詩人:どるとる | [投票][編集] |
こんな僕のことを愛してくれてありがとう
なんて安い言葉だろう
だけれど僕は君を愛しているよ
心の底から誰よりも
いつからか僕の心に
咲いた花 一輪
それは甘酸っぱい恋の切なさと同時に喜びをこの僕におしえてくれました
どれだけ言葉にしてみても
どれだけ君を思ってみても
この気持ちは満たされることもなくずっと僕を心の牢獄に閉じこめたまま僕はトゲのような思いを握りしめてる
その痛みと向き合ってる
不器用で愚かなほどなんの魅力もないこんな孤独な僕のことを愛してくれるだなんてなんて素晴らしいんだろう
僕には君がまるで女神のように見えたんだ
足音もさせず静かに舞い降りた僕の目の前に
白い天使が美しい笑みを浮かべて
僕の心に咲き乱れる恋の花
いつまでも僕のそばで枯れないで咲き続けていてくれたら
僕は泣いちゃうほど嬉しいから
この流れ行く時の中でもう二度と愛し合えなくなるまで二人愛し合おう
なんてことはない恋の物語さ
今 二人は 広い夜空に同じ星をみつけた
それが僕たちの目指す未来さ
ほら 僕らの明日が僕らを呼んでいる
花はいつか枯れるのが運命だと云う
悲しいことに僕らも同じ運命の下に生きている
だからこそその運命が僕らさらうまで
尽きることはないと思うけど飽きるくらい愛し合っていこう
二人の愛した証をどこかに刻み込むように僕らはほころんでゆく世界の中で愛し合うのさ
花のようにいつか枯れるとしてもその枯れるまでの時間の中一秒でも愛し合い寄り添い合うことを選んだ
いつからか僕の心に
咲いた花 一輪
それは…
少しの悲しみにも揺れながら今にも消えてしまいそうな自信を守ってる
君は僕の光で
僕は君の光で
鏡のように互いが互いに成長しあう
その姿は花そのものさ
悲しい雨に打たれようと感じてる
かぎりない愛を。
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夢と幻想にあふれた妖しく奇っ怪なロマンの水底に沈んだ光
それはいつか見た夢
いつか叶えようとして無理だったのを理由に忘れてしまった
悲しいロマンの光
今 悲しく輝いて僕に光を鈍い差す
僕の今は照らされて
華やかな舞台の裏側でひとりわがままなダンスを踊る
悲しいロマンの光
今 浴びて 浴びて 浴びて
だんだん薄れてゆく妄想という名のライトの中で暗闇に包まれるまで僕はサーカスのピエロのように笑い続けていた、悲しくただ悲しく
幻想と怪奇のロマンの終焉がもう過ぎてもいつまでも夢を描いてた
それこそロマンの光だと自分を精一杯にかばって かばって かばって
ロマンの光が消えたあとでも尽きたロマンを夢に見ていた
尽きぬ幻想と妄想を膨らまして 無意味な夢を見ていた
大人になった今も
悲しさを紛らすために涙を流しながら
ロマンを吹きこぼしている。
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ただひとつの
笑顔だけ
それだけで
僕は救われて
救われて
ここにいる
ここにいれる
悪くいえば貧相な幸せだね
でも君がいる
君がいるだけで
僕はとても幸せ
笑顔に救われてるから
涙に守られてるから
ほらあたたかい涙ほほを流れれば心が少しずつ癒されていく気がするから
悲しいことも
難なく飛び越えられる
君さえいれば
心にポツン
ともった灯りが
明日をそこはかとなく照らしてくれる
闇の中に光を見いだすように
僕は今日も
笑顔に救われて
涙に守られて
君に愛されている
きっとめぐる明日も
笑顔に
涙に
君に
同じように愛されてる
そして僕も愛し返す
そんな繰り返しの毎日が幸せ
貧しいことなどあるものか
僕は幸せ
とても幸せ
かなり幸せ
このままでも
変わらなくても
ふつうが一番
この言葉が一番僕は大好き。
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なんでもない1日がこうして暗くなっていって
なんでもなくいつものように終わりをむかえるのさ
誰かが落とした1日をおもむろに拾い上げるような仕草をする
僕はどんな1日だって捨てたくはないから
どんな小さな言葉だって励ましだって無意味だとは思いたくないのさ
心をよぎる一抹の不安を消し去ることができなくても絡まった糸を少しずつ少しずつほぐしていくことはできるはずだから
幸せなど要らないよ
ただここにありふれた1日と地味に美味しい手料理
それだけ変わらなければいつでも僕は笑っていられるから
今日のある意味、明日が来る意味、それでも生きていく理由
それはきっと僕の中にもうあるはずだ
探さなくてももう僕は知っている
大切なことだ
だけれどたやすいことだ
無意味な様で
有意義な1日の中で
吹き出す気泡のように沸き立つ答
汚れのないその姿はまるで天使のように僕の脳髄を逆撫でする
なんて心地いい手触りだ
単なるイメージが
立体的な感触を持ち出したら膝が笑うほど嬉しくなる
涙で 涙ですべてが見えなくなるよ
今日はなんてありふれたつまらない日だろう
だけれど愛してるよどんな1日も 愛する君も
みんな、こんなふうに過ぎ去る電車を眺めるように1日をぼう然とただ積み重ねてしまうだろう?
