詩人:どるとる | [投票][編集] |
裏通りを歩けば
人ごみも絶え
落ち着いた
景観の中にある
安息と静観
センチメンタルな
気持ちに沈みそうな時にはあなたの声がなんだか
聞きたくなるんです
黄昏ている僕のこの瞳には素敵な色しかうつらない
燃えるような夕暮れはやがて闇にのまれ
静かな夜がやってくる
今日にさよなら
手を振って
長い坂道を下ったら
あなたの姿は見えない
また明日ね
明日会おうね
夜空の向こう側に
明日の片鱗が見える
センチメンタルな気持ちはカフェラテくらいに薄まって
僕はおだやかな表情で微笑むのさ
君もおだやかな表情で今ごろ笑ってる