詩人:どるとる | [投票][編集] |
星が降る夜に出会った
あの子はきっと運命のレディ
えくぼがリンゴみたいに赤くて
長い黒髪で目はまんまるで
まるでおとぎ話でいえばお姫さまみたいだった
君は僕の知らないことを知っていて
僕は君の知らないことを知っていた
だから知らないこと教えあったり教わりあったりした
容易には開かない窓を飛び出して
秘密の時間へ
君と過ごせる夜は
とても幸せだった
君の瞳に流れ星がいくつも光ってさ
素敵な物語をこの僕に届けてくれる
不思議と悲しくても笑っていられた
君がいてくれたから
君と過ごした時間はまるで
何かの物語のように
僕の小さなハートの中で輝いている
たったひとつだけ
流れ星の群れから
はぐれたおちゃめな星が一番光ってる
あれが僕らの思い出さ
ほら、あふれるほどの思い出さ。