並木道に吹く風と
置いてけぼりの切なさ
ロマンスが香り立つ夜
コーヒーカップからあがる湯気が瞳を曇らせるね
涙の雨が降る
あたたかい雨が降る
真夜中の声は
やがて優しい唄になる
夜明けを待って
静かに夢の中で
朝が来るのを
待っているよ
優しい唄に包まれて
僕はまた僕になる為
新しい世界を想像する
真っ白な紙の上に
自由に絵を描くように
醒めない夢に溺れている僕自身が僕自身を助け出すよ
ほら歩き出そうね
新しい明日へと
輝くだろう明日へ
優しさが生まれるとき 人は長い長い悪夢から目醒める。
2010/11/13 (Sat)