詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕の目に映る世界は
少しずつ変わってゆくよ
新しくなるたび
古びてゆく何か
部屋の模様替えのように 世界もその様相を変えながら
変わりながら
君の目に映る世界も変わってゆく
君の目にはどんな世界が見えているのですか?
僕と同じ世界ならば
同じ感想を持つのかな
君が見ている世界は
きっと角度も見え方も違うから きっと
同じふうには見えないけど
僕の目には今
君が見えてて
君の目には今
僕が見えてる
これだけは確かだ
ふいに浮かんでくる
邪悪な気持ちも
粗悪な心も
君が包んでくれるというなら
僕の目に映る世界はたちまち鮮やかに染まるよ
君の目に映る世界へ連れて行って
薔薇色の世界へ
君の目に映る世界へ連れて行って
瑠璃色の未来へ
暗闇を抜けたところにある 光あふれる朝へ
連れて行って
連れて行って
愛という 簡単な
名目を 携えて。