛すのと同じくらい愛してよ
君だけが好きだから
君しかいないから
僕には
明日もいつまでも
君しかいないから
ああ 愛してるから。
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僕はいつか人だから当然ながら死んでしまう
だからそのまえにせめて悲しみや喜びを分けあえる誰かに出逢いたい
涙の重さはみんな同じ
ほら君の悲しみも喜びも僕の悲しみと喜びと何も変わらない
涙を流してみよう
心に心に
優しさを注いでみよう
いつか死ぬから
いつか愛もいっしょにつられるように消えるだなんて思わないようにしよう
大丈夫
永遠だよ
僕は君が
君は僕が
好き
そんな気持ちはね
ずっと変わらないから
どんな言葉で伝えようか
どんな場面で
どんなタイミングで
そればかり気にしちゃってしかたないや
素直な気持ちから生まれた言の葉 心に浮かべて 浮かべて
散らせないように
愛する誰かへ贈る
それだけなのにね
暗闇に迷い込んだみたいな気持ちになるのさ
不思議の国のアリスみたいにさ時計仕掛けの摩天楼に急かされて僕は何やってるんだろうと気づく
嘘っぱちのおとぎ話
ぶち壊して
壁の向こうへ飛び出そう
何回だって抱きしめあって
何遍だって話しあって
その中でゆっくり愛しあっていってとてつもなく長い夜をこえていって
やがて見えた答
手繰り寄せた光
ふたり 扉を開ける
その向こうにきっと探していた明日がある
きまりきった答などはもう僕ら信じない
信じるのはお互いだけ
昨日に置き去りにしてきた言の葉を今
引き寄せて 伝えるよ
愛してる…愛してる
素直な気持ち
びっくりするほど単純にされど美しく響いたよ。
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いつのまにかひとりのさみしさの痛みを忘れていたらしい
君が去った部屋に
ひとりきりの僕は
そのさみしさにさえも気づけずにいたんだ
長いあいだ愛の生ぬるい風に当たっていたうちにそのさみしさは僕の中で消えてしまった
だけれどだんだん
日を経るうちに
痛みはよみがえり僕を傷つけはじめた
君のさみしさもこんな僕のさみしさと同じくらい まさかそれ以上なのか
暗い暗い夜にただ光を探していただけじゃないのさ
君じゃないとだめな理由だってあったはずなのになぜだろう言葉にできないや
でも確かに 愛してた
君だけを
吐き出すため息が申し訳ないほどわがままな自分をかばうように優しい
ああ なぜ僕は君を傷つけたんだろう
愚かなほど今は自分が憎たらしいや
君を傷つけた僕自身が
そしてそれでも君を好きなままの自分がとても悲しいや。