さよならなんて言いたくもないのについ日が暮れてお別れの時間になってしまうと悲しみも忘れたようにさよならと言う僕がいる 窓の外の景色が赤く染まっている僕が子供のころ見た夕焼け空はまるで火事のように見えたんだ切なさをはこぶ夕暮れのオレンジ色がこの僕の顔に涙を降らす チャイムがその涙を本降りにさせるよ ああ 空が燃えている誰か 水をかけてよ なぜかそれでも流す涙は心地よい雨。
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