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どるとるの部屋


[2125] 恋桜
詩人:どるとる [投票][編集]


目を開いたら 春を待ち望む僕がいた
冬はとても寒くて切なくなるから
早く春よ来いと願う

舞い降りた雪に
手のひら
かざせば
芯まで
凍るよな
冷たさ ひやり

胸の中まで冬の色
桜のつぼみも凍えている

それでも春を待つ
来ることもない
待ち合わせ
待ち人は春です

僕は春に恋をしていたんだね
冬になると恋しさが一層増すんだね

恋桜。

2010/11/27 (Sat)

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