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どるとるの部屋


[1813] 風を待つ
詩人:どるとる [投票][編集]


歩き出すのは苦手さ
だから僕はチャンスを待つ 気長に待つ

朝も夜もずっと待っている

背中で浴びた陽射しが心をあたためて
夜の涼しい風が心を洗う

イメージは繊細な人
だけれど本当はとても愚かしい人

風見鶏が回るように
風が吹くその時を待つのが僕だから

夜明けを遠目に映しながら 僕はチャンスを待つ 気長に待つ

いつまででも
そこにある波が動き出したら 物語は始まる。

2010/09/11 (Sat)

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