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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[249] 現在と過去と未来
詩人:どるとる [投票][編集]


振り返ればいつも過去
前を向けば進む先にはいつも未来
そして足元を見ればほらいつも現在
僕らはその3つの次元をさまよいながら
ただ進む 戻らず
ただ進む そして消える
未来に迷い憧れ
過去に羨み慕い
現在に嘆き喜び

我々は生きる
奈落に落ちるまで。

2009/10/08 (Thu)

[248] 今日という日ほど特別な日はない
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なんでもない日が特別なんです
なんでもない出来事が特別なんです
今日も明日も過ぎたなら二度は来ない日
今日という日ほど特別な日はない いつも。

2009/10/08 (Thu)

[247] 素直な気持ちを言葉にしたら
詩人:どるとる [投票][編集]


素直な気持ちを言葉にしたら
「ありがとう」という感謝の言葉が生まれました
いつか愛してるって言葉も言えるかな

素直な気持ちを言葉にしても
笑われるのが関の山だと思ってました
だけれどあなたは不器用な僕の言葉をほめてくれました

だから生まれた
ありがとう
そして自然と
言えた愛してる

言葉が言葉を呼んだのか言葉に気持ちが呼ばれたのか
わからないけれど僕の心には素直な気持ちだけがあふれてる
嘘や言い訳はもう無いよ
あるのは素直な気持ちだけ
あるのは素直な気持ちだけ

ほら 満ち溢れてる

素直な気持ちを言葉にしたから。

2009/10/08 (Thu)

[246] 猜疑心オールナイト
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僕らはどこへゆく
だまされることにおそれて全て信じなくなったならば
猜疑心だけでどこへゆく? 僕の明日は光るでしょうか
猜疑心だけで一夜を明かせというのか
猜疑心オールナイト
疑う心にブレーキかけてそろそろ人を信じてみたい
時間はかかるかもしれないけれど
人を信じてみたい
猜疑心オールナイト
駆け抜けて
駆け抜けて。

2009/10/08 (Thu)

[245] キズアト
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ひらいたキズアトをうめてくれよ誰か
そこからあふれ出す悲しみをせき止めておくれよ
壊れそうだから
狂いそうだから
この孤独な夜を終わらせておくれよ
この孤独な僕をぶちのめしてくれよ
キズアトを代わりに差し出すから
キズアトの理由を全て隠さず話すから

誰でもいいから
このキズアトを
このキズアトを
庇い合う手伝いを
してください

悲しみがあふれきるまえに誰か。

2009/10/08 (Thu)

[244] 冬のポケット
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降り積もる雪の白さに心まで白く染まる
今年の冬は寒さにも笑ってやれそうさ
それは君と呼べる人と出会えたからか
二人でわけあって飲んだ缶コーヒー いつもより甘い気がした

白い雪の上に寝そべり君と笑った

僕のロングコートの左のポケットの中君と手をつないだ
そのあたたかさだけで幸せだよ

降り積もる雪がまるで星みたいにキラキラ光っては僕らの吐息を白く浮かべさせる
ほら僕の心
ちょっとだけ
今 桃色に染まった
雪の白さと君のあたたかさで僕は赤く染まったよ

ほらかじかんだ両手を君がさすってくれる
これからの本降りはちょっといらだつけど
ポケットの中の握ってる手をこのままはなさせないで
雪よ もっと降れ
温度よ もっと下がれ
君が風邪ひかない程度にね

ほら降り積もる雪の白さに心まで真っ白
向かい合えば僕らの顔も真っ白
だけれどポケットの中は桃色

名づけよう
そんなぬくもり
名づけるなら
冬のポケット
ありふれてしまった
それでも僕らにはちょうどいい恋の形さ
ほらまた君の手が僕の手を強くにぎる

寒いんだね…
僕はコートを君に貸した
今度は君のポケットが冬のポケット
君のポケットに僕は手を突っ込み君と手をにぎる

あいかわらず雪はやまない
だけれどそれが何より嬉しいよ。

2009/10/07 (Wed)

[243] そして全てが夢だと気づくまで
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今日という1日はやがて終わりの時が来たならば
夢のように泡のように僕らは消えちまう
人生はリアルだから
血なまぐさいから
痛みもあたたかさも感じてしまうよリアルに
だから僕らが死んだならリアルな涙が流れるのさ

そして全てが夢だと気づくまで僕はこの世界を尊い現実だと強がるから
僕ら 夢の中
今だけは
生きてる
間だけは
笑うのも眠るのも
自由に笑える
また明日はリアルという名でおとずれるから ここにおとずれるから

昨日とおなじ冴えない僕が冴えない生活をおくるから
目覚めてまた寝て
目覚めてまた寝て
そんなこと繰り返してやがてほんとにくたばるまでは僕ら夢の中 楽しく笑いバカな話で盛り上がれる

昨日の涙さえ少し経てば時間が忘れさせてくれる

そして全てが完全なる夢だと気づくまで僕らはこのまま生き続けるよ リアルという夢を見てね

魂は永遠だと根拠のない雄叫びを空にあげて。

2009/10/07 (Wed)

[242] どうして票が入らないんだろう
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どうして票が入らないんだろう
こんなに一生懸命に考え抜いた答なのに
どうして素直に見てもらえないんだろう
こんなに精神すり減らして頑張ってるのに

ああ どうして…
どうしてなんだろう
僕の精一杯が小さいのか
誰かの見方が雑なのか
素通りされてるだけなのか

ああ どうして票が入らないんだろう
多数の票をもらってる奴らと同じように僕も頑張ってるのに

詩とは自由だろう?
詩とはなんなんだ?
その答を知る者よ
僕の詩の小ささに
原因があるのかな

答えておくれ
ああ 神様 仏様
詩の神様

僕はもう疲れた
詩など…
そんな気持ちで最近は書いている
僕は書いている

いいとは
いいとは
思えぬのだ
どんな詩を見ても。

2009/10/07 (Wed)

[241] 降水確率は私をビビらせる
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明日は雨です
いやアメダス
そんな予報が
私をビビらせる
事前に不幸のお知らせをわざわざ私に知らせる予報が
私は憎くてたまらない
知らないほうがいい現実をさも知らなければならない情報のように知らせてさ
ほんとビビるよ

置き傘はあるけどね
悲しみを受け流すための置き傘はない

けれどそれにしたってひどすぎる
明日は今年一番の寒風が私を吹き飛ばし私から笑顔を奪い去るというのだから
怖くないはずはないね
不安がらないはずはないね

わかってるなら
言ってくれよ
嘘でも晴れますよと
嘘ついてくれたほうがいい 死を宣告されるよりはね

今日も聞き分けもなく
運命は私に言う

明日は確実に雨
やまない雨
雨 雨 雨
雨なのです

ああ 天気予報は怖いです。

2009/10/07 (Wed)

[240] 生と死は常に紙一重である
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生と死
それはいつでも
紙一重
いつ どこで
死ぬか
わからない
けれど
今日はたまたま
生きれたのかも
しれない
常に希望と絶望は
すれすれのところでぶつからない
そんな偶然に左右された毎日もまた紙一重である

危うく危うく
僕らは死ぬとこだった
そしてそして
僕らは生きてゆく
僕らは生きている
運が尽きるまで
寿命が尽きるまで
病気に犯されるまで
僕らは紙一重のすれすれで生きるのだ

それもまた素晴らしいのだけれど。

2009/10/07 (Wed)
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