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どるとるの部屋


[2317] 涙の海
詩人:どるとる [投票][編集]


どこまでも
どこまでも
延びた道の上に
影を落として
僕はふるえながら
誰も待たない家に帰る 帰り道

途方もない
寂しさを
果てしない
むなしさを
抱えたまま
反省の色なんて見せないまま
僕は僕で
傷ついていく
たたかれていく

笑いたきゃ笑えばいい
僕の涙はやがて大きな海になるから
その海を泳いで
僕は涙に溺れて
潮騒がさわぐように

僕は明日という岸をめざしていく。

2011/01/04 (Tue)

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