無意味だ。
無駄だ。
そんな言葉を
邪な気持ちで
1日を汚さないで
ゆっくりでいい
身勝手でもいい
花を生けてみよう
華を添えてみよう
輝きは案外すぐ側さ
すべてに意味があるようにあなたがここにいるように見るもの聴くものさわるものそのすべてにひとつひとつ理由と意義が備わっている
ほら、掘り起こしてみてごらん
記憶の畑にメスをいれて
きっと生まれた意味が君に見かけてその頭を出すだろう
君は幸せになるために生まれたってことだよ
目覚めよ、各々方!
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黄昏るこの孤独さが夕凪の風に吹かれて
僕は少しその風に寒さを感じて襟を立てる
明日まで生きる気力は多分もうかけらも無い
だけれど今日生きたこの頑張りや努力をみすみす捨てるなら生まれたこと存在することのすべてを否定することみたいな気がしてできなかった
その繰り返しが今なんだよ やむはずもない雨に濡れながら考えてる
僕がいつかここに生まれてやがて死んでいくまでの物語が最後まで幸せにあふれてる
そんな保証は誰もしてはくれないけど
いつでも胸に刻んでいるよ いつ死んでもいいように未練や後悔はなるべく残さないように僕は今日もやれるだけできる限りの本気をしぼりだしている 自分のために
だから、僕が今日もし死ぬなら
もう思い残すことなどないのさ
だから、今日が始まる前に消し去ってくれ
もうすぐきれいな朝陽が昇るから
今日もし死ぬんだとしたら早く 早く
息の根を止めてよ
なんて縁起でもないよな。
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固く結ばれた二人の絆はまるでほどけないリボンみたいだね
だけれどその結び方はとてもたやすい出会いによるものだった
出会い頭の魔法が
あの場所で始まっていたんだ
何でもない晴れた
青空のその下で
二人の赤い糸はふるえて二人を出会わせたのさ
あの日君がハンカチ落とさなければ
あの日僕がハンカチを拾わなければ
この恋は始まらなかったのさ
きっかけはいつもほんの些細なこと
出会いは
星の数ほどあれど
うまくいくのは
小指の爪ほどもない
小さな確率で
だけれどたまたま
たまたまでもいい
僕らは出会いそして恋に真っ逆さま落ちたのさ
恋はほんの些細な出来事で始まったり終わったりするから紙一重だね
だけれど僕らはずっと恋しているさ
だって僕ら 心を浮つかせる余裕さえないまま愛し合ってるからね
君が磁石のS極なら
僕は磁石のN極だよ
二人引き合うべくして今、愛し合うのだろう
運命なんだと決めつけよう 二人の為に
だなんて…
それはそれはとてもありふれた素敵な出来事なんだと思う
あなたは
あなたは
どう思うのですか?
こんな
こんな
ありふれた気持ちを
笑うのかい?
喜ぶのかい?
