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どるとるの部屋  〜 新着順表示 〜


[182] 目が離せない恋
詩人:どるとる [投票][編集]


100%中ニアピン差で ニアピン差で
僕は君が好きなのさ

そのニアピン差はより100%に近くそして日々100%に近づいているよ
まだまだこの気持ちは成長中

目が離せない恋
そのゆくえ。

2009/09/26 (Sat)

[181] 暴君B
詩人:どるとる [投票][編集]


僕のよく知るあいつは
まさに暴君とうたわれても仕方のない人
血液型はBの中のB
まさによくいうB

あいつの細かさとわがままに日々は狂う
スケジュールもなにもあったもんじゃないね 僕の日曜返してよ

それでも好きなんだ
だから一緒にいるんだ
暴君Bは今日も笑顔
僕が素直に尻尾振っているうちは

たちまち妖怪変化
僕が尻尾振るの疲れたりしてやめたりしたら
すかさずボディブローとんでくる
嗚呼 おっかないね
暴君Bさん
暴君Bさん

堪忍してください
僕は弱気な君の彼氏
君は強気な僕の彼女
暴君Bちゃん
激辛の上の上をいく
ほどのオンナ
暴君Bちゃん

だけどそこがイヤに好きなのよ。

2009/09/26 (Sat)

[180] 感情の種
詩人:どるとる [投票][編集]


笑えなくなって
どれくらい経つんだろう
誰かの言葉などどうでもいい
笑いたくもないのに
笑う必要はない
笑いたくないなら
無理して笑うな
世の中にはそんな乾いた笑いが咲き乱れてる

今日もまた感情の種をどこかに落としてきた 咲くことはない
感情から生まれるのは確かに笑いや涙だけれどそれは心の中で咲く花だから
種を愚痴や文句として道端にばらまくならなんの花にもならないさ

べつに

笑いたくもないし
泣きたくもない
怒りたいことなら
たくさんあるけど
それももう疲れた

感情など僕には必要でないのかもしれない
喜びや悲しみなどなくたって世の中を生きるのにきっとそれほど苦労はしないはず
友達や愛するひとなど必要としない僕にはなおさら…
そんな歪んだ気持ちでいつも曇り空眺めて
咲きそうな感情の花を握りつぶすんだ

心からの笑いのない世界になど笑ってやることはない
世にいう素直な感情と偏見をもって
僕はこの世界に無表情でいよう
時々積み重なった憎しみと苛立ちをこぼして感情の種が唯一咲かす涙を路地裏で拭おう

僕の明日は限りない闇と限りない憎悪にあふれてる
もう天使には戻れない
堕天使でもない
僕は完全なる悪魔さ

ほら また 咲いてる
不平と不屈に抑えきれない思いが花を開こうとしてる
そしてその花粉で僕を侵そうとしてる

誰かを憎め
蹴られたら
蹴り返せなどと
負の感情を
手当たり次第に
心にばらまいて
感情のすべてを
負の感情で
埋めつくして。

2009/09/26 (Sat)

[179] 黒い花
詩人:どるとる [投票][編集]


誰の心にも咲いてる
その花は僕の心にも咲いている
ためらうこともなく
何千本も咲いてる
抱いた憎しみと抱えてしまった殺意の狭間で狂ってしまいそうな日々
つなぎ止めているのは一体なんだろう

正義はきっともう死んでいる
もしも正義がこの世にあるなら僕の涙ももう少しあたたかくなっていただろう
だからこそ僕は行き場のない思いを闇に向け叫ぶのです声がかれてもなお

花は揺れてそのたびに僕にいう
憎しみも立派な感情だと
されど僕はぬぐえない正義を犯すことの罪深さでわからなくなっている
天秤にかけてみてもどちらの重さも一定でかならずどちらかが勝ることはなくどちらかを選ぶこともできずに

この感情がもしも僕の明日を破壊するとしても僕は抑えきれない憎しみで気がおかしくなってしまうから

僕は今からその憎しみを終わらせに行く
黒い花の命のままに己の明日を破壊してもナスベキコトだと悟る
僕はもう白い花には戻れないこの雨はやまないのだから憎しみだって収まるわけもない
されど僕はその憎しみのひとつを刈り取ることで自分の憤りをさまそうと謀るのだ

黒い花が咲き乱れる花園にはきっと世の中にうまく操作された感情など似合わない
似合うのは罪を犯そうと憎しみを形にするそんな生々しい素直な感情だ

血のように赤い雨が降り注ぐ月夜に僕はこの世の真実を見た気がする
正義などもはや臆病者の言い訳になってる
罪を犯した誰かへの憎しみは罪で晴らすのが筋だとうなずく悪魔が今はとてつもなく愛しくまた信頼できるんだ

