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どるとるの部屋


[1294] 風に吹かれて
詩人:どるとる [投票][編集]


言葉にならない気持ちだけど
簡単にいうなら悲しい気持ちに近い
そんなぼくを置き去りにしたまま
夜は過ぎてゆく

風に吹かれて ふと目を閉じる真夜中の黄昏
まぶたの裏には何もない ただ真っ暗な闇があるだけ

そしてぼくはやがて
観念したように
寝つくんだ

羊の毛に つつまれて。

2010/04/10 (Sat)

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