詩人:どるとる | [投票][編集] |
明日の予報は晴れ
だけれど僕の心は引き続き雨模様です
明日の行方はわからないけれどそれだけは確かです
永久にやまない
雨の中で
どれだけの今を
どれだけの涙を流せばいいのだろう
費やしたって
費やしたって
減らない不安もあるし
ああ
明日の空が
見えない
見えない
見えない
永遠にやまない涙で
永遠に終わらない悲しみで濁ってしまって
明日が見えない
見えない
見えない
ああ
明日の空が。
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マボロシのような
イチニチが今日も
静かに終わってゆくよ
少しの物音もさせないままで僕の記憶からも今日はだんだん遠くなる遠くなる
なぜだか涙があふれて止まらなくなってしまう
だから僕はなるべく1日の終わりには幸せな顔でおやすみと夢の扉ひらくまえにそっとつぶやくんだ
今日の日を僕は忘れない
今日あったことのひとつひとつをムネにいつまでも
たとえ今日がマボロシになっても僕は忘れないだろう
こんな旅路の途中で僕は何度もため息ついている
生まれてこなければよかったと思う日も多々あれど
今日を生きてみて楽しかったよとなんだかんだ言っても思えたら明日も変わらず生きるから
明日もマボロシのようにアトカタもなく消えてしまってもね
僕は僕はくたばるまでこの命をまもり続ける
なぜだか自分の終わりを考えてしまう
まだいくらも人生のページめくってないというのに
マボロシにマボロシを見ているような錯覚に陥っているようなマボロシ
最果てには何がある?
野垂れ死にのその先に
ただマボロシを
そうマボロシを
この世のすべて
と信じて
僕は生きてる
なんだかおかしいんだ
もうすべてが
乱視みたいに
マボロシがブレて見えるのさ
二重の悲しみが
二重の切なさが
僕には見えている
現実のあれやこれやと並行して重なるように
おぼろげながらもミョウな立体感のあるマボロシが。
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いつかまた
笑えるだろう日を待つ
今は涙に時間を奪われてても
いつかまた
泣かずにいられる日を
今はじっと待ちながら
笑えるだろう日を待つ
いつかまた
泣かずにいられる日を
いつかまた
偽りの笑顔なんかで喜びを騙すことなんかやめたいから
本当の喜びに本当の笑顔浮かべられる日まで
僕は待ち続ける。
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かなしみとよろこびのなみだ
どこからながれてくるのかわからないけれどいつのまにかかんじょうをふるわすできごとがあるとほほをこぼれてる
かなしみとよろこびはちがういろのなみだだからうまれてくるばしょもちがうのかな
だけれどなんだかわかるきがするよ
なみだのゆくえそしてうまれるばしょ
なみだはこころからうまれてまたこころへとかえるのだろう
いまわかったんだ
ちがうばしょではなくおなじばしょからうまれること
そしてそのいみ
なみだはきょうもながれてはかえってゆく
こころに
こころに
ぼくのようにいってきますとただいまでいったりきたりをくりかえすのだろう
そしてぼくがしんじゃえばなみだもおなじくしてしぬのだろう
かなしいね
だけどなみだはそれでもなみだをながせないんだよ
なみだそのものがもうなみだなのだから
なみだはなみだをながせないんだ
そのあとのゆくえもしらないんだ
なみだのゆくえ
そうしてぼくのゆくえも
どこへゆくかは
わからない
みんなもすべてのなみだもただいまはいえない
じゃあどこへゆくのかな
とてもとてもわからないね
だけれどくりかえすひび
なみだとともに
なみだみたいにながれるようにいきて
ながれるようにきえてゆくんだね
あとかたもなく
はながさいたら
かれてくように
なみだと ぼくは。
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花のように
人は時が迫れば枯れてゆくけれど
それでもいくら時が過ぎ去っても永遠に変わらないものもある
それは例えば
心の若さや誰かへの思いだったりするんだ
散っても枯れても
美しいのが花ならば
僕らも同じだろう
命は散っても輝くから
悲しみが残るけど
それをサダメだと割り振る事の難しさを僕は今も抱えてる
それでも花は美しい
だからさ僕らも美しい
いつまで経っても
どれだけ経っても
生きてる光
その魅力
それに勝る美しさは無いけれど
どうせ散るならば散る前より美しくなっていたい
僕は花のように
生きていくから
どうかどうか
その生き様を
見守っていておくれ
神様
いるのならば
お願いだ。
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僕の彼女
とても素敵な人だ
でもだけど
わがままなとこもある
時にはケンカなんかもして泣かせてしまうこともあるけど
好きな気持ちはずっといつでも変わらず同じ大きささ
ずっといつまでも
君だけを愛し続けるよって誓ったあの日から僕は心に決めてたのさ
どんなことがあっても君を守るんだと
だから僕が途中からリタイヤしたりしたら君を守るどころか泣かせてしまうから
だから 約束どおり僕は君と永遠だっていっしょに居るよ
だからねふと隣を見れば僕が笑うように
君も僕の隣に居てね
いつまでもこの二人の関係は他人には誰かがどこかでちょっとつまずいたくらいにくだらない出来事だけれど
それでも僕らにとっては命と同じくらい大切な大切なものだ
いつまでも
愛してる…
いつまでも
好きだよ…
そんな気持ちで
居られるように
互いが互いに
