詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
木枯らしが吹き荒ぶ
帰り道の黄昏
足跡は家まで
まっすぐに続く
ポケットに両手をつっこんでいる
無防備な僕をどこからでも今なら
消し飛ばせるよ
神様
あなたはまだ僕を生かすというのですか?
夢のようなそうでもないような不思議な夢の中で 夢見てる
かすかな風の音が僕を 包むように吹いている 不安は不思議とまるで無い
真夜中のカーテンを
大きく ひらいたら
そこに見えた景色につぶやこう
僕はまだまだやれる気がする
そんなことふいに思う夜
長話は長々と続く
この夜が明けるまで
朝が街を照らすまで
長話は延々と続く
ワガママもまかり通る夜。