恋はいつどこで始まるかわからない突然の魔法だから
僕は身をもってそれを知ったから。
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いつでも
どこにいても
離れない二人
離れられない二人
磁石のように
隙間も空かさずに
ぴったりくっつき
未来へ向かって
歩いてゆくよ
ゆっくりゆっくり
かたつむりの速さで
いつでも
どこにいても
二人は二人のまんま
二人で一つで笑いあっている
今日もそんなふうな幸せの中で二人はさらなる二人をまだ目指しているんだ
同じ未来でも違う夢をそれぞれ夢見ながら
一人一人の夢
一人一人の理想
叶うように寄り道したり道草したりしてそれなりにうまくやっているのさ
それでも二人は二人のままで
それだけは変わらないままで
離れない二人
離れられない二人
ずっと 生きていく
愛ってそんなものなのかな。
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幸せは感じるその人が幸せと思うことが一番の幸せの形
幸せは目には見えないけれど感じるだけならできるから
本当の幸せとは何かなんてわかるわけないけどそれを確かに感じれるのはその人が本当にそばにあってほしい本当の幸せを知ってるからだ
幸せはどこにもあるわけじゃない
だけれど案外求める幸せはとても身近にあるものなのさ
だって 今、生きてことさえ幸せの一部だから
その全体を少しずつ少しずつ時間をかけて知っていくことこそが欲望をかき乱す幸せだから
幸せとは大きな幸せを少しずつ味わってゆくから幸せなのさ
一気に感じる莫大な幸せに幸せはないのさ
だから、僕はゆえに幸せをひとかじり
今日も小さくちぎっては感じてるんだろう
それが一番の幸せ
思ってみればなんの変哲もない今がとても幸せ
幸せはいつも見えないところにあるんだけど幸せはいつだって見てもらいたいんだよ
だって幸せはこんなに心をざわめかせるから
僕はどんなに小さな幸せさえも幸せだとその何倍もの喜びを感じるのさ
それが幸せさ
いつもね
幸せに長いも短いもない
だからこそ僕はめったやたらに出逢った幸せに比類ない喜びをあらわすのさ。
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週末はパレード
忙しくせわしなく
流れてゆく 幸せと不幸の二つの次元をローテーションするようななんとも地味な日々
朝そして夜
繰り返す1日
24時間の限られた
甘えのない束縛
何に縛られてるの?
何にしたがってるの?
僕はどこへ行けばいい?成功するの?
聞きたいことは山ほどあれど聞いても意味はなく 神も仏も未だ会ったためしもないよ
でもね
パレードは今日も楽しくて 時間を忘れてしまうのさ
パレードは悲しい場面のあとに何か大切な気持ち残していく
今日という1日というパレードの中躍りまくったら僕は枕に身をあずけよう
羊が一匹…
羊が二匹…
もう面倒だ
眠くなるのを気長に待とう
パレードはそんなふうに過ぎる
行ったり来たりの繰り返しで始まり終わるのさ
パレードが通る
ガヤガヤ
ガヤガヤ
街は忙しい
僕も忙しい
パレードが通り過ぎる
シーン
シーン
眠ったように
街は静かだ
そんな繰り返しを明日も僕らはそれを当然とばかりに行き交う時間というインベーダーを撃ち落とすかのように仕事や学業で食い潰して生きる
パレードが通る
くぐり抜ける僕の姿
今日もどこかにそんな日常がささくれ立っているように他愛なく存在しているんだ
涙に濡れる明日も
晴天にめぐまれた今日も
僕は確かにここにいる。
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少しずつ少しずつ
色褪せてゆく景色
ゆっくりとただ
ゆっくりとそう
流れるように
明日へつづく物語
まためくられてゆく
その先はいつも未来という満天の宇宙
変化のない毎日に
変化を求めたいなら
動き出さなくちゃ
歩き出さなくちゃ
何も変わらないままさ
だけど広げた地図には不安と背負わされた重たい期待しか見えないよ
小さくこぼしたため息が白く煙る冬
階段の踊場の窓に書いた涙の文字が溶けて消えていく
そんなふうに僕もいつかは明日へ流れてゆくその時間のどこかではじかれるように消えてしまう
それでも
叶えたい夢がある
行きたい場所がある
見上げたい空がある
抱きしめたい人がいる
だから僕は おそらく誰もがそれぞれの地図を描き明日へ行くんだ
限界をかるくこえた勇気をしぼりだして
絶えぬ光を解き放って
いつだって生きてるんだ
いつだって負けやしないんだ
浮かべるこの笑顔は嘘なんかじゃないんだよ
そう叫ぶ声はいつも届かない闇に消えるけど
僕は繰り返すこの夜に負けずしっかり明日へ向かうために旅の準備して眠るんだ
夢というテントの中で
幾千の星 流れる
そのひとつになれたこと 僕は不幸だとは思わないから
明日へつづく物語
まだ僕はつづけたい
明日へ明日へ何度だって生きてやるぜ
誓う言葉 その思い
拳にたくしてぎゅっと握りしめ胸にもっていく
いつでも
叶えたい夢がある
行きたい場所がある
見上げたい空がある
抱きしめたい人がいる
だから僕は おそらく誰もがそれぞれの地図を描き明日へ行くんだ
限界をかるくこえた勇気をしぼりだして
絶えぬ光を解き放って
明日へ明日へとつづく日々を旅する
僕は流れる星
消える運命と知りながらもなおも輝こうとするはかなくも勇気ある星
きっと誰もが旅人
輝くために明日へ行くなら僕は一瞬の流れ星になるさ。