考えてゆこうね
焦らないで
ゆっくりゆっくり
その中で愛を
適温にあたためて
「世界で一番
愛してる」
そんな言葉も
ためらわず
恥ずかしがらずに
言えてしまうから
ちょっとイタいけど
本当のことだから
笑って聞いてね
もう一度言うよ
世界一愛してる
僕の彼女
ああ だから いつまでもいつまででもこんな日々が続きますようになんて
二人 いっしょのふとんの中 祈ろう
そして僕らの日々は誰かさんや誰かさんとは違う方向へ折れ曲がり
そこで僕らは僕らにしか見えない未来を幾重にも積み重ねてゆくことだろう
断言をしよう
僕は何十年後でも君と居るよ
僕の彼女
僕だけの愛する人
言葉だけでは
愛の証明にはならないけれどこの気持ちはもう永遠に変えないつもりだから心配は要らないさ
だから黙ってキスをしよう
部屋の明かりを消して
モザイクの嵐の中であれやこれやしよう
それだけで。
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涙は流れ流れて
悲しみになり
やがて僕の心を
その色に染めた
それでも明日になれば何事も無かったみたいに風に吹かれて流れる時を過ごした
風は僕に何も言わないし僕も風に何も言わないけれど
なぜか寂しいときなんとなく悲しいとき僕は風に吹かれてた
真っ赤な夕陽が瞳の中ですぐ目の前でゆっくり沈めば
また涙は流れ流れて見る景色見る景色全てをぼやかすだろう
まるで冬に降る雨のような甘えのない冷たさが僕を濡らし続けてるようだ
人には悲しみへの免疫力なんて無いことに気づくまもなく僕はなんとなくわかってた
だから悲しみには強く立ち向かわなきゃと思ったんだ
風に吹かれて今日も平穏無事に1日を過ごせた
そんな幸せなはずの事実にさえもため息をついて明日が来ること嫌だな嫌だなと繰り返すだけだけど
本当は知ってる
自分が一番
今を生きれるその楽しさとありがたみを
だから笑う 明日もどこかでふゅりらら
風に吹かれて
ほら夕闇の黒と夕暮れのオレンジが混ざった空の下の僕らの街にすこしずつ命の明かりが灯る
今日もみんな生きてる
僕も
それだけで幸せだな
そう思える今が
風がおしえてくれた
君は今日もそして明日も生きてるよと
だから涙はこぼれてしまうんだなあ
明日へとつづく今日の続きのストーリー
明日は少し優しい気持ちで迎えられそうだ
今日も風に吹かれていられたから
全てはそんな単純な答で歩いていける
どこまでも。
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どこまでも限りないように思えても宇宙にも終わりがないようで終わりがある
暗闇だから出口も入り口もわからないだけだ
無限とは名ばかりの強大な強大な詐欺なのだ
僕らはそれにただ騙され巧妙な巧妙な夢を見ているだけ
無限なんてありはしないんだ 実際は
永遠が無いように
無限もまた無い
無限なんて全ての理屈や概念を覆すようなそんなはじまりも終わりも無いようなものには夢も希望も無い
何も無い
けれど人は愛や思い
つまり形のないものには無限の名をつけたがるんだね
形が無いから無限だといえば無限になる
宇宙みたいに誰からも疑われずにすむ
まさに未知の中の未知だからそれには宇宙さえ超越した見えない永遠の不思議があるから
無限なものならばそういうものをいうのだと僕は気づいてしまった
だから人は永遠のない時計仕掛けのこの終わりある砂時計の中で全ての時間が落ちきるまでのあいだ
愛は無限だ
この思いは無限だ
そう言い続けることができる
きっと多分
それは本当に無限なんだろう
強い思いや愛により無限かわからないものは人の知らない闇の中で無限となるのだから
死さえそれをなくすことはできない
愛とか思いは死に神さえも奪えないから
だからこそ
だからこそ
僕らは死んでも
なお死なない
思いや愛をこの星に残せるのだ
自分がいた証に
そして
誰かを愛し
ともにいた証として
僕もそんな終わりのない時間も存在しない無限地獄をともに落ちながら大切な誰かと永遠をさまよいたい
そう願ってしまうのだろう
日に日に歳を重ね寂寞の思いに沈むたびにそれは強くなるのだろう
たとえ明日が僕らに来なかろうと愛や思いに永遠があるならば僕は君と無限地獄に落ちていたい
永遠に終わらない時間なら休まるときなど必要ないからずっとずっと闇に身を寄せていたい
無限なる宇宙に輝く星になって。
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今日あった些細な喜びにスタンディングオベーション並みの拍手をおくりましょう
悲しい日でもスタンディングオベーションは鳴り響くよ
頑張ったその日の自分におくれるよ
歓喜と狂喜の螺旋を
ちょっと異常で
ちょっと正常な
つまりそのあいだの
スタンディングオベーションおくりましょう
涙と笑いの嵐を さあ
おくりましょう
おくりましょう
ただ、感じた喜びや
頑張った努力やくるしかった時間のあとになにもないじゃ悲しいじゃないか
だからスタンディングオベーション並じゃなくてもさ
拍手くらいはおくろうよ
まあまあだったって頑張ったり努力したり傷ついた今日の自分は本当だから
素晴らしい映画や何かを観終わったあとみたいにさ今日の自分をたたえようぜ
悲しくはならないさ
むなしくはないはずさ
いいからおくろう
自分が自分に奏でてみよう拍手と笑顔の大合唱
スタンディングオベーションをさ。
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好きだ…
はい、よろしく
僕の中学時代の青春の薄っぺらい記憶
わずか二言で
二人は恋人になった
放課後恋物語
最速のギネスもの
実話である。