ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 鈍色ファンタジー

どるとるの部屋


[2034] 鈍色ファンタジー
詩人:どるとる [投票][編集]


鈍色に光る
物語がありました

お決まりの世界
悲しみがあって
喜びがあって
うんざりするほど人がいて
たまに晴れて
たまに雨降り
そんな世界

立場の狭さに
毒づいている
心の狭さに
首を捻ってる

さあ

のどを涸らして
歌うよ 鳥の声で
不思議な事など
何ひとつ無いけど
鈍色ファンタジー
ページ捲れば
広がるときめき

耳をすませば
ほらきこえる
誰かの素敵な歌
目をこらせば
ほら見えてくる
当たり前な景色の中にある素敵な何か

自分次第で変わるよ
それが世界なんです

つまらないと思えば旅に出ればいい
飽きたと思えば引っ越せばいい
金が無いなら
暇がないなら
つくればいい

さあ 御託は要らないよ

勇気を出してみて
踏み出す 勇気を

魔法のスニーカーで
闇の中へ 闇の中へ

未来へ行くのは
谷底へ踏み出す勇気と同じくらいこわいものさ

わかってるよ

だからこそ勇気を持って立ち向かえ

立ち向かうんだ!
弱音は吐いても
背中は見せるな!

妄想の中の王様よ
頭の中から飛び出して 一般ピープルにもどっても泣くんじゃないよ

きっと走り出せる
君が歩むべき道があり夢があり 活路がある

さあ 僕と君とこの素晴らしき世界の中で今始まる素敵な物語

さあ びっくり箱の中から飛び出すロマンス。

2010/11/07 (Sun)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -