詩人:どるとる | [投票][編集] |
小雨の降る 駅のホームでひとり電車を待つ
次、来るので終電だ
もし乗り過ごしたらもう今日の運行はない
だからそうならないように ずっと待ってる
月の光に照らされて
人も僕を合わせてふたりくらいしかいない
さあ 帰り支度は整ってるかい?
今日1日最後の電車の中 思ったよりガラガラ まああたりまえか
最寄り駅に着く頃には小雨もやんで星が輝いてた
明日の希望
ちょっとだけ
浮いてきたよ
終電の夜
遠くにいる君を少しだけ思い出した
ただそれだけの夜
されど おだやかな夜
僕を優しい場所へと連れて行くよ。