ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 今日も僕は僕だった

どるとるの部屋


[2341] 今日も僕は僕だった
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


何も変わらない
1日の中で
泣いたり笑ったりしてるだけで日は暮れて
あっという間に1日が終わる

大したことはできないし大したことをする気もないけど
ただひとつだけ
確かなことがあるんだ

わがままだけど
身勝手だけど

誰よりも
自分を大切にできる
今日も僕は僕だった

独りきりの夜
眠るまえに思ったよ
100%の自信を持って言えるよ
大丈夫、独りでも生きていける
僕の悲しみは僕だけにしかわからないさ
だからこそ、こんなにも強がれる

さあ
大海原へ漕ぎ出そう

船を漕ぐように
意識は遠ざかる

さよなら、さよなら
手を振る布団の中

電気が消えるように
夢に沈む刹那の安らぎ

大丈夫、独りきりでも
大丈夫、わがままでも

明日もまた僕は僕ならば

明日もまた僕でいれば

いくらだって笑えるから
いくらだってやり直せるから

おそれず前に進もう

自分で自分を励まして
無理せず歩いていこう

僕は僕で
変われるわけもないし変わる気もない
そんな僕のままで

生きていけばいい

それでいい
それでいいんだ。

2011/01/12 (Wed)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -