孤独なふりして本当に孤独な僕は夜の片隅でたぬき寝入り夢さえ見れずにいつまでも天井とにらめっこ眠れない夜はこんな夜は月の光さえ気休めにもならない街路灯のかすかな明かりが揺れてそして長い夜が始まる長い冬が始まる雪の気配とともにほらね 窓をかすめる初雪の影。
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