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どるとるの部屋


[2476] 青春のかけら
詩人:どるとる [投票][編集]


死ぬまで人なんて
愛さない
そう思っていたのに
ある日突然どうしちゃったんだろう
雷にうたれたような衝撃とともに胸の中に生まれた切なさひとつ

君が好きなんだ 誰より 何より
はじめて出会ったときからずっと止まらないこの胸の高鳴り

どうしてだろう
伝えたいのに
届けたいのに
臆して何ひとつ
できない
僕がいたよ

今は懐かしいかがやく青春のかけら

僕の胸の中に今でも突き刺さって抜けないよ

君は今 どこで何をしているのかな
幸せですか?

だとしたら 不思議なんだ 心から喜べるようなちょっと残念なような気持ちです

心から君を好きだったから

これからもきっと忘れることのない
青春の古びた記憶

甘酸っぱくて
ちょっと切ない

今だから懐かしく思える青春のかけら

君のくれた小さな笑顔が記憶からだんだん消えてゆくのを望んでるような望んでいないような
不思議な気持ちで何度も君を思い出すだろう

今は懐かしいかがやく青春のかけら

やっぱり幸せでいてほしい
そう願う僕の心にはもう迷いはなかった

心の中に残る君の思い出に手を振るよ

さよなら バイビー
僕の青春のかけら。

2011/02/16 (Wed)

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