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どるとるの部屋


[1916] 心が死んだ日
詩人:どるとる [投票][編集]


眠れない夜は寝たふりを押し通せば
誰もわからない
誰かには居心地のいい場所も僕には居づらいだけで
すぐ逃げたくなる

孤独という部屋に
僕はいつも閉じこもっているよ
僕の中の幸せの命日はいつだっけ?

たどり着いた真夜中に星はきらめいて
大きな月が窓の外に輝いている

無駄に生きてる
そんな気がする
生まれてから今日までの毎日をひとまとめにしたら心が死んだ日と呼ぶにふさわしいね

なぜだか生きたい
まだ生きていたい
生きて何をするとか
したいとかわからないけど 光見えないけど

心が叫ぶ
負けるな

だから僕は心の声にしたがって
歩き続ける
果てしないこの砂漠を
終わりのないこの宇宙を

今も…

そして今日も
夜が来てさ
何かくだらないこととかでちょっとでも笑えたら

なんてこと考えてる
多分そんな瞬間のために生きてる

幸せはいつもほんのちょっとした生活の隙間にある小さな笑顔

なんとなくわかる気がするよ
だからだから

明日も…。

2010/10/13 (Wed)

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