詩人:どるとる | [投票][編集] |
不安と期待
相対する光と影
出口の見えぬ日々
輝くのは
いつの日か
夢を見ることさえ
忘れかけて
瞬く間に過ぎゆく
土日など幻
モザイクをかけてよ
情けない自分に
消しちゃってよ
いらない記憶を
独りぼっち
佇む闇の中
目を閉じるだけ
それだけで
楽になれたら…
なんてことを考えてしまうほど今に絶望してるわけでもないのに全てが嫌になる時があるんだ
果てしない宇宙に
遠ざかる光
僕に手を振る僕
向き合う衛星
やがて背中を向けて
それぞれの守備位置にもどってゆく
今日も僕は真っ赤な夕日に涙を抑えきれずにいるよ
地団駄踏んでも
文句こぼしても
変わらないよ
僕たちの明日はどうなってゆくのだろう
僕たちの明日はどこへ向かうのだろうか
全ては踏み出したその時にわかることだ
さあ 行こう
いざ行こう
僕たちにしか
たどり着けぬ
明日へ 明日へ
プライドなんて武装ははずしちゃって
素っ裸で 行こう。