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どるとるの部屋


[1849] 長い冬
詩人:どるとる [投票][編集]


孤独なふりして本当に孤独な僕は
夜の片隅でたぬき寝入り
夢さえ見れずに
いつまでも天井とにらめっこ

眠れない夜は
こんな夜は
月の光さえ
気休めにもならない

街路灯のかすかな明かりが揺れてそして

長い夜が始まる
長い冬が始まる

雪の気配とともに
ほらね 窓をかすめる
初雪の影。

2010/09/25 (Sat)

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