詩人:どるとる | [投票][編集] |
ピエロがするみたいな愛想笑いを振りまいて
一日中 嘘や偽りで気持ちをごまかすより
いっそのこと本音をぶちまけて嫌われたほうが気持ちいい
たとえば ひとりきりになっても
人の悲しみに同情とは違う 何か 感じるものがあるように
たとえばそんな言い様のない気持ちを育てられたらいいなと思うのさ
ピエロの化粧は落としてありのまま素のままの自分にもどろう
人のために愛想笑いしたって悲しくなるだけだ
それなら愛想笑いなんかしないほうがいい
だけど人の喜びや悲しみに同じ涙や笑顔を浮かべるのは気持ちいいもんだ
どうしてだろう
そんなのわからないけれど何かが違うんだろう
だから僕は人のために泣ける人になりたい
だからだから僕は人の喜びに共に笑いあえる人にもなりたい
愛想笑いにはなんの優しさもぬくもりもないけど愛想笑いじゃない 笑顔や涙にはぬくもりや優しさがある
だからこそ僕は人のために泣きたいし
人のために笑いたい
ひとごとだと言わないでそうしたい
何時でも人のために
そして自分のために
心から泣き笑いしたいんだ
人のためになれる人になるために。