ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 流星群の夜

どるとるの部屋


[2378] 流星群の夜
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


なんだか眠れない夜
気を紛らすものも何もなくて
理由もないのに
眠れないのさ
どうせ明日は日曜日
まあ別にいいけど
何もやることがなくて時間持てあましてる

空を飾る 銀の星
父と母と離れて暮らす寂しさよ
アパートの窓ガラス越し いくつもの星が流れていった

願い事する 余裕もないけど 心の中で祈った

どうか、明日もいい日でありますように

僕はなんの迷いもなく願った

特別なことなんか
何もなくていいから

どうか、明日も何事もなく無事に終わりますように

夢のない人さ
それでも
満足さ

そんな流星群の夜

やがて安らかな
睡魔がやってきて
僕は夢の中へ
おぼれていくのさ

今夜もおやすみ

明日が待ち遠しいから
静かに目を閉じよう

お星さま おやすみ。

2011/01/22 (Sat)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -