灯台の光は届かない誰もいない闇の中僕はわがままに歌い続ける希望の唄すっかり汚れてしまった憧れをまだ握りしめたまま夜だろうと早朝だろうと歌っている希望の唄幸あれ幸あれ栄えあれ栄えあれむなしい声が口笛の矛先へと遠ざかってゆく灯台の光は気休めさ救いのない世界でただひたすらに歌い続ける希望の唄名ばかりの天使の唄天は我を見捨てた。
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