詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
数分進んだ時計を伏せて裏にして 自由になったつもりで手ぶらで出かけた夕暮れ
行き先なんかもとから決めてないけど
自転車に乗って
前かごには
希望を積んだ
もう日も落ちるっていうのに 今ごろどこへ行くというの?
ちょっと どうかしていたよ
だいぶ どうかしていたよ
僕は君のこと 何もわかってなかった
ちょっと 整理してくるよ 頭の中
ちょっと 風にあたってくるよ
僕は君のこと 深く傷つけたから
嘘でごまかしても
言い訳で繕っても
やっぱり
ふたりの愛は
本物だから
また、何度でも
素直になれる
ドアを開けたとき
君が泣きそうな顔でもう こんな辛い日々やめにしようってこぼしたから
僕は頷いたんだ
ちょっと明るく今夜の晩御飯は何?って聞いたよ
そしたら君も冗談っぽく わたしです
なんて言ったんだ
僕はいつも君を思ってて
君はいつも僕を思ってくれる
それだけで男と女は幸せになれてしまう
それだけで僕と君は明日を信じられる
だから何度でも
すれ違おうとも
何度でも 素直になって 互いに頭を下げられるよ
僕は君を思わない日はないよ
君は僕を思わない日はないのかな?
それでもたまには喧嘩してしまうのは
僕らが男とか女だとかいうまえにひとりの人間だからさ
だけどわかってるのは僕も君も人間だけど 愛し合う者同士だってことだ
いつも僕は君を思ってて
いつも君は僕を思ってくれる
それだけで ただそれだけで愛は生まれる
それだけで ただそれだけで生きていこうと思える
いつも僕は 君に救われて
いつも僕は 君に愛されて
僕は君に精一杯の思いを伝えています
不器用だけど 笑ってくれる君が優しすぎるのか わからないけど
ありがとう
愛してるよ
いつも僕は君を思ってるよ
ただそれだけで 強くなれるんだ
今夜も尽きることのないお話会が始まる。