嗚呼
たとえこの身が永久に黄泉をさまよおうと僕は構わない
僕の罪は僕の罪は僕しか答えを出せない
だから僕は選ぶ
憎しみを晴らす
それが僕が選んだ答
さあ それを今から形にしに行こう

本当の黒い花を蒔いた誰かを消し去りに
そして黒い花を摘み取るその様を描きに。

2009/09/26 (Sat)

[174] ラブラブあんぶれら
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遠い昔
はじめて恋した
あの人とのはじめてのデート
生憎雨が降ってきて 僕の小さな折りたたみ傘でふたり相合い傘をした

まるで相合い傘の
愛々傘みたいだと
ちょっとわかりにくいジョーダンで笑う
僕らはあの日

ひとつの傘の中
薄紅色に染まった
とても幸せで
ほほを染めた

そんな思い出
今も続いてる物語
その続きの物語
振り向けば
彼女が笑う
彼女が笑う

今は相合い傘すらしてもらえないけど忘れないよ

あの日
あの時
雨の中

雨に感謝 感謝の
ラブラブアンブレラ。

2009/09/24 (Thu)

[172] 涙の流れ星が落ちる月の夜
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涙が流れる
心が無口になる
ありがとうも
ごめんなさいも
すべて
涙でわからなくなる
言葉を忘れてしまったみたいに僕は抜け殻になる

涙を流すだけのおもちゃみたいに涙を流し続ける日々
それも辛いけど
ほんとは見えない心の涙が一番切ない

今日も夜空を見上げればきれいな月がひとつ
いつものように輝いている 笑ってるのか泣いてるのかさえわからないけれど
ただ月は輝いている
いつでもきれいに

そして羊をかぞえて
眠る準備に取りかかっても眠れやしない
今日の苛立ちや悲しみがじゃまをして
あいつの一言が妙に粘着いて
夢を見る安らぎの時間を妨げる

心の涙がひとつまたひとつとあふれてしまうような夜は
なまじっか寝ないほうがいいのかな
夜通し悲しい歌でも歌ってるのも悪くはないかな
ひたすらあいつを憎みまくって
ひたすら世の中をさげすんだら
よくも悪くも眠くなりいつのまにか夢にかえれるから
いつのまにか雨のように降っていた心の涙もやむから
切り傷みたいな真新しい心の傷も癒えるから

悲しいことがあった日の夜は眠らずにゆっくり傷を癒すのさ
そんな方法もいいよね

月はあいかわらず
輝いていた
僕の視界がだんだん 狭くなるその中でも輝いていた
月は眠らずに僕らを照らしている
そんなイメージが夢の中でも

そんな
涙の流れ星が落ちる月の夜だった

寝ているあいだにも時間は止まらず動き続けてる
そして夜も終わる
やがて朝が訪れる
太陽が顔を出し
街も騒ぎ出す

そんな夜

べつに特別じゃない
なんだけどなんかちょっといい夜
だから忘れられない
僕は忘れない

涙の流れ星が落ちる月の夜

悲しさとなんか不思議な気持ちがほどよく混ざって
キラキラきらめいていた夜。

2009/09/24 (Thu)

[171] だから僕らは良心を犯すのだ
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正しさと間違いの真ん中で僕は揺らいでる気持ちの置き場所を探してる ずっとずっと
これは正しい
これは間違い
一目見ただけでわかるならばそれは素晴らしい
だけれど物事はそんなに甘くはない

だから僕らは
良心を犯すのだ
ゆえに僕らは
精神を病むのだ
だから僕らは
立ち入りを禁じられた壁を砕くのだ

裁かれたとしても
はねのけられても
け飛ばされても
人間のリストから
はずされても

久々にまともに見上げた空はとても青かった
それなのに

どうしてだろう
こんなに僕は
ひとりぼっち
世の中を
うまいこと泳げない

まるで魚なのに泳げない魚みたい
まるで鳥なのに飛べない鳥みたい
名ばかりの人間

だけれど人類は人と人との共存に100%向いているとは言い切れない
だから

僕は僕の明日を探しに行くと決めた
たとえ明日が雨でも気にせずずぶぬれになって笑って見せよう

そして気づけば雨もやんでいて
きれいな虹が空におきまりみたいに出ていた
だけれどきれいだった

与えられ授けられた良心だけれど時には人を憎みうらむ気持ちで染まってしまうから
浮かべる笑顔も醜くゆがむけど

僕らはけっして
根っからの悪党ではない
人を許し人を愛し人を尊ぶ心をもつ
だからたとえ飛べなくても泳げなかろうと僕らはそれだけで人であるといえる

笑顔はゆがみ
涙が流れる
そんな時だって
目をつむれば
輝く
あの人の笑顔
そしてあたたかい想い出

それだけで雨もやんでいく
空はやっぱり青かった
ほらちょっとだけ通り雨に目をつむるだけですぐに晴れる

罪を犯す心と
罪を憎む心で
惑い迷う心は
明確な答を出さず
曖昧な返事で片付けるけれど
そんな僕だって人間なんだ
見返りを求めない誰かの優しさに涙止まらないから。

