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どるとるの部屋


[1906] 黄昏センチメンタル
詩人:どるとる [投票][編集]


裏通りを歩けば
人ごみも絶え
落ち着いた
景観の中にある
安息と静観

センチメンタルな
気持ちに沈みそうな時にはあなたの声がなんだか
聞きたくなるんです

黄昏ている僕のこの瞳には素敵な色しかうつらない

燃えるような夕暮れはやがて闇にのまれ
静かな夜がやってくる

今日にさよなら
手を振って
長い坂道を下ったら
あなたの姿は見えない

また明日ね
明日会おうね

夜空の向こう側に
明日の片鱗が見える

センチメンタルな気持ちはカフェラテくらいに薄まって

僕はおだやかな表情で微笑むのさ
君もおだやかな表情で今ごろ笑ってる

2010/10/11 (Mon)

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