詩人:どるとる | [投票][編集] |
なんでもないことがいつも大事だったりそうじゃなかったりする毎日の中で
光と影をたえまなく行き交う時計の針が夜を指し示す 今、午後11時
好きでも嫌いでもないあの人は今どんな夢見てるのかな
それともまだ眠っていないのかな
好きでも嫌いでもないのに気になる夜
ぼくの心はしぼんだ風船みたいにさ
夢のゆりかごの上で
ゆらゆら 揺れる
明日になってしまう前に 何か やらねばならないことはないかな
今それを探しながら
でもうまく見つからなくって
睡いのを言い訳に明日に後回し
ムニャムニャ
グースカピー
おやすみと言わないままで眠気に勝てず
ノックダウン
夢のゆりかごの上ですやすや眠る
いつもの夜の光景さ
めずらしくもないこと
恥ずかしいからあまり見ないで。