詩人:どるとる | [投票][編集] |
わずか百年あまりの時間を生きたあとで
人は暗闇の中へと消えてゆく
運命という名の秤にかけられて
人は誰もが生きる時間はバラバラでも
やがて訪れる死期をむかえるのさ
サイコロを転がすようにそれは言ってしまえば簡単な規則です
だけれど一度きりの時間は死んだあとでは戻らないから
精一杯人は生きる
時の彼方へ流れようとする時間の途中にいたずらのように生まれた僕が過ごす毎日は誰かが思うよりずっとつらくてそして素晴らしい
だから
我が人生に盛大な拍手をもってお出迎えするといたしましょう
希望も
絶望も
すべては生きてるからこその蓄え。