2009/09/24 (Thu)

[170] 一日の終わりに
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夕暮れにわけもなく涙を流す僕
この嫌な痛みをはらんだ切なさはなんだろう
一日の終わりに感じる悲しさは避けることはできない
さよなら
もう二度と会えない今日よ
手なんか振らないよ
悲しいから
言葉にも出さないよ
悲しくなるから

明日も永遠に消えていく一日に涙を流すかな
今がこんなに悲しいならば人生の終わりの悲しさはどれくらいなんだろう
壊れてしまうかな

でもそうならないように僕は少しでも過ぎ去る今日を楽しい思い出にしたい

こんな一日の終わりにふと思うよ

一日の終わり
夕暮れに涙を流しながら
なんともいえない気持ちに沈む
沈む太陽を背に僕は闇を恐れ眠る

真っ白い夢の中へ夢の中へと沈む。

2009/09/23 (Wed)

[169] ごめんね亀さん
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亀のように
ゆっくり
ゆっくり
のんびり
生きれたら
僕は毎日
楽なのに

亀もたまには
涙しちゃうのかな
見たときはないけど
亀も涙流すかな

僕はただ
水槽の中で
亀を見つめてる
ただ一日中
のんびり
してるだけの亀を
動いてるのか
動いてないのか
そのくらいの
速さで生きる亀を

亀のように
ゆっくり
のんびり
ゆっくり
のんびり
生きれたら
誰も毎日
幸せなのに

なぜか
僕ら人間だ
やたら
僕ら急がされる

人生
一度きりなのに
亀さんみたいに
人生を
ゆっくり
のんびり
ゆっくり
のんびり
味わわせてくれやしない

ただ亀は今日も
水槽の中
僕の帰りを待ってるのか待ってないのか
一日中そのままの姿でいたような変化のない場所で息を引き取ってた

亀は目をつぶり
僕の両手の中で
冷たく
冷たくなってた

涙流れた 夕暮れ
タイミングよく
流れる五時のチャイム

ゆるしておくれ
亀よ 亀さんよ
僕はただ君が憎かっただけ
楽そうな君が憎かっただけ

でも気づいたよ
僕はバカなことをしたね
僕はバカなことをしたね

亀は何も言わず
僕の手の中
ちょっとも動かない
亀の時間は止まった
亀の時間は止まった

ありふれたいつもの夕暮れになるはずの日暮れに僕が亀を死なせてしまった

幼い記憶
今もムネを焦がす。

2009/09/23 (Wed)

[168] のんびり歩こう
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僕の毎日はほんと朝から晩まで
ずっと笑いっぱなしさ
心だけは豊かなのが取り柄
そしてそれ以外はなにもないのが僕の悲しいところ

それでも僕はいつも思うんだ
生きているだけでお日さまおがめるならそれだけでいいかなと

夢だとか愛だとか甲斐性だとか将来性だとか
そんなものよりずっと生きていることが大事でしょう
たとえば人から好きになられるならば
ワタシはあなたの付属品(おまけ)に魅力を感じたんじゃないの、無防備な裸のあなたにワタシは魅力を感じたの
そんなことを言ってくれる人と生きていたい

だから走るより僕は歩きたい
誰かが必死こいて人生を走っているそのずっと後ろをのんびりとふたり歩く感じで
どうせ一度きりの人生ならばそれくらい個人の権利とかでゆるされるだろう?
僕の見つめるその先にお日さまがまた昇る
とてもきれいだな
急いでいたらとても見れないよ
だから走るより歩こう
この人生という時間制限がやたら長いマラソンを歩こう
走る必要なんかどこにもないさ
追い越させてやれ
別に気にしない
僕は君と歩くから
口笛吹き吹き
スキップ踏み踏み
僕は君と歩くから

気にしないぜ

この人生は早い者勝ちのレースじゃない
野蛮だな 急ぐ人

そんなに急いでどこにいくの?
夢だなんて愛だなんて僕には気ままなすきま風
すぐに消えていくだけ

すべては朝から晩までのその繰り返しの果てのどこかで始まり終わること

なれど人はそれをとても尊く思うのさ
不思議なものだね

まあ何にしても
僕らに走るのは向いてない
だからね
のんびり歩こう
ゆっくり生きよう
明日も いつの未来も
速さは変えずに
このままのスピードで墓まで歩こう。

2009/09/23 (Wed)
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