詩人:どるとる | [投票][編集] |
優しさだけじゃ
生きていけない
それでも僕は
優しくしたい
厳しいのは
好きじゃないから
あなたの心に降る
雨を止ませられないまでも弱まらせてあげられたらいいな
ひまわりのように
夏の熱い陽射しを浴びて元気に咲いて
それでもか弱い
白百合のような
あなたは僕の恋人
些細なことですぐ
ムキになるけれど
優しいあなたは
僕の全てさ
壊れた時計のように
時には僕だって薔薇のようにトゲトゲしい 花になるけど
大切なことはいつも胸の中にあるから
君が教えてくれるんだ
長い夢から覚めたら
目の前に君がいて
とぼけた僕がいるようになんでもない朝の1コマ
ぎゅっと抱きしめてくれる君のぬくもりが僕の中の薔薇を白百合に変えてくれるよ
飴色の夜明けと
目もくらむほどの
まぶしい朝に包まれて
笑う僕と君
幸せを絵に描いたような1日がここに咲いていた。